ウルトラQの母さん、ありがとうございます!

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11833. ウルトラQの母さん、ありがとうございます!

お名前: もつこ
投稿日: 2009/12/10(06:17)

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ウルトラQの母さん、こんにちは。
もつこです。

〉>もつこさん

〉〉11月20日にBear Tooth Mountains (Gun Lake Gang Adventure 5)で2200万語通過しましたので報告します!
〉→おめでとうございます!

ありがとうございます!

〉〉今日はタドキスト大会に行ってきました。
〉・・・
〉→一度は行きたいと思いつつ果たせずにいます。いずれタドキスト大会でお会い出来たらうれしいです。

そう!ほんとにいつかお会いしたいので、ぜひいつか参加してくださいね!!

〉〉以下、いつものようにこの100万語で気に入った本の紹介です。
〉〉<PB>

〉〉* The Revenge of the Middle-aged Woman by Elizabeth Buchan (7.0 99000) 

〉〉ウルトラQの母さんお奨め。夫も仕事も、家までも自分の友人でアシスタントだった若いMintyに奪われてしまった40代半ばのRose。あまりのひどい元夫の仕打ちにしばらくは死んだように日々をすごすが、、、。徐々に自分の力でたちなおり、生活を立て直していく。

〉→切ない話ですよね。このMintyの立場から書かれたSecond Wifeとセットで読むと、人生の深淵(ちょっと大げさ?)をのぞいたような気持ちになります。平凡な日常を送れるって、それだけで幸せなことなんだなー、大事にしないとなーと思います。

ずっと前からのウルトラQの母さんのお奨めの本その1(ウルトラQの母さんにとってはその2?)やーっと読みました!!
お奨めいただいてありがとうございました!
いろいろ考えるとことが多かったのに、この紹介文はタドキスト大会の後、あわてて書いたのでかなりあっさりしたものになってしまってごめんなさい。

(それと実は2200万語のあと、つづけてSecond Wifeも読み終わってますが、次の報告にとってあります。)

私はこちらの本を読んだので、やはりRoseにかなり感情移入して、MintyとNathanをずっとうらめしく思う気持ちでいます。
それはSecond wifeを読んだあとも同じ。
こんな状況になってしまったら、自分だったらどうなるだろう。。。と思いながら読みすすめていました。
Roseが子どもの心配とか、重くのしかかりながらも、やっと新しい人生をみつけてくれて本当にうれしかったです。

でも私の最大の疑問は、そもそもNathanにはMintyを略奪愛に向かわせるほどの、どんな魅力があったのかなあ。。。と。。。。
確かにRoseとの出会いのシーンとか、とても彼は素敵なんですけどね。
その後の言動は人生に疲れた、自分勝手な中年オジサンにしか思えなくて。。。それはやはり
Second wifeを読み終わったあとも同じでした。(というより、途中でああなって、え???Nathanずるい!!ひどい!!?なんでー?でした)
ウルトラQの母さんのように逆の順番で読んでいたら少しは変わっていたかしら?Mintyへの印象は変わったとしても、Nathanへの印象は変わりがないかな??

いつかお会いしたときにはぜひこの2冊の本のネタバレトークしたいですねー!!

〉〉*Wide Sargasso Sea by Jean Ryhs (6.2 47317) 横浜市立図書館蔵書

〉〉柊さんおすすめ。映画化もされている。イギリス植民地ドミニカ生まれの作者が、Jane Eyreの中の謎の屋根裏の狂気の妻として描かれているAntoinetteがどうしてそういう状態に陥ったかを彼女の立場から書いたもの。植民地でのCreole(植民地育ちの白人。黒人からも白人からも疎外された。)の立場、運命というものを考えさせられる。ストーリー全体は暗く重い。書評では英語は読みやすいとのことだったが、私にはかなり難解に感じた。http://www.sparknotes.com/lit/sargasso/はチャプターごとのサマリーと解説があり参考になった。

〉→重たいテーマだけど面白そうですね。ジェーンの立場から見れば、ハッピーエンドのラブストーリーかもしれないけれど、イギリスの帝国主義、植民地主義の時代の犠牲になった人々も沢山いたというのを忘れてはいけないのだと思います。邦題は何というのかしら? 映画から見てみようかな?

邦題は サルガッソーの広い海 です。アマゾンにもあります。
日本語で読んでもたぶん難解な予感。です。
植民地の時代の人間関係って、日本人には理解がむずかしいところもあります。
特にこの主人公は黒人白人両方から阻害されていてかなりつらい。。

〉〉* Slumdog Millionaire by Vikas Swarup (7.0 88951)横浜市立図書館蔵書

〉〉今年の私の一押し本です!映画化された「僕の1ルピーの神様」原作。作者はインド人外交官。順序はばらばらながらもそれぞれの時代のエピソードが最後にはきれいにつながっていきます。そして、クイズ番組にでた本当の意味は・・・・わくわくドキドキしながら、どんどん読み進められました。

〉〉タドキスト大会ではグルメさんからもお奨めの一冊でした。私は映画はみていないのですが、グルメさんによると、いろいろエピソードやクイズの問題そのものも変わっていて、やはり原作のほうがずーっといいそうです!

〉→映画もあるんですね。まずは映画を見てみようと思います。

映画のほうもかなり話題作だったようですね!

〉〉*70 Japanese Gestures No Language Communication by Hamiru aqui translated by Aileen Chang (3.3 5000)

〉〉PBではないですが、大人向けの本なのでここにいれました。

〉〉日本のジェスチャーを外国人向けに英語でおもしろく解説!モデルの中年のおじさん(エンジニアらしい)がいい味だしてて笑えました。

〉→普段意識してない日本人のジェスチャー、外国人が見るとどんな風に見えるのかしら? 興味あります。

いい年の、まじめそうなおっさんが、いろんなポーズをおおまじめでとってくれてておもしろかったです。
かとちゃん、ぺ、までありました(笑)。

〉〉<児童書>
〉〉* Mystery explosion (Gun Lake Gang Adventure 2) by Johnnie Tuitel (4.5 60) Educa蔵書
〉…

〉〉主人公は脳性まひで車椅子のJhonnieのシリーズ、読みやすくてとっても気に入っています。
〉〉ドラッグカーレースの直前にFaraday氏の競技車が爆発した。ふだんから子どもたちにも慕われているチーフメカニックのKortに容疑がかかり、無実を信じるJohnnieたちが真相の究明に乗り出す。

〉→欧米の児童文学ではハンディキャップがある子も主人公になれる(?)というのがステキですね。ハンディキャップがある子どもたちも励まされるだろうし、ハンディキャップがない子たちも、ハンディキャップのある子どもをより身近に感じられるようになるでしょうね。

そうそう、Jacqueline Wilsonとかの本にもよくハンディキャップの主人公がでてきますね。
ジョニーがいることで、周りのみんなは、一緒だとできそうにない、とあきらめてしまうのでなく、どうやったらジョニーも一緒に出来るかな、と考えて行動しています。
そして、何より、ジョニーも何でも恐れずチャレンジするところがとっても魅力的なんです。

〉〉* The Secrets of Droonシリーズ (3.5 8000前後) Educa蔵書
〉〉なかよし三人組のErick, Neal, JulieがDroon国に迷い込み、毎回Keeah王女や他の不思議な仲間と冒険をする 

〉→いろいろなシリーズがあるのですねぇ。未読シリーズがいっぱいです。

このごろはブッククラブで読んだことがないシリーズ探ししてます。
このシリーズはけっこう先が長いのでゆっくり楽しみます。

〉〉* The Naughtiest girl again (The Naughtiest girl シリーズ#2) by Guid Blyton (4.0 45000) Educa蔵書
〉〉新学期からは最初からいい子にしようとおもっていたElizabeth。が、ちょっと問題ありの新入生たちのせいで、またついついnaughtyになってしまう。。。

〉→このシリーズも迫力ありそうで、食指が動きます。

少し時代背景が前ですが(1950年くらい)、その分、英語はあまり今風な言葉も少なく読みやすいです。
この学校は生徒会がしっかりしていて、生徒たちが困っていることをぜんぶ自分たちで解決してしまうのです。
こんな学校あったら理想だなあー。

〉〉<BBC Big Toeの聴き読み> 無料音源 http://www.bbc.co.uk/bigtoe/books/
〉〉今回もおもしろい話がいっぱいアップされていたのでたくさん聴きました。

〉→Big Toeは、私はまだ苦手なんですが、いずれ楽しめるようになったらいいなぁと思っています。

いろいろ宝の山の音源なので、楽しいですよ!
聞き逃しても1−2年後にまたアップされるかも?です。(最近だいぶ、前に見たとか聴いたことがある話が増えてきました。が、まだまだどんどん新しいのも追加されています)

〉〉*Robinson Crusoe  by Daniel Defoe

〉〉無人島に漂着したロビンソンクルーソーのたくましいサバイバル生活
〉→Defoeの原作のままなのかしら? けっこう古い英語ですよね。読んだことないけど。

あ、BBCなので再編集版です。なので聴きやすかったです。
そっか、もとのバージョンそのままだったらちょっと、難しいかったのかな?

〉〉*The Doughnut Ring by Alexander McCall Smith

〉〉車を盗まれた定年間近の用務員さんのために、お金を稼ごうとドーナツ売りを始める主人公たち。自分たちだけの力ではドーナツをつくりきれないので、チェーンレターを出していろんな人からドーナツを寄付してもらうことにしたら大変な数のドーナッツが集まって大変なことに!
〉〉McCall Smith は私が好きな作家の一人です。

〉→これ面白そう。

学園もの、ってかんじでおもしろかったです!ちょっとこの話はAndrew Clements風かも。

〉〉*The Boy in the Striped Pyjama by John Boyne

〉〉ナチス統治下のドイツ。父の仕事を知らずにユダヤ人の強制収用キャンプに引っ越した男の子が主人公。そこでポーランドから強制収用されたJewishの男の子と友達になり。。。重いテーマを男の子の視点からユダヤ人とドイツ人の関係を描いています。
〉〉作家のインタビューもあり、バックグラウンドストーリーも聞けました。
〉〉タドキスト大会で、リリーローズさんもこの本の紹介をしてくださいました。

〉→読み応えありそうですね。色々考えさせられそう。

はい、ラストも驚き、、、切ない結末でした。

〉〉<LibriVoxの聴き読み> 無料音源 http://librivox.org/newcatalog/
〉〉ほんとに重宝しているこのボランティアに支えられた無料音源です。どれもDillさんのお墨付きなので安心して楽しく聴きました。

〉〉* Little Princess by Frances Hodgson Burnett (5.0 60000)
〉〉 http://librivox.org/a-little-princess-by-frances-hodgson-burnett/

〉〉小公女 私が子どものころ、初めて買ってもらった本の原作を懐かしく思い出しながら聴き読みしました。
〉〉裕福な父をもつSaraは寄宿学校でPrincessのような暮らしをしていて、心もとても優しく、小間使いのBeckyにもいつもやさしくしていた。ところが父がダイヤモンド鉱山開発に失敗して全財産を失い、失意のあまり亡くなってしまう。Saraは学校の小間使いにさせられるが、それでも清いこころは忘れない。

〉→児童文学も入ってるのね。私はまだSense and Sensibilityの最初のところで止まってます。

あー!!わたしもSense and Sensibility聴き始めてはみたもの。。。
だめかもしれない・・・・・英語そのものがそんなに難しいと思えないのに、ぜんぜん筋が頭にはいってきません。。。。
このまま50章つづけてもはなしが、、、ちんぷんかんぷん???

〉〉*The adventure of Sharlock Holmes

〉〉シャーロックホームズ短編集。子どもの頃夢中で読んだ本を聴き読みしました。英語に慣れるまで少し難しくかんじました。

〉→多分これも古い英語なんでしょうね。英語は日本語ほど変化が激しくないとは思うけれど。

そうですね。多分英語が古いのかな。

〉〉*Heidi by Johanna Spyri http://librivox.org/heidi-by-johanna-spyri-solo/

〉〉これも子ども時代の愛読書。ハイジの清らかな心が、かたくなだったおじいさんの心をあっという間に溶かしてしまうところが大好きです。
〉→私も子どもの頃好きだった本です。Sense and Sensibilityはちょっと脇にどけといてこっちから聞こうかな?

そう、それがいいかも!!!

〉〉<絵本 & 子どもむけGR>
〉〉10月にうだきちさん主催のリーパーすみ子先生の講演会でまたたくさんの絵本にめぐり合いました。

〉〉*Three Little Kittens by Paul Galdone (0.5 170)

〉〉3匹のネコちゃんたちは、手袋をなくしたり、汚したりしてお母さんにおこられてばかり。ネコたちの表情がとてもかわいいです。
〉〉いろいろネコやネコの好きなモチーフがあちこちに隠し絵になっていて見つけるのも楽しかった!

〉→説明を読んでるだけで可愛い!と言いたくなりますね。

よろこぶ顔、しゅんとなる顔、どれもかわいいですよ!!

〉〉* How I learned Geography by Uri Schleviez (1.0 480) 

〉〉邦題 おとうさんの地図 ポーランド生まれの作者の貧しかった子ども時代 世界大戦中の話 なけなしのお金で食べ物かわりに世界地図を買ってきたお父さんを最初は恨んだが、地図をながめているうちに、いろいろな想像がはたらき、世界を旅している気分になって・・・

〉→読み応えありそうな絵本ですね。

Uri Schleviez は好きな絵本作家の一人ですが、こんなバックグラウンドがあったんだなー、おもってよんでいました。

〉〉*It looks like spilt milk by Charles G. Shaw (0.5 172)

〉〉白いしみがいろんなものに見える ちょっとアート気分の本

〉→ちょっとステキそうですね。ちょっとの間、心を別世界に運べそう。

そうそう、絵本ってそういうところがいいですよね!

〉〉そのほかにも図書館メインでたくさんいい本をかりました。

〉〉*Farmer Duck  Martin Waddel & Helen Oxenbury (1.0 391) Educa蔵書
〉・・・
〉以下ご紹介していただいた絵本、どれも魅力的! 相変わらず図書館を上手に利用してらっしゃいますね。年末年始に読む絵本を相互貸借で借りておこうかな…。

年末年始は休館の間ふだんより長く借りられますものね!

〉〉と、まあこんな2200万語までの100万語でした。いつも長くてすみません。
〉〉最後まで読んでくださってありがとうございました!

〉→沢山の本を紹介してくださってありがとうございます。ここのところ、仕事も忙しく、多読から遠ざかってる感じですが、アマゾンで注文したバレエものがそろそろ届くので、ポチポチと無理のない範囲で読もうと思っています。あとほんの一息で1000万語なんですけれどもね。

お好きなバレエ本にで楽しく読んでくださいね!
1000万語のご報告も楽しみにしてますよー。

〉〉ではみなさま、来年もHappy Reading & Listening!

〉→お互いに! また次の報告、楽しみにしてますね。よいお年を!

いつもいつもありがとうございます!
ウルトラQの母さんも、よいお年を!&そしてHappy Reading & Listening!


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