Re: 9分の4

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/7/1(08:18)]

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12710. Re: 9分の4

お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2013/4/22(22:10)

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せきけんさん、ありがとうございます!

〉毎年500万語のペースで、4444万4444語ということで、
〉凄いと思っています。

うーん・・・でも12年以上かかっています。
オーディオブックも、読んだのと同じだと思えればカウントしてますし、
再読・三読・四読・・・つまり初読以外もカウントしてます。
それだけいろいろかき集めても、一日平均一万語は、私には難しいです。。
まぁ、ペースを考えるとクサクサしてくるので、考えないようにしています。(笑)

〉単に語数を読まれているというだけでなく、常に向上心をもって、
〉方法を探究しながら色々やられているし、
〉それを楽しんでいる様子がとても羨ましいです。

いろいろかじってはみるのですが、ことごとく続きません・・・

〉私も、丁度、222万2222語を超えたところですが、
〉たかぽんさんの、1周目にたどり着くのがいつのことになるやら・・・。

あ、2のゾロ目おめでとうございます!!
せきけんさんのご報告とか拝見しますと、私の何十倍も効率よく、
力を上げておられるとお見受けいたしますが・・・。

〉ブログも多少参考にさせて頂いています。
〉ただエントリーが多いので、読みきるのは無理そうです。

覗いていただきありがとうございます。
くだらんことを書き散らしているだけなので、飛ばし読み、または投げてください・・・

〉多読と精読とは、多分、目的が違っていて、
〉その効果も違うのだろうと私は思います。
〉音読するのと黙読するのでも、違いがある。
〉それは、日本語の本でも、乱読するのと精読するのは、
〉違う本の読み方であるのと似ています。

そうですね。日本語の本でも、いつもすべて同じように読んでいるわけではなく、
読み方を変えていますよね。
私は、このごろ少し、精読傾向ですかね。精読と言っても、ちょっとゆっくりめに
丁寧に読んでいるというだけですが。

〉たまたま、今日、「舟を編む」の映画を見てきましたが、
〉辞書を作るということは、国語にとって大切な作業であって、
〉正確な言葉の使い方は、色々な場面で重要です。
〉しかし、一方で、辞書に載っていなくても、
〉意味は理解されながら使われている生きた言葉があるわけで、
〉生きている蝶の方が、死んで標本になっている蝶よりも、
〉大切だというのも理解できる話です。
〉そもそも、辞書作りも用例採取から始まるわけですね。

そうですね。
そもそも辞書というものが何のためにあるかと考えると、やっぱり、
正しい言葉はこれだ!という、一定の思想みたいなところがあるんですよね。
たとえば、ブログにも書いたんですが、近年よく使われている「寺社仏閣」。
よく使われているけれども、最新版の広辞苑にも大辞林にも載っていません。
使用頻度からすれば掲載されて当然だと思いますが、載っていないということは、
広辞苑・大辞林は、今のところ、「寺社仏閣」を、日本語として認めていないんですね。
(「神社仏閣」は載っています。)
他の例では、「姑息」という言葉で、現在よく使われている、卑怯、みたいな意味を、
広辞苑は載せていません。
このように、辞書というのは、現在よく使われているとかにかかわらず、
正しい言葉はこれだ!と、コントロールしようとする面がありますね。
でも一方で、現実の言葉はどんどん変わっていきますから、間違っているとばかりも
言っていられなくなる。たとえば「独壇場」は間違いだとは、もう言っていられない。
どこで折れるか・・・ そういう判断に、辞書編纂者の個性があらわれていて、
面白いところだなと思います。
また辞書には、今はあまり使われなくなった言葉の意味を教えてくれるという
重要な役割もありますね。辞書のおかげで古人と対話できる。
パラパラ読んでると、知らなかった表現も教えてもらえる。
日常よく使われる言葉よりも、ちょっとはずれた言葉を知るところに、
辞書の本領があるのかもしれませんね。
あ、でも、日常よく使っている言葉を引いてみるのも面白いですね。
今、「いま」を引いてみました。
(意味の分類や定義の仕方にも個性があるので、いろんな辞書を集めてしまいます。。)

〉だから、辞書は有難いツールで、それを使って読めるということは、
〉幸せなことと思います。
〉文法も同じようなもので、それを知っていた方が近道だってことだと、
〉思っています。

ただ、読書をしているときに辞書を引くことは、個人的にはあまり無いですね。
文法にいたっては、皆無です。
文法書を読むのは、私の場合は「趣味の読書」です。言葉についてのノンフィクションを
読んでいるという感じでして、役に立たせようという気持ちはあまりありません。
たしかに、心の下の下のほうに下心がまったく無いと言えば、ウソになりますが・・・

〉しかし、それらを頼り過ぎると、
〉自分の足で立てなくなるような杖のようなものだとも言えるのでしょう。
〉だから、よちよち歩きでも、自分の足で立って歩く練習も必要だと。
〉大事なことは、自分の不足している能力を身に付けるには、
〉どうするのが大事なのか、自分で考えることですね。
〉しかし、それには試行錯誤が必要で、ある人の正解が、
〉そのときの自分にとっても正解とは限らないところが、難しいところです。

そうですね。自分で考えて(というか感じて)いろいろやってみることですよね。
面白そうだなーと思えることを。

〉しかし、英語って難しいですね。
〉今日、Louis Sacharの"Dogs Don't Tell Jokes"を読みましたが、
〉Jokeでちっとも笑えないものが多かったのです。
〉どこがJokeになっているのかさえ分からないものもありました。
〉様々な文化的な背景、conotation、単純な音の類似、などが、
〉Jokeを成り立たせているのだと思いますが、
〉12,3の子供が思いつくことが分からないので…。

私も、10年ぐらい前に読みましたが、あんまりわからなかったようなおぼえがあります。
ジョークとかって、難しいですよね。私は、まぁいっかーと思っているのですが、
ココロザシが低いのかもしれません・・・

〉ともかく、今後ともよろしくお願いします。

こちらこそよろしくお願いします。

〉では、Happy Reading!!

ありがとうございました。
せきけんさんも Happy Reading!!


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