The book thief で2100万語通過しました!

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/7/17(12:14)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

11722. The book thief で2100万語通過しました!

お名前: もつこ
投稿日: 2009/10/8(14:41)

------------------------------

こんにちは。もつこです。
9月26日、The book thiefで2100万語通過しました!

もう2000万語だし、今までどおり100万ずつ報告するかちょっと迷いましたが、ちょうど台風18号の影響で子どもの学校が閉鎖になって会社を休んで時間もあるので、まあ、こういう人もいてもいいかと思っていつもどおり報告することにします!前置きが長くてすみません(笑)。(ついでに本文も長いです)

The book thief は以前から、いろんな人がお奨めしていたので読みたいと思っていました。
分厚いけれど、ようやく手にとってみました。

* The book thief by Markus Zusak (6.5 116389)  横浜市立図書館蔵書

死神が語り手の第2次世界大戦下のドイツ。弟の埋葬のときに落ちていた本を盗んだ、9歳の少女Liesel はやさしいfoster fatherのHansと一緒に字を学ぶ。隣の家のRudyはふざけ相手ながらもいろいろな意味で心の親友。ヒットラー統治下のドイツ、次第に戦争の色が濃くなったころ、foster parentsは自らの生活を危険にさらしながらもJewishのMaxをかくまうことになる。その後、更に戦争はさらに悪化し。。。。
静かな語り口の下で語られる戦争という現実はとてもつらかったけど、死の見え隠れするその中で、統制されつつも「本」と「言葉」に生きる光を見出して必死に生きていく主人公たちの毎日と心情が描かれていて、読んだよかったと思う本です。 
また、いつも参考にしているDillさんのブログによると、Audibleもあってとてもよいそうでなので(特にドイツ語も多いので意味はわからなくてそれは耳で聞くとすごく、ドイツという舞台の雰囲気が伝わるだろうし)いつかこちらでも聴いてみたいです!

以下、いつものように気に入った本の紹介です。

<PB>
* The clan of the cave bear (Earth's children #1) by Jean Auel (9.6 196000)横浜市立図書館蔵書
父母を失ったクロマニオン人の少女Aylaがまったく容貌の違うネアンダルタール人の部族に拾われ育てられる。
周りの偏見やしきたりなど、数々の困難にも果敢に立ち向かうAylaがとってもたくましくて魅力的。最後のページは泣けました。 
実はこの本はあの勝間和代さんの著書で奨めていた本です。Aylaについては「自分の目の前にあるパーソナル資産をなるべく有効活用する」とありました。 
石器時代の生活様式、儀式、などの記述もおもしろいです。
シリーズでまだまだながーく続くようなので、そのうち2巻を手にとって見ようと思っています。

<児童書>
* George's secret key to the universe (by Lucy & Stephen Hawking) (4.5 50101)世田谷区図書館蔵書
ソレイユさんおすすめ。
ホーキング博士父娘作の宇宙冒険物語 3部作(まだ2部までしか出ていないようですが) 
ハードカバーで太陽系の惑星のフルカラー写真付できれい。 
宇宙に関するコラムもいっぱい。英語自体もとてもよみやすい。
Georgeのお隣の天才科学者のEricのスーパーコンピューターのCosmosが開くWindowから宇宙に飛び出していける Ericの娘Annieと宇宙のたびにでるGeorge.。
Hawking Radiation ホーキング放射(輻射)の理論が紹介され、Ericのピンチを救う。

* The Barn at Gun Lake (Gun Lake Gang Adventure 1) by Johnnie Tuitel (3.7 17460) Educa蔵書
作者自身も車椅子生活。主人公は脳性まひで車椅子のJhonnie。
引越してきたばかりのGun LakeでGun Lake Gangに入る儀式で一人で行った何年もつかわれていないBarnでCDのケースをみつけ、その裏に潜む犯罪を子どもたちが解き明かす。
車椅子のJhonnieをほとんどの子どもたちは快く受け入れてくれたが、ひとりだけは認めてくれない。

* The Secrets of Droonシリーズ (3.5 7500前後) Educa蔵書
なかよし三人組のErick, Neal, JulieがDroon国に迷い込み、毎回Keeah王女や他の不思議な仲間と冒険をする 1巻の表紙は空とぶじゅうたんにのるKeeah王女と3人
#1 The Hidden Stairs and the Magic Carp
#2 Journey to the Volcano Palace
#3 The Mysterious Island
#4 City in the Clouds
#5 The Great Ice Battle

* A Jigsaw Jones Mystery シリーズ (2.5 6000前後) Educa蔵書
小さな謎を1日1ドルで解決する探偵のJigsawとMila
#30 The Case of the Kidnapped candy
先生がせっかく用意してくれた、たくさんのKissチョコを盗んだ犯人はだれ?
#31 The Case of the spoiled rotten spy
#28 The case of the Food Fight

* The Naughtiest girl in the school (The Naughtiest girl シリーズ#1) by Guid Blyton
(4.0 37000) Educa蔵書
Hydeさんおすすめ。
初版は1940年代 家庭教師もすぐ交代してしまうようなnaughtyなElizabethが初めて学校にいれられ、家に帰りたくて追い出されようとnaughtyに振舞うが、心の底はいい子なので思うようにはいかない。初めての学校で友情や学ぶ楽しさを覚えていくElizabeth。
つづきもたくさんあるのでだんだん読んでいくつもりです。

<BBC Big Toeの聴き読み> 無料音源 http://www.bbc.co.uk/bigtoe/books/
今回もおもしろい話がいっぱいアップされていたのでたくさん聴きました。

* Black Beauty by Anna Sewell
「黒馬物語」 美しい黒馬Black Beatyの人生(幸せな子馬時代、農場が売られてからのつらい時代、そして余生)を馬自身が語る

* The Lottie Project  by Jacqueline Wilson
若いシングルマザーと暮らす11歳の女の子Charlie (本当はCharlotte) の生活は新しい先生Miss Beckworth が来てから一変!授業で Victorian時代を勉強することになり、自分に似たメイドLottieの写真のを見つけ、彼女になりきった日記を書き始めた。

* My Naughty Little Sister by Dorothy Edwards
こまったちゃんの妹をもつとお姉ちゃんはいつも大変!

* The Adventures of PG Woodlouse by Felicity Duncan and Jon Osbaldeston
ミュージカル仕立て 著者自ら歌って読んでいて楽しい!
 ロンドンの家の床下に住むワラジムシのPG いろいろな虫の登場人物がでてくる。HP http://www.pgwoodlouse.com/ もあって絵も見られます。

* Horrid Henry's Sick day by Francesca Simon
Horrid Henryシリーズ。弟のPeterが病気で休むのがくやしくて、自分も仮病で休むHenry、わがまま放題してるうちにお父さんもお母さんも寝込んでしまい。。。

<LibriVoxの聴き読み> 無料音源 http://librivox.org/newcatalog/
ほんとに重宝しているこのボランティアに支えられた無料音源です。

* The Secret Garden by Frances Hodgson Burnett (7.0 81000)
http://librivox.org/the-secret-garden-by-frances-hodgson-burnett/
古典だけど読んだことのなかった「秘密の花園」です。 
父母を失ったわがままな少女Maryがおじに引き取られる。おばの事故死後、閉ざされた秘密の庭への入り口を見つけてから、生活は一転する。
メイドのMarthaの弟で動物と話のできるDickon、体の弱いColinとのとの出会い。
ヨークシャーなまりの部分が読みづらいということだったが、上手な読み手による聞き読みだとけっこうわかりやすいかも!?
聴き終わりは幸せな気持ちです。

* The Adventures of Pinocchio by C. Collodi (Translated by Della Chiesa, Carol) (4.5 40000)
http://librivox.org/adventures-of-pinocchio-by-c-collodi/
もとはイタリア語のピノキオ原作。これまたDillさんのお奨めで聴きました。
今までディズニーの映画しか知らなかったので、いろんな意味でびっくりが多かったです(笑)。
知っていたのより、ピノキオはずっと自分勝手な男の子だったし、またもっといろいろなエピソードがあって、キツネとネコの話なんて、なんだかイソップみたいな感じ!まさしくadventuresがいっぱいです。よく知られているエピソードの、ロバになって、巨大なさめにのみこまれてしまう(しかもディズニーでは、くじらだったのに!)ところは最後の最後まででてこなくてこれまたびっくり。
いろいろ楽しめました!

* Pollyanna Grows Up by Eleanor H. Porter (4.5 74457)
http://librivox.org/pollyanna-grows-up-by-eleanor-h-porter/
ポリアンナ続編。
前半は10歳のポリアンナがMrs. Carewや車椅子の少年Jamieと冬をすごしたBostonでの出来事。
後半は20歳になったポリアンナが二人の幼なじみJimmyとJamieの間で揺れる乙女心。。。
これまた読(聴?)後感がさわやかです!

* The voyages of Doctor Dolittle by Hugh Lofting (6.2 73382)
http://librivox.org/the-voyages-of-doctor-dolittle-by-hugh-lofting/
動物のことばをはなすドリトル先生シリーズ、2巻目。
新しい登場人物、トミー・スタビンズ少年も加わり、さらに面白い。無実の罪をきせれそうになっていた人の裁判を飼い犬の証言で救ったり,Bullに話しかけて芸をさせ、スペインで闘牛をやめさせたり。
その後、海に浮く島へ旅へ。いろいろな冒険が待っています。

<絵本 & 子どもむけGR>
* The minpins by Roald Dahl (4.5 6819) 横浜市立図書館蔵書
極楽トンボさんおすすめ。Dahlの遺作だそうです。
入ってはいけないといわれている小人の森でBillyは minpinsという小人たちに出会い、生活を脅かす
恐ろしいオレンジ色の魔物に立ち向かう。
子どもの頃に読んで大好きだった、佐藤さとるのコロボックルたちにちょっと似ています。

* Dinosaurs Time  by Peggy Parish (0.5 527) Educa蔵書
いろいろな恐竜が紹介されている(読み方が書いてあるけどけっこう難しい)
イラストはArnold Lobel  
Lobelの絵のせいか、Teratosaurusの顔がちょっと、Frog and ToadのToadににているのはご愛嬌!

* Blueberries for Sal  by Robert McCloskey (2.0 2700) Educa蔵書
Blueberry Hillにお母さんとブルーベリー摘みに来たSal。
もってきたバケツに入れるよりもすぐお口にはいっちゃう。同じ頃、熊の親子もブルーベリーを食べにきて。。。。
あらら、二人ともママからはぐれちゃった?
ブルーベリー色の1色イラストも素敵。

* How many fish? (0.3 125)
声にだして読むとRhymeがとても心地よい!

結局こんなにながくなってしまいました。
最後まで読んでくださってありがとうございました。

ではみなさまHappy Reading & Listening!


▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.