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英英辞書のお薦め

辞書を引くなら、やっぱり英英です。小型の英英は、単語数が少なく役に立ちません。
英英はある程度大型で説明の詳しいものを使いましょう。英和は小型のものをもっていれば十分です。

中学2年生以上の場合、少なくとも読み始めて20万語を超えるあたりまでは、一切辞書を引いてはいけません。それは、1)わからないところは適当にとばして見当をつけながら読んでいく訓練をするためであり、また、辞書無しで言葉を推定する力を伸ばすためです。20万語を超えたあたりからは、どうしても知りたい単語を1冊につき1語〜3語程度なら、引いてみても良いでしょう。

小学生〜中学1年生の場合には、掲示板で相談したり、多読クラスの先生に相談して、自分にとって最適な方法を選択して下さい。Oxford Reading Tree, Penguin Easystarts, Penguin Level 1 までは英和辞書を引いて読み、Oxford Bookworm Stage 1 からは全く辞書を引かずに読んで、半年で シドニーシェルダンが読めるようになった中学1年生もいますので、上記の方法が最善とは必ずしもいえません。本人の性格やPBをどのくらい読みたいかの意欲にもよるので、個別にベテランの指導者にご相談下さい。急いですすみたいという強い意志が本人にある場合以外は、中学2年生以上と同じ原則でかまいません。

なお、Graded readers で巻末に head words 以外の単語帳がついているものはそれを利用すれば十分です。しかし、巻末の単語をしょっちゅうみなければいけないようであれば、レベルを落として、別のものを読むようにして下さい。とにかく、

1. 辞書は引かない 2. わからないところがあったらとばす 3. つまらなければ途中で止める

のがいつでも大原則です。

100万語を越えてきて、200万語近くなり辞書に頼らず読めるようになったら、自分の判断で必要に応じて辞書を引かれてもかまいません。(引かなくても全くかまいません)
英英辞典で、学習者に評判が高いものをここでは数冊紹介します。なお、これらの辞書は、電子辞書に収録されているものもあります。電子辞書の方が使い勝手が良く一般的にはお薦めです。

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