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Shakespeare Stealer, The | ||||||
Gray Blackwood | ||||||
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YL(平均) | 7.5 |
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お薦め度(平均) | ★★★★ |
シリーズ名 | |
総語数 | 47,777語 (出版社提供) |
その他詳細項目 | |
出版社/その他,
種類/児童書/Teens向,
ジャンル/Fiction:人間もの,
総ページ/216ページ,
メディア/書籍:ISBN 9780141305950(0141305959),
言語/English,
価格/ ,
サイズ/,
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg,
装丁/ペーパーバック,
主対象年齢/ , 初版発行年/1998, 備考/邦題:シェイクスピアを盗め |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:シェイクスピアを盗め! 備考:ゲアリ-・ブラックウッド著 安達まみ訳 白水社 2001.1 |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★ 読みやすさレベル(YL):7.5 ~ 7.5 |
400年前のロンドンを舞台に、主人公の少年Widge君が、当時大人気の芝居「ハムレット」の台本を盗むことになってしまうのですが、話が予想外の方向に。「笑い」「友情」「涙」「意外性」と楽しい本の要素はすべて揃っており、実際にストーリーは非常に面白いです。話の内容だけだったら★5つは確実です。
残念なのは英語がちょっとだけ難しいこと。古風な表現がところどころ出てくるのと、全体的にユーモアたっぷりの語り口なのですが、比喩的な表現が使われていたりして、英語を少し難しくしています。これに加えて主人公のWidge君は地方出身なので、方言まる出しのセリフで、最初のうちはちょっと読みにくいです。Widge君も、田舎者と思われるのがいやなので、できるだけ標準英語をしゃべろうと努力はするのですが、ときどき、ぽろっとお国訛りが出てしまいます(このあたりも面白い点ではありますが、やはり読みにくい)。 分からない表現は情景描写等が多いので、ばんばん飛ばしても平気だし、Widge君のしゃべりも中盤あたりまで読み進む頃にはすっかり慣れてしまいます。ハリーポッターがすいすい読めるレベルの方にはお薦めの1冊です。(レモン) |