[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25677 // 時刻: 2024/11/23(17:42)]
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お名前: jun http://members.jcom.home.ne.jp/j-miyaza/
投稿日: 2003/2/1(12:31)
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たびぼんさん、こんにちは。
わたくしも50万語をこえた辺りからGRが面白くなくなってほとんど読まなくなってしまいました。
GRだけを読んでいたときは全然つまらないとは思わなかったんです。
でもぼくの場合はダールを読んでからGRが本当に無味乾燥という感じになって急にいやになってしまいました。
GRがそういう感じになるのは、書いているのが二流のひとで「お仕事」として書いているからじゃないでしょうか?
GRのなかでもOxford の Factfiles シリーズがそれなりに読めるのは、それを書いているひとが、たとえばロンドンについてなら最低これだけのことは読者に知ってもらいたいということがあって書いているからではないかと思います。でも、フィクションの場合には、なんとか最後まで読者の興味をストーリーでどうひっぱっていくかということが主で、自分がどうしてもそこで書きたい伝えたいということがほとんどないんじゃないかという気がします。
〉いま考えると、MTHのあとは軽いスランプ状態だったのかも知れません。持ち直したのは、CERの「Jojo's Story」を読んでからです。これは良いですね(ちょっと重いけど)。
これはわたくしも読みましたが、書いているひとがこの話を書きたいと思って書いているという感じがしました。それで面白いのでないでしょうか?
ここに参加しているかたの多くが児童書に走るのは、児童文学の分野で名をなしているひとというのはやはり一流の人だからだと思うのです。一流のひとの作品は二流のひとのより面白いといういたって当たり前のことだけなのではないかなという気がします。
この多読システムはきわめてすぐれたやりかただと思うのですが、最大の難点は一流のひとが書いた大人のためのやさしい本が少ないということかと思います。
一流の文学者が書いた子供のための本は大人が読んでも十分に楽しめるということはあると思うのですが、やはり子供むけを本を何十冊も読むというのはつらいものがあります。
それでわたくしもだんだん読むものがなくなってきて、無謀にも普通のPBに挑戦し、10〜20ページ読んで「あかん! わからん!」と抛りだすということを5〜6冊くりかえして、今スランプ&停滞状態になっております。ダールの「Boy 」を読んでようやく少しペースがもどりましたが、大人が十分楽しめるやさしい本がたくさんあればいいなと切実に思っております。
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junさん、こんにちは!
〉 この多読システムはきわめてすぐれたやりかただと思うのですが、
最大の難点は一流のひとが書いた大人のためのやさしい本が少ない
ということかと思います。
その通りですね。
そこに日本の英語教育の矛盾が出ていると思います。
いい「大人」が「やさしい」本を読まなければならない!
ま、しかし救いは児童文学にも、絵本にも、大人が何度読んでも
たのしい、おもしろい味わい豊かな作品があることでしょう。
考えてみれば当たり前のことで、大人が作っているのですから、
「子ども向きに」と手を抜いていない限り、大人が読んで
満足できるはずですよね。
子どもには大人向けの本は楽しめなくても
(ガリバー旅行記みたいな例外はありますが)
大人には子ども向けの本も楽しめる!
これをたよりに、大人のぼくたちもやさしい本を楽しんでいきましょう。