オレンジさん、ありがとうございます

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/6/18(20:32)]

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11086. オレンジさん、ありがとうございます

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2008/9/18(23:51)

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〉ウルトラQの母さん、はじめまして。オレンジです。
→いつも読ませていただいています。

〉ウルトラQの母さん、700万語(850万語)達成おめでとうございます!!
→ありがとうございます。

〉学位取得おめでとうございます!!(オマケといえども)学位は学位ですよ。

→ありがとうございます。長年の社会人学生をようやく終えることが出来ました。

〉息子さんは旧約聖書を英語で読んでいるのですか??たまにPBで聖書の言葉や神父が話すところが出てきますが、独特な言葉を使っていてほとんどわからないですね。たぶん、英米人が仏教の経典を読むのと同じなのかもしれません。多分、それよりは分りやすいと思いますが。とにかく、すごいじゃないですか!

→息子との「親子で多読」は当初ORTを中心としたものだったんですが、その後、彼は、自立して、1人で『ゲド戦記』を英語で読んでみて、「翻訳じゃなくて原語で読む楽しさ」を実感したみたいなんです。

「そんな難しいのじゃなくて簡単なの読んで力つけてからにしたらいいのに」と思ったり、言ったりもしたんですけど、「キリン読み」でどんどん読み切って行きました。多読には、本当に「色々な道」があるんだなぁと思いました。息子は自分流の多読の道を歩んでいます。

私は英語の専門家じゃないのでよく分からないのですが、息子の多読において、「辞書を引かない」の代わりに「母親を辞書代わりに使う」というのが、ひとつには良かったのかもしれないと思います。

ORTの時から「なるべく前後で意味を取りながらやってった方がいいらしいよ。でも分からない単語があってどうしても知りたいっていうのがあったら聞いて」っていう感じでやってたんですが、『ゲド戦記』の時は、私が台所仕事などしてると「ねぇ、○ってどういう意味?」と聞かれ、即答できることもあるけど、出来ないことも多く、「前後にどんなこと書いてある?」と聞いて、「じゃあ、△って意味かな」となることもあるし、「うーん、お母さん、その単語知らない」となることもある。で、その後、辞書を引いてみることもあるし、まぁ、その単語が分からなくても話は分かるからいいや・・と放っておくこともある。

自分で辞書を引いてると、「ストーリーを追う」ことの速度が落ちちゃうから、「楽しむ」の部分も減速しちゃうと思うんですよね。「(頼りにならない)生き字引」に聞くのだと、その時間のロスが少ないし、自分で発音してみたりってのも、良かったのかも・・と思ったりします。私がしばしば答えられないってのも、英語って奥が深いんだなぁ、簡単には出来るようにならないんだなぁとか、そういうのも分かるから良かったかなぁって思ったりもしてます。

〉僕はまだ400万語(PB31冊)しか読んでないですが、僕が最近思うのは今読める英語より1段階下の本を沢山読むといいと考えています。ウルトラQの母さんも自分にどの本があっているのかわかってきたみたいですね。それが700万語の成果なのかもしれないですね。700万語達成している方にアドバイスをするのは申し訳ないですが、1つ言うとすればPBの場合は児童書よりさらに木を見て森を見たほうがいいと思います。参考までに僕が他の方に書いたPBを読むときにおける注意点を載せておきますね。

〉ペーパーバックを読むときの注意点としては4つあります。

〉1. わからないところがあってもどんどん飛ばて読むこと。(シドニー・シェルダンはボキャブラリー数は高いですが、わからない単語のほとんどがストーリーにはあまり関係してこないので、気にしないでどんどん飛ばしてください。つまり、木を見て森を見ずではなく森(ストーリー)をみることに集中してください。)ちなみに、僕は不真面目なので多読三原則の辞書を引かないは僕にとって好都合の原則と思って辞書を引くことをサボりまくってます。僕はこれまでPB30冊読みましたが、辞書は10回も引いてないです。
→なるほど。「どんどん飛ばして」読むのが大事というのは確かにそうかも。「わからない単語」はストーリーと関係ないのですね。確かにそうかもしれません。私は多分、「わからない単語」でちょっとブレーキがかかるんだと思うんです。

〉2.最初の50ページは背景が分らなくてもあまり気にしないで読むこと。
→これも納得かも。そこで、ヘンに「どういうこと???」などと思ってしまうと、「つかみ」まで到達出来ずに捨てることになったりしちゃいますよね。

〉3.PBを読むときはストーリーの理解度は6割程度理解できればいいと気楽に読んでください。これは最初の内は意識したほうが良いかもしれません。特に真面目な方だとストーリーの細部にまで理解しないと気がすまないという人もいますので。PBの理解度はストーリーが分れば分るほど増して来ますのであまり気にしないで下さい。
→「6割」というのは、なかなかに「安心」(?)な数字ですね。

〉4.挫折しても気にしないでください。この本は合わなかったくらいでいいと思いますよ。挫折した本が読めなくても困ることもないですし、何度挑戦してもいいのですから。
→ほんとにそうですね。日本語だろうが英語だろうが、読んではまれる物だけ読めばいいんですもんね。

ありがとうございました。4点ともすごく参考になりました。

私の場合、多分、分かる部分と分からない部分の速度が一定してないんじゃないかなぁ・・と思ったりしてます。5〜8歳向けのものが読みやすいのは、分からない部分もあまり減速しないで進めてるような気がします。

PBについても、「どんどん飛ばす」というところが上手に出来るようになれば、もうちょっと疲れずに読めるようになるかもしれません。次にPBを読む時はそこらへんを試してみますね。

〉それでは、ウルトラQの母さん、Happy Reading!!
→お互いに!オレンジさんの次の報告も楽しみにしています。


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