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SSS英語学習法研究会

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SSS●Review
登録者:[ レモン ] 更新者:[ 699分の1 ] 登録日時:04/04/15 00:00:00 /更新日時:07/03/08 10:16:50
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Snake-Stone, The
Berlie Doherty
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YL(平均) 6.5
お薦め度(平均) ★★★★
シリーズ名
  
総語数 35,820語 (出版社提供)
その他詳細項目
出版社/その他, 種類/児童書/Teens向, ジャンル/Fiction:人間もの, 総ページ/166ページ, メディア/書籍:ISBN 9780140383928(0140383921), 言語/English, 価格/  , サイズ/, 縦mm× 横mm    厚みmm 重さg, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/
, 初版発行年/1995, 備考/
音源 [音源情報はありません]
邦訳 タイトル:アンモナイトの谷
備考:バ-リ-・ドハティ著 中川千尋訳    新潮社  1997.12
映画・ビデオ化 [映画・ビデオ化情報はありません]


 書評委員のお薦め度★★★★    読みやすさレベル(YL)6.5 ~ 6.5
主人公の少年Jamesは生まれてすぐ養子に出されたため、実の両親のことは何も知らない。水泳の飛び込み競技の練習に打ち込んでいるJamesだが、コーチとしての父親の厳しさや、飛び込み競技にはあまり関心が無いように見える母親の態度に、何か満たされないものを感じている。ある日Jamesは自分の赤ん坊の時の服といっしょに、妙な形をした石(Snake-Stone)と紙の切れ端を見つける。その紙には「Sammyをよろしく」と書かれていた....
Jamesの話と並行して、Jamesの実の母親の話が少しずつ語られて行き、終盤では驚くべき真実が明らかになります。Jamesは実の母親に望まれること無く、この世に生まれてきたのか? 自分は誰にも愛されず、ひとりぼっちなのか?
テーマは少し重いですが、文章が暗く沈んでいるということは無く、読後感は悪くありませんでした。少年Jamesの自分探しの旅を通じて、家族のあり方も問われる1冊です。(レモン)

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