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Beautiful and Damned,The | ||||||
F.Scott Fitzgerald | ||||||
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YL(平均) | 3.6 |
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お薦め度(平均) | ★★★★ |
シリーズ名 | Macmillan Readers |
総語数 | 12,000語 (出版社提供) |
その他詳細項目 | |
出版社/Macmillan ELT,
種類/GR(ELT),
ジャンル/Fiction:Fiction,
総ページ/ページ,
メディア/書籍:ISBN 9780435272296(0435272292),
言語/ , 価格/ , サイズ/, 縦mm× 横mm 厚みmm 重さg, 装丁/ハードカバー, 主対象年齢/ , 初版発行年/ , 備考/ |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★ 読みやすさレベル(YL):3.6 ~ 3.6 |
20世紀初頭、ヨーロッパ帰りの青年Anthony Patchは母親の遺産のおかげで定職にも就かず、ニューヨークの上流社会でパーティに明け暮れる生活を送っている。作家を志すと富豪の祖父には説明するが、この祖父からもいずれ莫大な遺産が転がり込むことをあてこんでいるのだ。Anthonyは友人の紹介でやはり裕福な育ちの娘である美人のGloriaと知り合い、やがて結婚する。多少の執筆はするものの金を使うことしか知らないAnthonyと、年齢より若く見え、年をとることを何より恐れるGloriaは、あいかわらずパーティにばかり精を出す。二人の享楽的な生活を知ったAnthonyの祖父は怒ってAnthonyとは顔をあわせるも拒否するようになり、間もなく死ぬ。残された祖父の遺言は、遺産の一部を秘書に送り、残りを全額慈善団体に寄付する内容に変わっていた。遺産相続の権利を主張すべくAnthonyは裁判を起こすが、裁判の不透明な進行と平行して、次第に酒びたりの生活へと落ちていく。手持ちの遺産を切り売りする中で、Gloriaとの愛情も質を変えていくのだった・・・。
後半に遺産をめぐる裁判が出てきますが、いわゆる法廷闘争ものとは異なり、ニューヨークの上流社会の人々の退廃的なムードが |