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SSS英語学習法研究会

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SSS●Review
登録者:[ admin ] 更新者:[ プリン ] 登録日時:04/04/15 00:00:00 /更新日時:07/07/15 19:05:32
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When Marnie Was There
Joan G. Robinson
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YL(平均) 5.5
お薦め度(平均) ★★★★
シリーズ名
  
総語数 70,000語 (概算)
その他詳細項目
出版社/その他, 種類/児童書/Teens向, ジャンル/Fiction:人間もの, 総ページ/284ページ, メディア/書籍:ISBN 9780007104772(0007104774), 言語/English, 価格/  , サイズ/, 縦mm× 横mm    厚みmm 重さg, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/
, 初版発行年/
, 備考/
音源 [音源情報はありません]
邦訳 タイトル:思い出のマ-ニ-(上 下) 新版
備考:ジョ-ン・ロビンソン作 松野正子訳   岩波書店  2003.7 岩波少年文庫
映画・ビデオ化 [映画・ビデオ化情報はありません]


 書評委員のお薦め度★★★★★    読みやすさレベル(YL)5.5 ~ 5.5
邦題「思い出のマーニー」:みなしごAnnaの物語。心を開かず、何も感じない、友達もいらない。そんなAnnaを心配したおばさんは彼女を海辺の村へと送り出します。そこでAnnaは、不思議な女の子Marnieと出会うのです。やっと人に心を開いたAnnaでしたが、ある日Marnieがいなくなって…? 読んでいるうちに、なにが現実なのか分からなくなってきますが、それこそAnnaの心。真実が分かっていく過程で、Annaに感情移入し、一緒にどきどきしてしまうこと間違いなしです。おすすめ!(けろり)

<レビュー>

■ この書籍には5件のレビューがあります
1. お薦め度:★★★★★  YL:6.0  やっぱり、好き!
 投稿者:プリン  2007/07/15 19:05:32

子育て中、まだ子供たちが小さかったころ邦訳を読み、大好きだった本。
そのころ、絶版になっていた邦訳本を探して古本屋を探し回ったことは懐かしい思い出です。
原書を手に入れてからずっと手元に置いて暖めてきました(だいぶ黄ばんじゃったよ)。
あんまり書いちゃうとネタバレになってしまうので言及は避けますが、
子供の思い、そして親としての思い、双方の気持ちを考えるととても切なくなります。
最後のほうでは、やっぱりちょっと泣いてしまいました。


2. お薦め度:★★★★  YL:5.5  少しテンポが緩やか
 投稿者:ヨシオ  2004/06/18 23:39:59

孤児であったAnnaは、なかなか心を開かないことを心配した叔母から北の海辺の町に送り出された。地元の子供となかなか仲良くなれなかったが、ある時不思議な女の子のMarnieと友達になった。Marnieと一緒にいると不思議なことが起こる。Marnieとはいったいだれだろう。
愛されていないと感じる女の子の気持ちが、Marnieと友達になるにつれて、だんだんと開かれてくる。前半は少しテンポが緩やかだが、後半から面白くなった。Tom's Midnight Gardenのようなお話だ。


3. お薦め度:★★★★★  YL:5.5  人と人との係わり合いが織り成す模様です。
 投稿者:ひまぞ  2003/10/06 23:16:37

最初の数章、喘息の治療のため送り出されるまでは
ちょっとかったるいなぁという感がありましたが
MARNIE が登場してからは、どんどん話が曖昧になっていきます。
途中で謎の答えはわかってしまうのですが、
心のもつれた糸をといていくお話なので問題ありません。


4. お薦め度:★★★  YL:5.5  
 投稿者:ss  2003/04/10 12:08:46

前半部は、少女の孤独な心と周囲の自然の描写で沈んだトーンで、
後半は、一転明かりがさし、謎解きとクライマックスへと進んでいき
ます。前半が私には少しスローで、中々頁が進みませんでした。


5. お薦め度:★★★★★  YL:5.5  意味深い偶然に導かれたこころの回復を描く物語
 投稿者:shin  2002/12/24 14:09:56

 身寄りがなく、養父母一家に引き取られたAnna。喘息のため転地療養にだされ、そこでMarnieという不思議な女の子に出会うのだが・・。Marnieの正体が明らかになっていく最後のほうはページをめくるのももどかしい。そして、すべてが明らかになり・・。涙腺の弱い人は涙なしに読めないと思う。傑作。