130万語通過報告 『The Dragonling Collector's Edition Vol. 2』、『My Monster Burrufu』、『Small Steps』

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/7/19(03:51)]

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[報告] 12418. 130万語通過報告 『The Dragonling Collector's Edition Vol. 2』、『My Monster Burrufu』、『Small Steps』

お名前: ものぐさ父さん http://monogusa103.jimdo.com/
投稿日: 2012/8/17(07:37)

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かつらぎさんの600万語通過報告([url:kb:12402])のあとであれですが、130万語の通過報告をさせていただきます。1カ月 10万語のペースで進んでいます。130万語の通過報告です。Louis Sachar さんの『Small Steps』を読み終えたところで累計総読書語数が、1,301,196 語となりました。なかなか読むスピードは上がりません。
[url:http://monogusa103.jimdo.com/英語の修行/読書記録手帳3-200万語/]

今回のお薦めは、『My Monster Burrufu(Alberto Corral)[Kindle Edition]』です。Amazon から無料でダウンロードした本ですが、ラッキーでした。

無料 Kindle 本 について
・Kindle 無料本のチェックは、下記ページあたりからが便利です。期間限定のことが多いので、見つけたら即ダウンロードが鉄則です。いらなければ捨てるのは簡単なので。
[url:http://www.amazon.com/Best-Sellers-Kindle-Store-Childrens-eBooks/zgbs/digital-text/155009011/ref=zg_bs_nav_kstore_2_154606011]
・Kindle eBooks は、Kindle(専用端末)がなくても読めます。PC/Mac 版の他、iOS 版、アンドロイド版と Cloud Reader 版(Chrome などのブラウザーから読むタイプ)のアプリケーションが無料で利用可能です(ただし、米Amazon.com のアカウント登録が必要)。
[url:http://plaza.rakuten.co.jp/monogusa103/diary/20120609/]

 

120万語から130万語までの間に読んだ本

1. 『The Dragonling Collector's Edition Vol. 2(Jackie French Koller)』
Vol. 1 と同様に Dragons of Krad / Dragon Trouble / Dragons and Kings の三話構成。
ダレックを親のように思っている青い竜ザンターとともに少しずつ成長していくダレックの物語です。Vol. 1 で Black Mountain に迷い込んだダレックたちを待っていたものは…
各お話の冒頭にはプロローグがあってそれまでのあらすじを説明してくれているので、Vol. 2 からでも楽しめると思います。最後の部分は、ちょっと一気に進み過ぎな気がしないでもありませんが、全体的にはとても面白いお話だと思います。
PS: 『Dragons of Krad』で親友のポーラとZantor たちがいなくなった時期が1週間以上前となっているのはおかしくないですか?

 
2. 『My Monster Burrufu(Alberto Corral)[Kindle Edition]』
もともとは、SSS掲示板で「今日の無料 Kindle 本 #003」として紹介させていただいた本です。無料キャンペーンは(おそらく米国時間の)7月6日いっぱいで終了しました。現在は、$3.99(ペーパーバック版 $8.95)です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-b&c=e&id=9849]
ちなみにこの本、ウェブサイトまであり、有料になってからも結構売れている本みたいです。Amazon.com の評価も五つ星です。
[url:http://www.mymonsterburrufu.com/]

YL: 3、16,836 語(出版者情報)。お父さんと一緒に引っ越してきたお化け屋敷のような家に引っ越してきたオリビアは、新しい家を一目見て気に入りました。しかし、その屋敷に彼女たち親子が引っ越してくる前からの住人がいたのです。偶然、その存在を知ったオリビアがすぐに仲良しになった住人こそが、この本のタイトルとなっている Burrufu です。シンプルなストーリーながら、よく考え込まれた登場人物のキャラクターが物語を非常に魅力的なものにしてくれています。人間が知らないものに対して抱く恐怖心をうまく映像化している作品。スタジオジブリがアニメ化しそうなお話です。YL は、Marvin Redpost シリーズと同じぐらいでしょうか。

 
3. 『Small Steps(Louis Sachar)』
久しぶりの大作でした。Newbery 賞受賞作として有名な Louis Sachar さんの『Holes』の続編というかサイドストーリーです。この作品の主人公 Armpit は、『Holes』では脇役だった Armpit。この作品は、彼が Camp Green Lake から解放されてから2年後のお話です。
導入部は、なかなかスピードアップできず結構時間がかかりました。というのも、読み始めてすぐに好きになってしまった主人公 Armpit が、Camp Green Lake 時代の仲間だった X-Ray が登場してからは、ひやひやする場面の連続なのです。ページをめくるのもためらわれるほど、とにかく心優しくまじめでお人好しの彼のことが心配でしかたなくなってしまいました。
一方、このひやひやする冒頭の場面に彩りを与えてくれているのが Armpit の隣人かつ友だちである10歳の女の子 Ginny です。生まれたときに脳内に血のかたまりがあったことから身体に障がいをかかえる彼女ですが、聡明で心優しい魅力的な女の子として描かれています。障害を抱えた Ginny と犯罪者としての経歴を持つ Armpit の二人とも、Small Steps を進みながら一歩ずつ前進していこうとしています。二人の素直なやり取りには心温まります。

ちなみに、タイトルの Small Steps は、Armpit のカウンセラーの先生の次の言葉から来ています。

She said his life would be like walking upstream in a rushing river. The secret was to take small steps and just keep moving forward. If he tried to take too big a step, the current would knock him off his feet and carry him back down stream.

さて、冒頭ではもたついてしまったこの作品ですが、中盤になって、もうひとつの伏線である10代のポップシンガー Kaira DeLeon が Armpit/Ginny/X-Ray の伏線とからみだします。このあたりから、じょじょにスピードアップ。これまで読んだ他の Louis Sachar さんの作品と同様に、最後の 1/3 はわからないところが多少あってもどんどん読み飛ばしたくなって、そのままゴール。やっぱり Louis Sachar さんの本はいいですね。とはいうものの、残念ながら、たとえ児童書と言えどもまだこの厚さのペーパーバックをすいすい読める実力はないことを実感しました。


▼返答


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