400万語通過しました(長文です)

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12289. 400万語通過しました(長文です)

お名前: かつらぎ
投稿日: 2011/12/14(19:54)

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今年も残すところ半月ばかりとなりました。
いろいろな事が年末進行で前倒しになる時期です。
多読の語数も年末進行…だったわけではありませんが、思っていたより早く400万語を超えました。
以下、300万語〜400万語の間に読んだ本です。

CER4:1
OBW5:5
MMR6:2
PGR5:2
CER5:1

Black Butler #1-3(Yana Toboso)漫画「黒執事」の英訳
St Clare's #2,3(Enid Blyton)
The Famous Five #3,4(Enid Blyton)

You Wouldn't Want to 〜 Series
・You Wouldn't Want to Be a Victorian Servant!
・You Wouldn't Want to Be a Secret Agent During World War II !
・You Wouldn't Want to Sail on the Mayflower!
・You Wouldn't Want to Explore With Sir Francis Drake!

Young Royals(Carolyn Meyer)
・Patience, Princess Catherine
・Doomed Queen Anne
・Mary, Bloody Mary
・Beware, Princess Elizabeth

My Side of the Mountain Trilogy(Jean Craighead George)
・My Side of the Mountain
・On the Far Side of the Mountain
・Frightful's Mountain

Midnight Is a Place(Joan Aiken)
The Suitcase Kid(Jacqueline Wilson)
The Ink Drinker(Eric Sanvoisin)
Walk Two Moons(Sharon Creech)
From the Mixed-Up Files of Mrs. Basil E. Frankweiler(E. L. Konigsburg)

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■読んだ本について少々
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○Jeeves and Friends - Short Stories(OBW5)
 P. G. Wodehouseの短編のRetold。
 はじめはちょっと読みにくく感じましたが、
 読んでいくうちにところどころで吹き出してしまいました。
 そこではたと気付きました「あ、私、英語の本を読んで笑ってる」って。

○Prisoner of Zenda(PGR5)
 OBW3のRetold版でも読んだのですが、
 faure1845さんがRetoldの読み比べが面白いと
 おっしゃっていたので試してみました。
 OBW3版とは語数に倍以上の差があるので、
 全体的にPGR5版のほうが物語に厚みがあると感じましたが、
 OBW3版にはあった描写が省かれている部分もあり、
 なるほど比べてみると面白いな〜と思いました。

○Five Run Away Together(The Famous Five #3)
 "opening and shutting her mouth like a goldfish,
 not finding a word to say."という文章がありました。
 英語でも口パクパクは「like a goldfish」なんですね(笑)

○You Wouldn't Want to 〜 Series
 「英語で趣味を楽しむ」掲示板の「世界史クラブ」の過去の投稿で知ったシリーズです。
 フルカラーのイラスト満載で眺めているだけでも楽しいです。

○Young Royals
 こちらのシリーズも「世界史クラブ」の過去ログで知りました。
 歴史に名が残る女性の人生はみな大変ですね…
 どの主人公もQueen of Englandになった人ですが、
 Anne Boleynの嫌われっぷりは際立ってました。
 CatherineとMaryの打ち捨てられようには同情してしまいました。
 (でもMaryはQueenになってからやったことがBurning…)
 「Mary, Bloody Mary」を読んだら「In the Shadow of the Crown」を読んでみたくなりました。

○Midnight Is a Place
 100万語通過時あたりで読もうとして5〜6ページで挫折した本です。
 今回は最後まで読めました\(^-^)/
 フランス出身の登場人物がいるので、フランス語交じり・訛りの台詞があります。
 また、物語の中盤からは下町や工場で話される訛り・口語表現がたくさん出てきて面白かったです。

○From the Mixed-Up Files of Mrs. Basil E. Frankweiler
 はじめは少し取っ付きにくく感じましたが、中盤からは物語に引き込まれ、
 後半は一気に読んでしまいました。
 同じ著者の「A Proud Taste for Scarlet and Miniver」を読みたくなりました。

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■300万語から400万語の間で感じたこと
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以前、古川さんが「特に、基礎語彙が2000語を超えてくれば、多読だけでどんどんいけると思っています。」と書いてらっしゃいましたが、その感覚がわかった気がしました。

「Midnight Is a Place」を読んでいて、ふと「そういえばこの単語知らないはずなのに、なんでわかって読んでるんだろう」と気付き、これが基礎語彙が2000語を超えてくれば多読だけでいけるという現象なのかなと思いました。

BBCのSHERLOCK「A Sutdy in Pink」をサブスクリプトで見たときも「forensics」という言葉が出てきて、一瞬なんのことかと思いましたが、その後のやり取りから、検死のドクターのことらしいと見当を付けました。後で辞書を引いたところ、鑑識課や科学捜査研究だと書いてあり、当たらずといえども遠からず程度に意味を取れていたとわかってうれしくなりました。

読んだGRの語彙が1800語〜2800語で、特に不自由を感じなかったので、2000語近くインプットされたのだと思います(わからないまま流している単語が多いだけかもしれませんが ^_^;)

一方、調べなければイメージをつかめなかった単語もありました。
「My side on the Moutain Trilogy」は山で自給自足の暮らしをする話なので、動植物の名前が多く出てきました。
hawkやfalcon、racoonはわかりましたが、見当も付かない動植物の英名は辞書やGoogleで調べました。
あと、物語の舞台が実在する土地らしいので、Google Mapで位置を見てみました(全然スラスラ読みになってないですね ^_^;)

昔は英語=わからない外国語だったんですが、だんだんその感覚が薄れてきました。
英語に対して感じていた壁が少し崩れてきたような、そんな気分です(ただしreadingに限る)

※余談
 昨年、PCにKindleソフトをインストールして、サンプルや$0本を楽しんでいましたが、
 Kindleソフトがバージョンアップしたため、PCのOSは仕様対象外になり、
 新しい物はダウンロードできなくなりました(OSをアップグレードすればできる)
 こういう面は紙の方が有利なのかなぁと思いました。

以上、長々と失礼しました。
それでは、みなさま、Happy Reading!


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