ヘルプ |
Snake-Stone, The | ||||||
Berlie Doherty | ||||||
この本を購入する |
YL(平均) | 6.5 |
---|---|
お薦め度(平均) | ★★★★ |
シリーズ名 | |
総語数 | 35,820語 (出版社提供) |
その他詳細項目 | |
出版社/その他,
種類/児童書/Teens向,
ジャンル/Fiction:人間もの,
総ページ/166ページ,
メディア/書籍:ISBN 9780140383928(0140383921),
言語/English,
価格/ ,
サイズ/,
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg,
装丁/ペーパーバック,
主対象年齢/ , 初版発行年/1995, 備考/ |
|
音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:アンモナイトの谷 備考:バ-リ-・ドハティ著 中川千尋訳 新潮社 1997.12 |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★ 読みやすさレベル(YL):6.5 ~ 6.5 |
主人公の少年Jamesは生まれてすぐ養子に出されたため、実の両親のことは何も知らない。水泳の飛び込み競技の練習に打ち込んでいるJamesだが、コーチとしての父親の厳しさや、飛び込み競技にはあまり関心が無いように見える母親の態度に、何か満たされないものを感じている。ある日Jamesは自分の赤ん坊の時の服といっしょに、妙な形をした石(Snake-Stone)と紙の切れ端を見つける。その紙には「Sammyをよろしく」と書かれていた....
Jamesの話と並行して、Jamesの実の母親の話が少しずつ語られて行き、終盤では驚くべき真実が明らかになります。Jamesは実の母親に望まれること無く、この世に生まれてきたのか? 自分は誰にも愛されず、ひとりぼっちなのか? テーマは少し重いですが、文章が暗く沈んでいるということは無く、読後感は悪くありませんでした。少年Jamesの自分探しの旅を通じて、家族のあり方も問われる1冊です。(レモン) |