[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25677 // 時刻: 2024/11/23(12:56)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
11877. Re: おお!秋男さん、こんばんわ&まだ見ぬShinさんへ
お名前: shin
投稿日: 2003/3/4(12:41)
------------------------------
秋男さん、バナナさん、こんにちはハハハ・・・。疲れ気味ー。shinです。
バナナさんは掲示板でははじめてでした。よろしくお願いします。
お二人を含めたご活躍、草葉の陰から頻度だけ拝見してます。
タイトル見てるとなんちゅーか、毎日がハレやね。掲示板のにぎやかさがま
ぶしゅうて。えろう、ハイやねー。
おめでとう、いわなならんことばかりあったようでしたが、すんません。こ
こで、まとめておめでと、いわしてもらいます。
>それでようやく本題に入るのですが、こういう話題はshinさんがお詳しいので
>はないかと思うのです。
>なんとかネタを吐かせたいものです。(失礼。。。)
〉おお!ぜひぜひshinさん、登場お願いします。
おう、いきなりなんの脈絡もなくなんやねん(笑)。ワイの昼休み、どない
してくれんねん。
僕はいまはサルしかしらんねん。吐くようなネタなんてないんやで。そら、
買いかぶりすぎや。ちょっといま疲れ気味やさかい、しばらくまってや。
ところで野生のゴリラがハミングするって知ってました?
ヨーロッパ民謡みたいな感じのメロディーを即興でハミングするらしい。森
の中で聞くと、人間がハミングしているのかと思うくらいにうまいゴリラもい
るそうです。これはすごい驚きだった。聞いてみたいなあ。
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: ウサキチ
投稿日: 2003/3/4(21:39)
------------------------------
shinさん、はじめまして。ウサキチと申します。
〉 僕はいまはサルしかしらんねん。吐くようなネタなんてないんやで。そら、
〉買いかぶりすぎや。ちょっといま疲れ気味やさかい、しばらくまってや。
〉 ところで野生のゴリラがハミングするって知ってました?
〉 ヨーロッパ民謡みたいな感じのメロディーを即興でハミングするらしい。森
〉の中で聞くと、人間がハミングしているのかと思うくらいにうまいゴリラもい
〉るそうです。これはすごい驚きだった。聞いてみたいなあ。
サルの話に、思わず反応してしまいました。
東南アジアのジャングルに住むテナガザルの一種の話ですが(なんとかテナガザル)
彼らは一夫一婦制を堅持し、生涯添いとげるそうです。そ・し・て
夫ザルが妻ザルに美しい歌声で呼びかけるのを、私はTVで観ました。
それは、こんな歌です。
♪ソ〜ミソソ〜〜・ソソ〜〜・ソソ〜〜〜(ドレミ音記)
いたく感動しました、忘れられません。美しい歌声、美しい夫婦愛。。
「ああ夫よ、今宵も聴かせてよ、愛の調べ」
と、妻ザルが思っているのかどうか、歌うのはオスだけなのか、よく分かりませんが。
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: shin
投稿日: 2003/3/5(11:59)
------------------------------
はじめまして。ウサキチさん、よろしくお願いします。shinです。
>サルの話に、思わず反応してしまいました。
>東南アジアのジャングルに住むテナガザルの一種の話ですが(なんとかテナガ
ザル)>彼らは一夫一婦制を堅持し、生涯添いとげるそうです。そ・し・て
>夫ザルが妻ザルに美しい歌声で呼びかけるのを、私はTVで観ました。
>それは、こんな歌です。
>♪ソ〜ミソソ〜〜・ソソ〜〜・ソソ〜〜〜(ドレミ音記)
>いたく感動しました、忘れられません。美しい歌声、美しい夫婦愛。。
>「ああ夫よ、今宵も聴かせてよ、愛の調べ」
>と、妻ザルが思っているのかどうか、歌うのはオスだけなのか、よく分かりま
せんが。
へぇーっ。なんか高度なコミュニュケーション能力を持っていそうですね。
私はその番組は見たことがないのでわからないですが、それはひょっとしたら
類人猿に分類されているシロテナガザルかもしれませんね。同じ仲間にゴリ
ラ、チンパンジー、オランウータン、ボノボがいますから・・・・。
しかし・・・。類人猿をはじめとする霊長類の世界はすごいですね。
この前、グドールさんのIn the Shadow of Manという本を読んだのですが、
これはすごかった(私には、ですが)。叩きのめされます。彼女もつい、チン
プに感情的になってしまったりもしているのですが、チンプの世界にすごく愛
情をもっているんですね。
断片的に聞いり読んだりしたことがあったとはいえ、観察記録を読んだのは
(まして原書は)はじめてなので、つい、この世界ははまってしまいそうで
す。
いまは、マウンテン・ゴリラの研究にものすごい飛躍をもたらした、フォッ
シーさんの本を読もうか、読むまいか迷いつつ覗いているところです。なん
せ、この人もすごい人です。
もし、霧深い熱帯林から、突然、ボブ・サップよりもでかくて、機敏な奴
(シルバー・バック)がいきなり現れて本気で突進してきたら男でも圧倒され
ますよね(死んだり怪我した人もいるそうですし、同じ時期にゴリラ研究をや
ろうとした日本隊はついに敗退・挫折してしまったそうです)。そういうゴリ
ラの社会の中に入りこんで観察できるようにしてしまった人なんです。
因みにマウンテン・ゴリラでは同性愛がはやった?ことがあるそうです。
すごいのは(前も書いたことがあるのですが)二人とも女性で、基本的に単
独で観察している(グドールさんの場合、すすめに従って最初の数ヶ月はお母
さん!−これもすごい−とフィールドに入ったそうです)。しかも、いわゆる
動物学のようなアカデミックなバック・グラウンドなしの人たちなんです。グ
ドールさんは秘書になるための学校をでた人、フォッシーさんはセラピスト。
この二人を抜擢したリーキーさんという親分の眼力がすごいんでしょうね。
1960年前後の話ですから。あの当時、アフリカのフィールドに放り込んで
しまうのですから。
フォッシーさんは最後は悲劇に見舞われてしまいますが、とにかく圧倒され
ます(インパクトは弱かったのですがシガニー・ウィーバーがフォッシーの役
をやった映画を見たことがあったのです)。
同じ頃の日本隊の軌跡もあわせて読むと、本当に壮大なドラマですね。これ
は。
類人猿社会のドラマであると同時に、類人猿+ヒト研究を開拓した日英米の
パイオニアたちのドラマです。
日本のほうもすごく意外な人が絡んでいるんですよ(名鉄の副社長とか、戦
後初の大蔵大臣とか)。これは立花隆の「サル学の現在」を読むと簡単に触れ
られています。しかし、すっげー。これは本当にすごいと感動してしまいま
す。
卒業生の広場で書くべき話でしたね・・・。
ウサキチさん、へんな話にそれてしまいすいません。
------------------------------
shinさん、とってもおもしろい!
掲示板の書き込みだということを忘れて読みふけりました!
ありがとー!
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: ウサキチ
投稿日: 2003/3/6(10:53)
------------------------------
ウサキチです。
shinさん、たいへん面白いレスをいただき、どうもありがとうございました!
テナガザルって類人猿だったのですね。
私も書き込み後、いろいろネットで調べてみましたが
どうやら私がTVで見たのは、”フクロテナガザル”だったみたいです。
喉に大きな共鳴袋を持ち、家族で暮らしている。
ジャングルに響きわたる歌声でテリトリーを主張し、
かつ、家族の居場所を確かめ合ったり、合唱などもするらしいです。
(動物園でも、お騒がせの人気者だとか、神秘性が薄れてチトがっかり・・
ロマンチックやったのになあ・・)
というわけで、いつかぜひゴリラのハミングを聴いてみたいものですねー!
CERを読みつつ、サルにも興味がでてきたウサキチでした。
------------------------------
ウサキチさん、shinです。こんにちは。
〉テナガザルって類人猿だったのですね。
私もへえぇという感じでした。
〉というわけで、いつかぜひゴリラのハミングを聴いてみたいものですねー!
ほんとですね。
それと、これも「サル学の現在」にでていたのですが・・・。
ゴリラにもいくつかの音声があって、例えば、「おまえは誰?」というよ
うな意味の音声があるらしいのですが、人間がまねすると、例え下手でも
「おまえ、発音うまくないなあ」という表情をしつつ、こちらを見て反応す
るらしいですね。
ほほえましかったのは、研究者が森で雨宿りしていると、後からゴリラが
入ってきて、いつの間にか二人?とも寝てしまい、気づいたらと研究者がゴ
リラにもたれかかって寝ていたなんていうこともあったんだそうです。
まるで「となりのトトロ」の一シーンを思わせるような感じですね。
もっともこちらの「トトロ」は寝る前に植物を食べながらしょっちゅうお
ならをしてたそうで、ロマンチックでないことおびただしいですが(笑)。
チンパンジーのほうは、グドールさんも財団をつくったり、日本の研究者
もチンパンジーを生き物として世界遺産に登録しようという運動をしたりし
ているようですが、ゴリラはそれにくらべると生息地の状況が危機的な感じ
のようですね。
その意味では、フォッシーさんの記録は、ちょうど、「ゲド戦記」の著
者・グウィンのお母さんが著した「イシ−最後の北米インディアン」(人類
学者のお父さんが亡くなった後に、お母さんがまとめたらしい)なんかと同
じ記録になってしまうのではないかと、やや切なくなり、読むのを躊躇して
しまいます。
私は自然保護主義者というわけではないですが、そういうことを知ると、
もうちょっとどうにかならんものかと思ってしまいます。
〉CERを読みつつ、サルにも興味がでてきたウサキチでした。
動物たちの世界というのは、霊長類に限らず、これからもすごい発見があ
るかもしれませんね。