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Martian Chronicles,The | ||||||
Ray Bradbury | ||||||
この本を購入する |
YL(平均) | 7.5 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | |
総語数 | 63,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/Bantam USA,
種類/一般,
ジャンル/Fiction:SF,
総ページ/181ページ,
メディア/書籍:ISBN 9780553278224(0553278223),
言語/English,
価格/ ,
サイズ/,
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg,
装丁/ペーパーバック,
主対象年齢/ , 初版発行年/1990, 備考/YL7.0-8.0 |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:火星年代記 備考:レイ・ブラッドベリ著 小笠原豊樹訳 早川書房 1979 |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):7.5 ~ 7.5 |
黄金の'50年代SFを代表するレイ・ブラッドベリの「火星年代記」。すで古典の味わいがする。 人類が火星に進出する1999年から、2026年までのそれぞれの時代の火星の姿を中心に、時に地球での出来事を描く一話完結の短編が積み重なる。全てを読み終えたとき、全体が渾然一体となって美しい叙事詩を奏でていることに気づかされる。 詩的な美しさをたたえた短い章がはさまるが、ここを難しいと感じる人がいるかもしれません。 原住民の住む土地を植民地化した歴史上の出来事を彷彿とさせる話もあれば、未来の焚書を描いた、のちの「華氏451℃」(書籍が燃える温度だそうです)に通じる話、ポーの「アッシャー家の崩壊」へのオマージュ等々、小品が並ぶ。 火星への有人ロケットの打ち上げが1999年なのはご愛敬。(shin) |