shinさん、遅くなりました!

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS めざせ100万語 交流の広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/7/17(13:09)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

2095. shinさん、遅くなりました!

お名前: SSS英語学習研究会 酒井邦秀
投稿日: 2002/5/26(00:46)

------------------------------

〉 先週10日(金)に200万語を通過しました。

shinさんにおめでとうを言ってなかったことが判明。
奇妙な見落としです。あらためて、おめでとうございます。

〉が、意外に早く読むことができました。100万語読んで、3原則が身についてきたためだと思います。

当然といえば当然のような気もしますが、みなさん100万語までは
ほんとに1万語ずつ刻むように読んできて、100万語を越えると
急にはやくなりますね。不思議ですが、学習曲線の登り口のところに
100万語読破があるということなのでしょうか?急に読む量も
速度も上がるような気がします。

みなさん、ぜひ学習曲線の報告をお願いします。
日本多読学会の学会発表の材料にしよう!
(なお、そんな学会はまだありません。)

〉 冊数、レベル別内訳(GRのみ)等は下記の通りです。
〉 GRが結構含まれています。古川先生、既刊のケンブリッジ・リーダー、全冊読みました(笑)。

ペンギン、オックスフォードにくらべて冊数が少ないとはいえ、
全冊読んだ人はほかにはいないのではないかな?
SSSの書評委員全員を合わせたくらいの偉業ですね。

〉 今回の読書を以下にまとめました。

ありがとうございます。いつも言ってることですが、
こういうデータがぼくには非常に貴重なのです。
いつかみなさんの報告をまとめて、「人それぞれ」が
一目でわかるようにしたいと思っています。

〉L6;2冊→Marianne Dreams→L4;1冊→Holes→L4;1冊→×The BFG→ 

Marianne Dreamsはどうでしたか?こんなマイナーな(?)
児童文学まで読まれたとはおどろきです。どうしてこの本を
読む気になったのかな?

Holesはどうでしたか?ぼくは10ページくらいでやめましたが、
読んだ学生はみんなおもしろかったと言っている本です。

〉→L4;1冊→○The BFG(Dahl)→L1;1冊(253wpm)→TheDoomsday Conspiracy

ここで、The BFGが読めたのがすごいですね。これはたしかに
読みにくい本で、ダールの子ども向けとしてはいちばん
むずかしいですね。

〉→○The Naked Face(Sheldon)

また「挫折した本」(もっといい呼び方はないものか?合い言葉募集!)
を読み終わったんですね。ちがいはどこでしょうね。なぜこのときは
読み終われたのでしょう?

〉 3.2.以外に1〜2ページあるいは10ページ程度でやめた本は11〜13冊程度。

ここはみなさんに注目してほしいと思います。shinさんにして、
どんどんやめている!(というより、やめているからたくさん
読めている!!)

〉 並行して2−3冊読んでいることが多いため、こういう形で並べました。
〉 GRの場合だと一息で1/3程度まで読むことのできた本は、だいたい放棄せず読〉むことができるので、そこまで読んだら、その本はとりあえず寝かせおいて次の候補〉を探してみるという感じです。GRの場合は、常に2−3冊は並行して読んでいます。

これはぼくもそうです。GRでなくても、常に2,3冊は
平行して読んでいますね。いまはちょうど3冊全部読み終わって
なにも読んでいない!でも本を書いているあいだに買ったのが
10冊以上あるので、もー楽しみで、楽しみで・・・

〉今回は最初の方でつまずきました。Marianne Dreamsを簡単に読むことが
できたのですが、The BFGで引っかかり、The Neverending Storyも長すぎて
通勤電車の中でなかなか進まずに挫折。The Naked Faceも今まで読んだ
Sheldonのと違って1つの章が長く、なんとなく挫折。L5の警察ものも、
宣伝文が巧みすぎて2/3まで読んで面白くなくなり放棄。その後もL3,
4を読んでもあまり面白くなくなってしまいました。その後、思い切レベルを下げてみて元に戻りました。

ここもみなさんに熟読してほしいな。(それにしても「挫折」に
代わる言葉はないものか・・・)

〉4.分速
〉 100万語を目指して、確かL5を読んでいるときに、酒井先生から
「200wpm位で読んでますか」と尋ねられたことがあり、その時は
「それぐらいで読んでます」とお答えしたのですが、一冊全体で計るのだ
ということを知らず、直近の章で計っていました。

いえいえ、大体でいいので、1冊全体で測ることはないでしょう。
「いい加減」で結構です。

〉 今回は一冊丸ごとを読んで計ってみました。
〉 253wpmは、どれくらい早く読むことができるのか試してみた結果ですが、
ちょっと早すぎました。

それにしてもほとんど理想的なくらいの早さですね。

〉 かといって、分速が不要かと言えば、3原則の背後にしっかり
隠れて重要な役割を果たしているという感じがします。たくさん読むと
分速も自然に早くなるし、分速が早くなると厚い本も苦にならなくなる
という効果があるように思います。

分速にもいいところがあると・・・
分速を言い出したのは古川さんですが、ぼくもかなり納得しています。
ときどき測るようにすれば、一定の意味はあると・・・

それに早く読めれば(理解度は犠牲にせずに)生きてるあいだに
それだけたくさん読める!と思うと、なんとかぼくも「読んでいる
あいだの無駄」を省きたいと思います。(ひまになったらGRに
再挑戦!)

〉 読む本の語彙レベルは徐々にしかあがっていかないかもしれませんが、
読むことのできる範囲で楽しい本が続々と現れてくるので、酒井先生の教えを
真似て、そのうち難しい本も読めるようになるさ、と思っています。

それはまちがいありませんね。ぼく自身大学卒業後はそうやって
徐々に難しいものを読めるようになってきたと思います。
特に難しいものをどう読めるようになったかは、またいつか
書く機会があればと思いますが、要するにたくさん読み続けたという
ことです。

〉 児童文学にも手を染め始めましたが、感動的な本があります。
優れた児童文学とは、子供の心を失なっていない大人が書いた、
主に子供を主人公にした万人向けの文学、ということだなあと認識を
新たにしました。

これはうれしいご意見です。ぼくはもともと児童文学を中心に
読んでいたので、それで Marianne Dreams なども読んだのです。
イギリスの児童文学はすごいです。いくらでも心を満たしてくれる
本がある!

〉 今回感じた効果は、
〉  ・長い文章の方が読みやすいと感じるようになった(リズムが途切れない)
〉  ・メールが楽に綴れるようになった(amazon.comに載っている古本屋との
    間で文のトラブルがありましたが、メールのやりとりで解決したこと等)
〉  ・200万過ぎてからThe Neverending Storyに戻っています。これが
    とても読みやすくなりました(全体の1/3強まで読了しました)。

こんなに具体的に100万語から200万語の効果を書いて下さると、
みなさんにものすごーく励みになると思います。ありがとうございました。
とくに2ラウンド目の最中に The Neverending Story のように
「読めるようになった」本があるということは、「効果が確認しやすい」
ということになるので、ぼくも推進しがいがあります。

〉6.次の目標
〉 ゲド戦記として邦訳がでているシリーズの続編の原著2冊。
〉 もう少し、今までのレベルの本を早く読むことができるようにならないと、
良い加減で読めない気がします。

ゲド戦記は最初の3部作しか読んでいませんが、そんなに
むずかしくはなかったのでは?最近5作目が出ましたね。
ぼくもそのうち4,5と読んでみよう。そしたらレベルも
わかるし。

〉番外−ケンブリッジ・リーダー
〉 ケンブリッジ・リーダーには、大人特に中年向けGRが多くある点が
特徴田と思います。jojo's storyが社会派のシリアスな物語である以外は
エンターテイメント系です。

そうですね。ケンブリッジ・リーダーはとても貴重な
シリーズです。なかなか増えないのが本当に残念。
この前ももっとたくさん出してくれと言ったのですが、
もうちょっと冊数が出ないと勢いがつかないでしょうね。
 
〉 結末があまり良くないと思うのも3−4冊ありますが、Sheldonほど長くはないミ
〉ニ・ペーパーバックみたいな感じです。大学生以上向きです。

全くその通りだと思います。多少とも人生の苦みがわかっていないと
まったくおもしろくないでしょうね・・・

shinさん、またご意見、ご感想を伺いたいと思います。
ぜひ投稿を!!!!!

In the meantime, I wish you very, very happy reading!


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.