110万語通過報告

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/7/19(00:08)]

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[報告] 12368. 110万語通過報告

お名前: ものぐさ父さん http://monogusa103.jimdo.com/
投稿日: 2012/6/19(23:51)

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周りを見回すと数百万語を超える方々からの投稿ばかりの中、小刻みな報告で恐縮ですが、『めざせ200万語!』っていう掲示板がないので、こちらに 110万語通過報告させていただきます。こちらで報告させていただくのを励みにしているので、ご容赦いただければ幸いです。

110万語の通過本は、Mary Pope Osborne さんの『Magic Tree House #8: Midnight On The Moon』でした。私の多読の原点に戻り、第2シリーズの4冊と朗読の CD とともに購入して読みました。初めて英語で Magic Tree House シリーズを読んだときよりも、ちょっとだけ楽に読めるようになっているような気がします(本のちょっとだけですが)。
Louis Sachar さんのちょっと長めの作品も引き続き読んでいます。
[url:http://monogusa103.jimdo.com/英語の修行/読書記録手帳3-200万語/]

「Kindle で英語多読!」を私のブログとともに下記 SSS 掲示板に投稿しました。興味のある方は、どうぞ。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss3&c=e&id=526]

ブログの方では、YouTubeへのリンクを埋め込んでいます。
[url:http://plaza.rakuten.co.jp/monogusa103/diary/201206090000/]

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今回読んだ本。

『The Boy Who Lost His Face(Louis Sachar)[Kindle Edition]』
冒頭の部分でやや苦戦。物語にどうも入り込めない。つまらないわけではないのですが、ぐいぐい読まされてしまうというわけでもない。やや陰湿な感じがするのが理由かもしれません。冒頭の1/3弱を読むのに4日もかかってしまいました。しかし、このあたりからここまでに紹介されてきた登場人物たちが少しずつ結びつき始め、ハッピーエンドへとつながる兆しが見え始めます。こうなると、あとは勢いで読めてしまうのが Sachar さんの作品です。朝夕の通勤電車の中、駅からオフィスまでの徒歩での通勤時は、Kindle touch で、帰りの駅までは iPhone 版の Kindle アプリで続きを読み続けてしまいました(歩きながらの読書は危ないのでよい子は真似をしないように)。今日も、がまんできず3時頃にマクドナルドでコーヒーを飲みながら続きを読んでしまいました。
もっとも、小説の『起』の部分でもたもたするのは日本語の場合もいっしょ。小説を本格的に読み始めた中学生の頃、やっぱり冒頭部分ですぐにいたのを思い出します。小説を読慣れてからは、物語に引き込まれるまでは淡々と読み進めることができるようになりましたが、英語ではまだこのレベルには達していないようです。

さて、この本のテーマは、「良心」と「本当の友だち」かなと思います。前者は、『Marvin Redpost シリーズ』でも断片的には取り上げられていたテーマですが、本書でさらに深く掘り下げています(なので語数も多い)。後者は、Marvin が小学校3年生ってこともあり、Marvin Redpost シリーズでは意図的に軽く取り扱ってきたような気がします。それが、この本やちょっと前に読んだ『There's A Boy in the Girl's Bathroom』では友情とともに淡い恋心も含めて取り上げられています。私自身も30数年前に経験した甘酸っぱい気持ちをかすかに思い出しました。
エンディングは、そのちょっと前のところから予想していた通りでしたが、それでもどきどきさせてくれます。残念だったのが、おまけみたいについているエピローグの部分がよく理解できなかったこと。英和辞典付きの Kindle for iPad でもう一度読み直したいと思います。

 
『Magic Tree House #5: Night of the Ninjas(Mary Pope Osborne)』
第1クールの4冊は、『多読』として英語を読むのを始めた時に最初に読みました([url:http://plaza.rakuten.co.jp/monogusa103/diary/201105190000/])。子どもたちが熱中して読んでいた本ですし、翻訳版の10巻ぐらいまで(英語版の20巻ぐらい?)は一緒に読んでいたので、簡単に読めるとタカをくくっていたのですが、結構苦労したのを覚えています。
今回は 100万語到達してからの再トライです。多少でも英語で書かれた本を読む力が向上していることを実感できるかを試してみたいというのが目的の一つです。あと、今回はリスニング用の教材も購入しました。最初は、CD を聴いてその後英語を読んでみました。翻訳版を読んだのは長男が小学校2年生の頃のはずなので、もう8年も前になります。マジックツリーハウスのコンセプト以外の細かいストーリーはすっかり忘れています。CDも新鮮な気持ちで聴きましたが、ストーリーはきちんと追えました。細かいところで多少わかっていないところがあるかもしれませんが、9割ぐらいは理解できていると思います。
リスニングを完了したところで、リーディング開始。リスニングでお話の流れは確認できているので、本当に読み飛ばすって感じで読めましたが、リーディングの方がスムーズに頭に入ってきたような気がします。ストーリーを知っていしまったあとだけに集中力を持続できなかったということもあるのかもしれません。
ところで、この本を読んでいてすごく気になったことがあるのですが、月夜に地面に刺した棒の影が東を指しているという科学的な根拠がよくわかりません。どなたかご存知ですか?

 
『Magic Tree House #6: Afternoon on the Amazon(Mary Pope Osborne)』
この本もリスニングから。作者自身が朗読する CD を聴いて、ストーリーは問題なく理解できました。なぜかわかりませんが細部の理解は、『Magic Tree House #5: Night of the Ninjas』より若干低いような気がします。慣れない熱帯雨林特有の名詞に一瞬戸惑うことがあったからでしょうか。
リーディングは、そこそこスムーズに完了。どうやって猿がジャックとアニーを助けたのか、リスニングではよくわからなかったのですが、読んでみればどうってことはありませんでした。いずれにしても、リスニングでほぼ理解できているので、そのスピードで読めるはずなのですが、物語にはまらないとまだリーディングの方が時間がかかってしまいます。

 
『Magic Tree House Fact Tracker #5: Rain Forests: A Nonfiction Companion to Magic Tree House #6: Afternoon on the Amazon』
Magic Tree House 第6巻 『Afternoon on the Amazon』のガイド本です。むかしの言い方だと、Magic Tree House Research Guide #5 になるのだと思いますが、Research Guide という呼び方から Fact Tracker に変更したようです。
世界中の熱帯雨林について、熱帯雨林とはどういうところかから始まり、その種類や場所、そこに生息する様々な珍しい動物や植物、そこに住む人々の生活、そして熱帯雨林が地球の気候に果たす役割などについて書かれています。さらに、世界中の熱帯雨林の現状と今何をするべきなのかについて、訴えています。
得意な説明文なので、するする読めました。この Fast Tracker シリーズと一緒に読むと、背景にある文化などが一緒に理解できるので、Fast Tracker が出ている Magic Tree House の巻だけ読むというのもよいかもしれません。残念なのは、カラー版ではないこと。Kindle 版もでているようですが、サンプルを確認した限りでは写真がカラー版かどうかはわかりませんでした。Kindle 版がカラーなら、iPad や Mac でカラーの写真を楽しめるのですが…

 
『Magic Tree House #7: Sunset of the Sabertooth(Mary Pope Osborne)』
今回は、リーディングからでしたが、スムーズに読み進めることができました。このシリーズ、面白いには面白いのですが物語の展開が都合良すぎるのがちょっと気にかかります。小学校低学年向けだからと言ってしまえばそれまでですが、もう少し凝ったストーリーでもよかったんじゃないでしょうか?

 
『Someday Angeline(Louis Sachar)[Kindle Edition]』
これまで読んだ Sachar さんの作品の主人公たちはみんな普通の子どもたちでしたが、Angeline は違います。生まれる前から多くのことを知っていました。いわゆる「天才」という設定です。でも、マチルダみたいな痛快なお話ではありません。最初の 1/3 は本当に切なくなります。Angeline は何も悪くないのに、と。しかし、この作品でも彼女の良き理解者はちゃんと現れるのでご心配なく。と書きたいところですが、最後の部分、お終いから2割ぐらいのところからこの物語のクライマックスが始まる。少々わからない単語があっても、次にどうなるのかハラハラしながらどんどん先を読みたくなるので、一気に読み終えました。ネタバレになるので、これ以上は止めておきます。
最近読んだ Sachar さんの2冊ほど、一気にのめり込むという感じではありませんでしたが、やっぱり後半になるに連れてだんだんと読むスピードが上がっていきました。

 
『Magic Tree House #8: Midnight On The Moon(Mary Pope Osborne)』
5巻と6巻は、リスニングの後、リーディング、7巻はリーディングの後、リスニングという順番でしたが、この巻は CD の朗読を聴きながらテキストを読んでみました。後半、若干気を失いながらですが、一気にお終いまで読み終わりました。朗読を聴きながらのリーディングは、朗読のスピードで読まざるを得ません。今の私だとこれぐらいのレベルの朗読を聴きながらのリーディングがあっているみたいです。ちなみに今回二人の冒険の舞台は、タイトルにあるように「月」です。

 
今後ともよろしくお願いいたします。


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