マリア・テレジアの棺

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12200. マリア・テレジアの棺

お名前: 杏樹
投稿日: 2011/3/22(01:35)

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柊さん、こんにちは。

〉〉やっぱり柊さんは多言語オタク…。中国語も韓国語も「面白いほど身につく本」がありますが、さすがにベンガル語はないですね。

〉 やっぱりオタクですか? 白水社のニュー・エクスプレスにはあるみたいなので、その辺りか、いっそ英語かフランス語を経由しようか……。その発想がオタクなのか?

英語経由で他の言葉を学ぶのはけっこういいみたいですよ。ヨーロッパ語は英語の方が意味が伝わりやすいですし、マイナー言語は日本ではテキストが見つかりにくいですから。

〉〉〉 歴史にも相変わらずはまっていますが、それも最近は少し変わってきて、一番好きだったテューダー朝ものに興味がなくなりました。前にも一度あったので、また戻ってくるとは思いますが、今は他の国や時代に興味が移っているところです。フランスが少しと、メディチ家のイタリア、ハプスブルク家、それにムガール帝国。エジプトは、クレオパトラ・セレネ、ハトシェプスト、ネフェルティティ、ニトクリス、アンケセナームン辺り。日本だと持統天皇かな。

〉〉テューダー朝は一時休止ですか?

〉 はい。同じ話ばかりで、書く人によって少し違うだけなので飽きてきました。またそのうち、読みたくなると思います。

〉〉ハプスブルクはミュージカル「エリザベート」以来ハマりっぱなしです。

〉 シシィですか? Sissiというフランス語のMon Histoireと英語のRoyal DiariesのPrincess Brideを読みましたが、あまり幸せじゃなかったようですね。宮廷生活が合わなかったような印象を受けました。ミュージカルも見てみたいです。衣装とか綺麗だろうなあ。

エリザベートは自由に育ち、お妃教育も不十分だったため、宮廷の作法になじめなかったんです。姑にいびられたあげく心身症を患い、転地療養をして宮廷に戻ってくるとまた再発、転地の繰り返しでそのうちヨーロッパ中を放浪するようになりました。
ミュージカルは日本でも何度も上演していますので、機会があればどうぞ。
ウィーン版のDVDも日本で字幕付きで売ってます。
ただ、かなり「ヘン」なミュージカルです。ハプスブルクの没落を象徴的に表しているようなアヤシイ雰囲気です。そもそも「死」という存在がエリザベートにつきまとっていますので。
音楽がとても耽美で、ずぶずぶハマっていきます。

〉〉〉 イングランドの歴史やってるときから気づいてはいましたけど、女性ばっかりですね。あんまり男性に興味がなく、その隣で奔走する王妃とか、牛耳る寵姫とか、数少ない女王とかにいってます。一番好きなJean Plaidyが、基本的に女性が主人公のものしか書かなかった影響かな。
〉〉〉 何かあんまり、男性が歴史を動かしている実感がない。
〉〉〉 なので、メディチ家もカトリーヌさんだし、ハプスブルクもマリア・テレジアや、スペイン・ハプスブルク家のアンヌ・ドートリッシュ。ムガール帝国もジャハナラ・ベグムやヌー・マハールですね。

〉〉どの人もおもしろそうですね。マリア・テレジアはあれだけの政治力のあった人なのに、憧れのプリンスと結ばれてラブラブで家庭にも恵まれていたのがすごいです。フランツ・シュテファンと一緒の棺に入ってますし…。しかもかなり豪華なバロック装飾の。

〉 え、そんな棺なんですか? 仲のいい夫婦だったのは知ってましたけど、一緒の棺でバロック? 見てみたいですねー。

ウィーンへ行ったときに実物を見ました。でっかい棺です。そこはハプスブルク家代々の墓所になっている教会で、地下に歴代皇帝の棺がずらーっと並んでいるので、なかなか壮観です。
写真が見つかりましたので貼っておきます。
[url:http://photozou.jp/photo/show/197575/21909464]

それでは〜。


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