梅田ブッククラブにて

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[♪] 497. 梅田ブッククラブにて

お名前: TAKE
投稿日: 2003/7/25(18:47)

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こんにちは。TAKEです。
今日、ブッククラブに行きました。
借りる本を選んでいると後ろで年配の男性の声が・・・
「(珍しいな・・)」と思いました。
梅田のブッククラブは塾の一角を借りているので、たいていは生徒さんの若い声。
またはブッククラブで本を借りる方の物静かな女性の声。
なのに今日は男性の、しかも年配者の声なのです。
「借りる本を探せばいいのですな?」
ちらっと見ると、ブックカバーをしていたのでよく見えなかったのですが、
たぶん酒井先生の本を持っていらしたんじゃないかな。。
それを見ながら選んでおられました。

「(うわ・・かなり年配の方なのに多読を始められたんだわ♪)」
多読の仲間に私より年上の方がいらっしゃると思うと嬉しい私デス。
年齢は・・うーん、たぶん60代後半・・かな。
選んでいらっしゃる本をみると、まだレベル0の易しいもの。。
「(頑張って続けてくださいね!)」と思っていました。
さて、私、本を選び終わってブッククラブを出て、エレベータを待っていると、さきほどの男性が来られたのです。
私を見て

年配の男性「もう長いのですか?」
私「いえ、来月でちょうど1年です。」
年配の男性「おー、1年ですか、長いですなぁ。私はまだ始めたばかりです」
私「そうですか・・(ニコニコ^^)」
年配の男性「どうですか?成果はありますか?」
私「はい、かなり読めるようになりましたよ。私、高校を卒業してから英語とは縁のない生活で。。でも、今はレベル4を読めるようになったんですよ」
年配の男性「そうですか。最初はやはりこのぐらいの易しいものから?」
私「はい、そうです。借りられた本と同じものを読んでいました」
年配の男性「私ね、こんなに易しいものでも、読みながらあれ?と思ったり、何度も読み直したりするんですよ。こんなものですかね?」
私「はい、私も最初は一つ一つ訳してしまったり、わからない単語が出てきたら調べないと気がすまなかったり・・でも、そのうちわからない単語は飛ばして読めるようになりました。それからいちいち訳したりせずに意味がつかめるようになりましたよ。」
年配の男性「ほー!そうですか。わからない単語は飛ばせばいいのですか?」
私「そうなんですよ。最初は気持ち悪いけど、そのうち、単語の意味を当てるのが楽しくなってきますよ。こういう感じの意味かなー?って^^」
年配の男性「ふーん、そうですか。こんな簡単な本を読んでいても成果がでるんですかね?誰でもこんなレベルからはじめるんですか?」
私「はい、みんな最初は同じ簡単なレベルから始めるんですよ。・・もうすでに英語の実力がある程度身についていらっしゃるんですか?」
年配の男性「いやいや、英語は知らないんですよ。」
私「そうですか。じゃぁ私のように素直に読み進んでいったら身につきますよ。(笑)楽しいですよ。
あ、なるべく早くたくさんの本を読む方がいいですよ。早く上のレベルが読めるようになるみたいです。100万、200万といくと本当に楽しくなってきますよ。」
年配の男性「100万も・・・まだまだですな」
私「そんなことないですよ。レベルが上がってきたら1冊の本の語数が多くなりますからね、1冊で1万語とか。」
年配の男性「やっぱりレベルは低いものから順に進んだほうがいいですね?」
私「いいえ、難しいのが読みたくなったら読んでみたらいいみたいですよ。
今でもレベル2や3を読んでみてもいいのですよ。何となくでも読めたなーと思ったら嬉しいし、それからレベルを下げると成果がよくわかっていいですよー」
年配の男性「そうですか。上のレベルも読んでみていいのですね。」

こんな会話をしているうちに大きな道路までたどり着き、方向が違ったので「頑張ってくださいね!」と言いながらお別れしました。

私、話しながら、多読がどんなにいいかを知ってほしくて一生懸命でした。(笑)
そして改めて自分自身、どれだけ多読を楽しんでいるかがよくわかりました。
また、少しだけお役にたてたかな・・?と思うと嬉しくなりました。

お父さんと呼ぶに近いぐらい年配の方だったけど、どうか続けて楽しい時間を過ごしていただけますように・・(^^)

どうってことない話だけど、嬉しくてこうやって書き込みしています!(笑)
最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました。
今日も明日も・・Happy Reading!!


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