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Fever 1793 | ||||||
Laurie Halse Anderson | ||||||
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YL(平均) | 5.5 |
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お薦め度(平均) | ★★★★ |
シリーズ名 | |
総語数 | 49,808語 (出版社提供) |
その他詳細項目 | |
出版社/Simon & Schuster,
種類/児童書/Teens向,
ジャンル/Fiction:Fiction,
総ページ/251ページ,
メディア/書籍:ISBN 9780689848919(0689848919),
言語/English,
価格/ ,
サイズ/,
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg,
装丁/ペーパーバック,
主対象年齢/ , 初版発行年/2002, 備考/ |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:黄色い気球 備考:ローリー・ハルツ・アンダーソン著 赤尾秀子訳 |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):5.5 ~ 5.5 |
1793年夏、フィラデルフィアを黄熱病が襲った。アメリカの公衆衛生史上、今も最悪の事件として記憶されるこの疫病は、わずか3ヶ月で当時の人口5万人の、10%にあたる5000人もの犠牲者を出した。これは史実をベースに、一人の少女を主人公にしたフィクションだ。
1793年、マティルダは母が経営するコーヒーショップの2階に、祖父と母の3人で暮らしていた。16才のマティルダは、まだまだ大人になりきれず、母の小言にうんざりすることもしばしばだが、平穏な毎日を送っている。独立宣言が調印された舞台でもあるフィラデルフィアは、当時から大都市だった。その街を黄熱病が襲う。 病は瞬く間に感染し、たちまち多くの犠牲者がでて街は騒然となる。感染源もわからず、確たる治療法もない中、裕福な人々は街を捨て郊外へ逃れる。そして遂にマティルダの母が発熱する。娘に感染するのを恐れた母親は、自分は街に残り、嫌がるマティルダを祖父とともに避難させるのだが、母と別れたマティルダは次々と過酷な出来事を経験することになるのだった。 200年前のフィラデルフィアにタイムスリップし、主人公と一緒に伝染病の恐怖を体験しているような気にさせる小説だ。 黄熱病は蚊を |