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Inferno | ||||||
Dan Brown | ||||||
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YL(平均) | 8.5 |
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お薦め度(平均) | ★★★★ |
シリーズ名 | |
総語数 | 149,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/Doubleday,
種類/一般,
ジャンル/Fiction:Fiction,
総ページ/ページ,
メディア/書籍:ISBN 9780385537858(0385537859),
言語/English,
価格/2,380 YEN,
サイズ/,
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg,
装丁/ペーパーバック,
主対象年齢/大人,
初版発行年/2013,
備考/ |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル: インフェルノ 備考:ダン・ブラウン著 越前敏弥訳 KADOKAWA 2013 |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★ 読みやすさレベル(YL):8.0 ~ 9.0 |
おなじみ、ハーバードのLangdon教授が活躍するミステリーです。
ある日、Langdonは、フィレンツェの病院で目覚めますが、ハーバード校内を歩いていた記憶しかなく、なぜ自分がフィレンツェに居るのか、なぜ頭に傷を負っているのかわかりません。しかし、ほどなく女殺し屋が侵入し、彼の主治医を射殺、しかし彼は、美人女医Siennaの機転で、病院を脱出します。Siennaのアパートで、Langdonは、自分の上着に、Cylinder tubeが埋め込まれており、これが投影機になって、ダンテの新曲地獄篇を題材にした、ボッティチェリの「地獄の見取り図」を映し出します。しかし、この絵には、いくつかの改変が加えられており、これが暗号になって、彼らの逃亡先を示します。 一方、謎の天才生物学者Zoblistは、謎の組織Consortiumに恐るべき依頼をしています。彼は、人口爆発問題でWHO総裁のShinskeyと深刻に対立し、監視対象になっています。 暗号に従い、ボーボリ庭園からヴァサーリの回廊、ベッキオ宮、洗礼堂と逃亡を続け、さらにヴェネチア、イスタンブールと舞台は展開します。しかし、途中で、誰が味方で誰が敵か、どんでん返しが連続し、カオスになってきます。 イタリアやトルコの美術、彫刻、キリスト教に関する薀蓄が、多くのページを占めます。従って、単語のレベルはやや高いです。 薀蓄を楽しめれば、これ以上楽しい本は無いでしょうが、イタリア美術などに興味なければ、冗長かも知れません。 |