母親は、巫女さんみたいな立場にあるんでしょうか?
特定はしていませんが、何か、重要な職?についているようです。
子ども達を儀式を通して、人間が動物の一種であることを知る、
人間が世の中を支配しているのではなく、動物が支配しているのを知らしめる役割をしていると思います。
途中の鹿の動物描写は、面白かったです。
鹿の生態を初めて知りました。
奈良の鹿も、泳ぐのでしょうか?聞いてみたいですね。
この辺は、かわいいと思いました。
しかし、話そのものが儀式であるため、主人公は危険に会うようになっていきます。
オオカミに追われるのです。
で、最後に・・・・。
思うんですが、オオカミ側にも子どもがいたら面白くなったのではないでしょうか?
動物の生態を書いているまでは、星5なのですが、儀式も含めると、星3くらいでしょうか?
みなさん、書いているように、何これと思います。ある意味、読み損かも。
関係ありませんが、ジャングルブックの主人公は、何であんなに子分?がいたんでしたっけ?
ゴリラと、相撲とって、勝ったからでしたっけ?
それはそうと、作者の人、鹿と寝たことあるでしょ
最初、全然意味がわからず読んでました。が、わかってから...
怖い、怖すぎます。なんか途中で気持ち悪くなってきましたが、引き込まれて一気に読んでしまいました。
でもラスト、もう少しどうにかして欲しい!
とけなしているようですが評価は5です。
なんかElementary Setは怖い話ばっかりじゃないですか?
ほのぼのした話が読みたい...
最初sharの意味が分からなかったのですが、途中で納得。
分かち合いの儀式・・・なんともエグイネーミングですね。
少年の1人称がとても読みやすかったです。
ただラスト1pがね・・・。
なんだか微妙なラストですね・・・。
主人公の少年がどうなるのかとハラハラしながらページをめくったので、一瞬「え?」っとなりました。
まぁ、はっきり書かないほうがこの場合はよかったのかなと。
しかし最後の母親のコメントは・・・一体なんなんだー!!
結局この母は最後まで息子のことを理解できなかったのね・・・。
主人公の少年が迷いながら鹿の家族のために頑張るのが健気で面白かったー。
彼の一人称がすごくイキイキとしていて、物語に引き込まれてしまいました。
それだけにラスト1頁は残念。
リチャードが暮らす未来には車も大都市も工場も無い。人々は大自然のなかで、大きな壁で自分たちを囲み暮らしていた。
この村では12歳になると『分かち合いの年』と呼ばれる動物と一緒に暮らす通過儀礼があった。半数が死に、帰ってこない儀式が。
自分の息子にそこまでの義務を課さなくてはならない未来にぞっとしました。
ラジオで儀式に出た子供たちの全てを記録しているというのも、なんだかなぁ。
村に戻らず自ら選んで鹿とともに暮らすというラストを想像していただけに、最後の1頁は「ここまでするか!」と思いましたが、中途半端にハッピーエンドにするのよりもいいのかも。
作者が言いたかったことは、何となくわからないではないのですが
12歳の少年が過酷な環境に強制的に放り込まれるという設定は
生理的に受けつけることが出来ませんでした。
Sharingという言葉の響きが、ちょっとエグく思えました。自分自身、The Year of Sharingには絶対耐えられない自信があります。
人間の存在意味が西洋と東洋で大きく違っているようですね。根っこの思想が、良くわかりません。
最初から極めて難解なお話だと感じました。私のカチカチに凝り固まった頭では、この設定世界を思い浮かべ理解することが苦痛にさえ感じてきました。途中で流れがわかるようにはなるものの、一体この設定というのは何なんだろうか?という点をどうしても克服できず最後まで至ってしまいました。イラストが更にその状況を悪化させ読んでいてもイライラが募るばかり...。そもそもタイトルの「The Year of Sharing」の意味がわからない...。表紙のデザインも今もって理解できない...。せめて、主人公が姿形もdeerに変身してしまう設定の方がまだ理解できる???ってあまり書いているとこの本の理解度が如何に低いかがばれてしまうのでこのへんで(^^;この本は、私にとってOBW2の7冊目になりますが、初めて出会った大きな壁になりました。順調に来ていただけに落差も大きく気分も意気消沈。実のところお薦め度については、本心は▲をつけたいところ。でも、皆さんの評価があまりに高いので...そうする勇気もなく...。う~ん鬱な気分...。それにしてもまいりました。明日からまた気を取り直して頑張りたいと思います。
読んだ次の日にタイトルをもう一度見て、やっと作者の言いたかったことが分かったような気がします。
①家族の愛情は動物もヒトも皆同じ
②強いものが生き残るのが自然の掟(おきて)
というようなことが言いたいのかな?と理解しました。
■シカの家族と暮らしている部分について★★★★★
ずいぶん鹿の気持ちが分かる人だなあ、と感心した。家族との交流がよく描かれていて、気持ちが伝わってきた。シカのお母さんが言うセリフは1種類なんだけど、愛情は伝わるところが、親として反省させられた。
最初の一章は???だったんですが、途中から分かりやすくなりました。
最後まで読んで、もう一度、1章を読むと”なるほど、そういうことね!”と理解できました。
話自体は、人間は自然の一部であるということを教えてくれています。
”人間は自然を征服・支配しなければならない”とやっぱりいまだに思っているのかな?