160万語を超えました

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12558. 160万語を超えました

お名前: せきけん
投稿日: 2012/12/18(01:23)

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みなさま、こんばんは

せきけんです。

昨日というか、今朝というか、160万語を超えました。
150万語からこの間に読んだのは次の本です。

MTH#23 "Twister on Tuesday" Mary Pope Osborne
MTH#24 "Earthquake in the Early Morning" Mary Pope Osborne
"Anastasia Krupnik" Lois Lowry
ICR2 "Frog and Toad Are Friends" Arnold Lobel
"There's a Boy in the Girls' Bathroom" Louis Sachar
"The BFG" Roald Dahl

ちょっと難しい本を読み過ぎていたので、少し易しめのものを読んでみました。Arnold Lobelの"Frog and Toad"シリーズはいいですね。この中の、Letterの話は、娘の小学校の教科書に使われていたので、日本語で読んだことがありました。シリーズで4冊あるので、全部揃えてみようと思います。ほのぼのとした友情物語ですね。朗読も買ってみようと思います。
杏樹さん、ご紹介ありがとうございました。

MTHは、USの歴史シリーズで、開拓時代の中西部(Kansus辺り)で、Dugoutが小さな学校の校舎になっていて、そこでTwisterに合う話と、1906年のSan Franciscoで、大地震にあう話。アメリカは地震がないと思いがちですが、太平洋岸は、環太平洋造山帯で、Californiaには有名なSan Andreas faultがあって、地震の名所。細長いCalifornia半島は、この断層でできたもの。SacharのSmall Stepsで、KairaがLos Angelsでコンサートをやるときに、Californiaの地震を心配していたのは誰だったか・・・。Twisterは、tornadoと言うものとばかり思っていたが、twisterとも言うのだろう。つむじ風のようなイメージで少し、規模が小さいのかもしれない。

Lois Lowryの"Anastasia Kurpnik"は、10歳とは思えないとても知的な女の子。どんどん次の作品が読みたくなる感じでした。父親が詩人の大学教授で、母親が画家の一人娘。ところが、そこに祖母ともう一人?が登場しそうな雰囲気の中で、彼女の心が揺れ動くところが、Anastasiaの日記のような秘密のノート(Green note)に綴られて行く。中でも、章毎に、好き嫌い表がupdateされて行く様子がほほえましい。余りに激しく入れ替わるので、移り気というのか、mercurialだと言う具合に、詩人の父の影響で、10歳とも思えない難しい単語が出てくるようだ。書かれたのがちょっと古く、1979年のようです。みなさん、コメディアンのGroucho Marxなんて知っていますか?まだ、煙草が市民権を得ていた時代です。

Sacharの"There's a boy in the girl's bathroom"は、読んでいる私が、CounselorのCarla Davisに恋をしてしまいそう。主人公のBradley Chalkersは、嘘吐きでひねくれ物で、嫌われ者だが、転校生のJeffやCarlaの影響で徐々に立ち直って、勇気と素直さが発揮できるようになって行く。これもHeart warmingなお話ですね。Anastasiaよりも易しく、殆ど知らない単語もなく、スラスラ読める。Holesなどよりかなり易しいが、Marvin君よりは、若干難しいかと思います。

最後は、久し振りのDahlの"The BFG"です。この本は、BFG語というか、Giants語というか、登場する巨人達の使う、変な英語が、分かり辛いので、多読を始めたばかりの人は、混乱するので止めた方が無難かと思います。巨人がすぐに、"I is ..."としゃべり始めるので。巨人達の名前もDahl語というか、Giants語の長い名詞で、二つ以上の言葉を適当につなげたような名前。しかも、そういう造語やらSpellミスというかSpell違いも含めて、よくわからない単なる駄洒落のような単語が、Giantsのしゃべりに頻出します。例によって頭韻だらけで、リズムだけでも面白いのですが、辞書引いても載っていない単語が頻出なので、引いても無駄に近いです。ただ、Dahlがどこからそれを取ってきたのか想像できると楽しいだろうと思います。

Panamaの子供を飲み込むと、hattyな味がするとか、そんな一節があったと思いますが、これってパナマ帽から来ているんですね。Bagdadからbug dad and mamみたな、駄洒落があって、Right?が、正しいの意味のはずが、Right or left?となっていたりして可笑しいです。every thingaling...みたいな一節が出てきて、"Yesterday once more"かと思ってしまいました。てな具合の言葉遊びが凄いので、翻訳はさぞ難しいだろうと思いました。

単語も含めていろいろ知っていると更に味わえるのだろうと思いますが、そういうところは飛ばし読みしても、ストーリー自体は、追えます。逆に、飛ばしよいの練習にはいい本かもしれません。

では、Happy Reading!!


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