Re: ナルニアで1200万語通過おめでとうございます

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12803. Re: ナルニアで1200万語通過おめでとうございます

お名前: 柊
投稿日: 2013/8/12(12:59)

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"杏樹"さんは[url:kb:12801]で書きました:
〉みなさま、こんにちは。
〉英語で1200万語通過したので報告します。

杏樹さん、1200万語通過おめでとうございます。柊です。

〉表題の通り、通過本はナルニア国物語です。7冊ありますので途中で通過したんですが、全部読み終わってから報告しようと思い、最後まで読んだので報告します。

ナルニアって、日本語でしか読んでいませんが、すごーく難しそうな気がします。私はファンタジーを読みたいんですが、なかなか読めないので、余計にそう思います。

〉さて、私はもともとファンタジーが好きなので、多読を始める時もファンタジーが原書で読めたらいいなと思いました。始める時は半信半疑でしたが、いざ多読を初めて見ると、だんだん英語の本が読めるようになっていきます。そういう時期に「いつか読みたい」と思って未読本をためていくのはタドキストの宿命。それで、ナルニアも「いつか…」と思ってボックスセットを買っていたのです。ちゃんとオリジナルのイラスト、ポーリン・ベインズによるイラストが入っているものを探して。

準備万端だったのですね。イラストや装丁は、特に大好きな本の時は大事ですね。

〉で、計画では英語の本が読めるようになって、ファンタジーも児童文学あたりから少しずつ読んで行って、最後にファンタジーの金字塔「指輪物語」へたどり着く…という予定でした。
〉そのためその予定を先取りして「指輪物語」も気に入った装丁のものを選び抜いて(映画のカバーはパス!)ボックスセットを購入して置いておきました。
〉そうしたら。
〉まだたいしたレベルでもないのに、どうしても「指輪物語」が読みたいと思って「ホビット」から読み始め、いつ挫折するか、投げるか、と思いながら結局最後まで読んでしまいました。全部の未読ファンタジーをすっ飛ばして…。

たまにありますね、そういうこと。計画通りに進まないんだけれど、ものすごく進むという。

〉●難易度と興味は反比例する

自分の経験からもそう思います。理解度低くても面白いと読んじゃうし、私だと歴史書はちょっとでもわかればと思って読むと、がんがんわかったりします。背景知識かな、愛が大きいのは確かですが。

〉●「読める・読めないは語彙のせいじゃない」

ずいぶん前に英字新聞を購読していました。当時のレベルでは読めるはずがないのに、週刊誌(薄いやつ)を1日ぐらいで読んでしまいました。でも私、それを読んで初めて「内閣」とか「大臣」とかいう単語を知ったんです。大臣知らないと、普通は英字新聞は読めないと思う。なので、語彙がわかるってなんなんだろうなーと、不思議に思います。

〉●辞書
〉相変わらずOxford Advanced Learner's Dictionaryを使っています。英語が英語のままわかるので気持ちがいいです。ただ、ネット辞書ですので、使うのはパソコンが目の前にある時だけです。
〉文章がわかる、内容が読み取れる時に、虫食いのように未知単語がポッカリある、という時に引いたら「わかった!」になることが多いです。文章全体で何が書いてあるかがわからないような時には単語を調べてもあまり意味がありません。その加減がわかってきて、この単語を引いたら内容がわかるな、というポイントはここ、と思った時に引きます。

そうですね。わからない単語だらけの時に変に引いても、余計読めなくなった覚えがあります。フランス語でそれをやってぐっちゃぐちゃになり、英語までぐちゃぐちゃになり、頭の中がおかしくなりました。

そうそう、結局予算の関係で仏仏辞書はRobert de Pocheを買いましたが、意外にわかる上に、探している単語を見つけようとしている最中に面白い単語を見つけてしまい、全然引けないという楽しい状況です。この状態になってから辞書を使うと、面白いですよね。あと、人名辞典が後ろに着いているので、「あ、この人は載ってる。あ、あの人は載ってない。え、マルグリット・デュラスの職業ってそう書くのか?」とはまっています。

ということは、日本語でも辞書をあまり引かない人は、英語でも引かなくてもいいのかも?

〉●ホンマに読めるようになるもんやな〜

私は多読の掲示板で、Visitorとして、本当に読めるようになるんですかと書き込んだのが掲示板デビューでした。自分でやってみて読めるようになるまで、不思議で仕方がなかったですね。杏樹さんほど読んでらっしゃる方が苦労しておられたのも、不思議で仕方がなかったですね。

〉●多読は効率がいい
〉多読は効率が悪いように思うのはやはり間違いだと思います。
〉私は多読を始めて10年かかってますが、10年で英語の本が楽に読めるレベルに達するというのは、これから始めようと思う人にはちょっと気の遠くなる話だろうな、とは思います。でも中国語とフランス語を合わせたら2000万語は越えています。英語だけならもっと早かったでしょう。

TOEICで高得点をとっても、時間がぎりぎりだったとか、頑張って解いたとか多い中、他のタドキストの方を見ていると、点数は悪くても時間が余ったという方が多くて、英語力って色んな側面があるんだなと思います。読書の効率は断然いいでしょうね。それに、努力しないし。

だから逆に、TOEIC対策としては良くないのかもしれないですね。ちなみに、私は自分でできる模試で405点で、絶対に小説は読めないはずの点数でした。やっぱり、多読って謎です。

〉それに「10年」といっても、その10年でこれから先、一生英語の本がずっと読めるんですから、すごいことです。

楽しみも増えますしね。絵本を読んで感動したり、児童書でわくわくしたりの時間も、英語力だけに換算できない宝物です。

〉それで、どうもかなり読めるようになってきたみたいなので、放置してある未読本が気になってきました。「今なら読めるかも」と思うとあれも読みたい、これも読みたい。特にファンタジー。ああ、でもフランス語が、中国語が。

私もその状況です。読めなかったFiestとか、Lumleyとか、久しぶりに見てみようかな。大分触発されています。

〉ということで、みなさまもHappy Reading!

おかげさまでこちらも色々思うところがありました。ありがとうございました。杏樹さんもHappy Reading♪


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