1,000万語突破しました!

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11794. 1,000万語突破しました!

お名前: ジェミニ http://creek.hp.infoseek.co.jp/english/index.html
投稿日: 2009/11/8(20:45)

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 ジェミニです。

 平成16年5月から取り組んできた多読ですが、やっと5年6月近
く経過しました。

 また、この11月5日に読了した"The Lexus And The Olive Tree"で、
1,000万語突破しました。

 900万語達成が、平成21年5月31日だったので、900万語
から,000万語まで5ヶ月かかっています。仕事で今年度上半期は、
あまり多読することができませんでしたが、なんとか、達成できました。

 以下、読んで印象に残った本の紹介です。
1.子供向けフィクション
 天文学者のStephen Hawkingと娘のLucyの共著の"George's Secret
 Key to the Universe"は、フィクション仕立てですが、挿し絵があ
り、途中に美しい星の写真があり、太陽系やブラックホールなどの
情報が満載です。

2.子供向けノンフィクション
  Oxford Bookworms FactfileのStage5の"The History Of The 
English Language"は、英語の歴史についてコンパクトにまとまって
いるのは良いのですが、本文にラテン語があったりして、結構読み
にくかったです。

 DK Biographyシリーズの"Marie Curie"は、Curieが、夫の
ピェールとともに放射性物質の研究に取り組んだことを中心に
書かれています。さすが図鑑で有名なDK出版の本です。カラー
写真がふんだんに入っており読みやすいです。

3.一般フィクション
  Sidney Sheldonの代表作である"Master Of The Game"は、
ダイヤ採掘をきっかけに一大会社を興したJamieとその子供
Kateと彼女の子孫の大河小説です。このPBは語数が多いの
ですが、ストーリー展開が早いので、結構、ハイペースで
読むことができました。

 Dan Brownの"Deception Point"は、"Angels & Demons"など
のように歴史的な話でなく、先端技術と政治が中心の話です。
北極海の氷の下に謎の隕石が、NASAによって発見されました。
 Herney大統領は、Rachelに隕石の真偽を確認するように頼み
ました。

 これをきっかけにNASAの陰謀が次第に明らかにされていき
ます。隕石生成の過程や、海の生物などいろいろな科学の蘊蓄
が詰まっています。

 Michael Crichtonの"Disclosure"は、映画にもなっています
が、ハイテク企業に勤めているTomは、今度の異動で昇進すると
の噂でしたが、 Tomの昔のガールフレンドのMeledithが、何と
彼の上司として異動してきました。そして、MeledithとTomと
の間にとんでもないトラブルが・・・。

 今回のテーマは、セクハラとバーチャル・リアリティーで
しょうか。終盤の100ページは、いろいろと謎解きがあり、
一気に読ませます。

4.一般ノンフィクション
 Malcolm Gladwellの"Outliers"は、勝間和代さんが、
「天才! 成功する人々の法則」という名で翻訳されていま
すが、天才や、世の中で言う成功者になるための要因を、
いろいろな切り口で分析しています。

 Simon Singhの"Big Bang"は、現代人の宇宙観として定着
しているBig Bang理論がどのように生まれたかを紹介して
います。宇宙論の入門書なので、ふんだんに説明のため
の図表があり、著者もたとえ話などで宇宙の現象を分かり
やすく解説されています。

 Thomas L. Friedmanの"The Lexus And The Olive Tree"
ですが、タイトルのThe Lexusは、トヨタの高級車レクサスで、
この車はほとんどがロボットによって作られており、
グローバリゼーションの象徴です。

 一方、The Olive Treeは、自分の地面の象徴であり、
中東ではオリーブの木が誰の物かで、諍いが起こることが
あります。また、オリーブの木は自分の地面のみでなく、
家族、地域社会、部族、国家、宗教の象徴であり、自分
の位置や家を示す物となっています。

 この本、グローバリゼーションについて、詳細に説明
されていますが、結構、難しい言葉も出てきており、分量
もあり、そのうえ、このPB判は字も細かく、結構読み
づらかったです。

 読んだ本については、以下のジェミニの洋書データベース
にて整理していますので、興味がある方はご覧下さい。
[url:http://creek.hp.infoseek.co.jp/english/bookdb.html]

 これからも、ペースは遅いかもしれませんが、自分が読み
たい本で多読を進めていきたいと思います。

 それでは、皆さん、Happy Reading!

▼返答


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