SSS多読通信 第56号

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176. SSS多読通信 第56号

お名前: minami
投稿日: 2004/11/12(20:58)

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       SSS多読通信 第56号 (2004/11/11)

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【1】今週の100万語通過報告 (11/01-11/07)
【2】今週のお薦め本 「約1000語までのシリーズ本」 
【3】今週の掲示板ダイジェスト
【4】SSS コラム   「英字新聞の読み方」        (トオル)
【5】SSS ニュース
【6】編集後記    「本との出会い、作家との出会い」  
                           担当:minami
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【1】今週の100万語通過報告(11/01-11/07)
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今週100万語達成を報告してくださったのは2名です。おめでとうございます。
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■DAI さん
自己流でペーパバックを読んでいた DAI さんは、GR を中心に合計 219冊での
通過報告です。辞書を捨て、GR のレベル0から順々に読んで、途中1年の中断
後はレベル2から0に下げて復活しました。多読を始めて、英語で読んでいる
ことを忘れている自分に気づき、今は純粋に読書できているそうです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4435]
……………………………………………………………………………………………
■る〜る さん
『今日から読みます』を読んで多読を開始し、100万語を通過して、
いろんな本との出会いが楽しくなってきたそうです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=e&id=1578]
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【2】今週のお薦め本 「約1000語までのシリーズ本」 
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レベル0〜2の短めで読みやすい本のシリーズを紹介します。
息抜きにもぴったり。今回のお薦め本は全て挿絵がフルカラーの本です。
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■The Littles Make a Friend (Littles First Readers) 558語  YL 0.8  
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Littles一家は小人(しっぽ付き!)で人間の Bigg 家の壁の中に隠れています。
夏の間、Bigg 家の留守をあずかった Newcomb 夫婦が何と家をゴミだらけに!
ネズミが出てきて、Littles の家族は困ってしまいます。さあどうしましょう?
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000005703]
Littles First Readers (約10冊)は600語前後で読みやすく、絵もきれいです。
John Peterson の原作シリーズは、総語数が6000〜10,000語で YL2.5です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004445]
……………………………………………………………………………………………
■Rotten Ralph 625語  YL 1.6
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いたずらばかりだけど愛嬌のある猫が主役。女の子 Sarah といつも一緒の
飼い猫 Ralph は家だけでなく皆で出かけたサーカスでも、いたずらし放題。
ついに Sarah と両親は彼を置いて帰ってしまいます。さあ Ralph はどうなる?
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002949]
ニューベリー賞受賞作家の Jack Gantos 作で10冊以上ある絵本シリーズです。
総語数のわりに語彙が豊富でYLは高め。レベル1〜2のばらつきがあります。
2001年に NHKBS2 で放映された人形アニメ「いたずらネコ ラルフ」の写真
[url:http://www.nhk-sw.co.jp/chara/rotten/]
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■Henry and Mudge  (Ready-to-Read, Level 2) 814語  YL 1.5
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一人っ子 Henry は犬の Mudge を飼い始めます。小さな子犬は大きくなり、
Henry と Mudge はいつも一緒。でもある日、Henry が消えてしまいます。
何気ない日常の心温まる物語に定評のある Cynthia Rylant 作で、20冊
以上出ているシリーズです。3、4章に分かれていて読みやすいです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003135]
……………………………………………………………………………………………
■The Hole in the Ground (Wolf Hill, Level 1) 1,235語  YL 1.3
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Lozのスニーカー(trainer)はボロボロ、友達が持っている高級品をねだる
のですが、、、。いろんなことが次々と起きて、話が面白いです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000007052]
Oxford Reading Tree でおなじみの Roderick Hunt と Alex Brychta 作の
Wolf Hill シリーズは同じ学校仲間の登場人物たちがずっと出てきます。
Level 1から5と More Level 1 があり、各6冊セットです。(セット売りのみ)
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000006925]
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【3】今週の掲示板ダイジェスト
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■Skipper さん「皆さんは何読みが好き???」
キリン読み、パンダ読みなどの SSS の読み方が話題になっています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-g&c=e&id=14361]
……………………………………………………………………………………………
■「第27回 SSS 大阪絵本の会 活動報告」
ぷーさんの報告です。お勧め絵本の紹介を楽しみにしている人も多いはず。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=5751]
……………………………………………………………………………………………
■親子の多読「マフラーちゃんとちび丸くん」
ピアノさんは夜寝る前にお子さん達と一緒に絵本を読んでいます。
マフラーちゃんは知らない単語は「適当に『レロレロ』とか『プラップラッ』
とか言って」完璧に多読三原則にそって読んでいるそうです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-children&c=e&id=2317]
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■「ちょっと遅れての500万語通過報告です。」
豆太さんが、300万語の後、多読を続けてきて感じた事の報告をしています。
YL4の本も紹介もあります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=4131]
……………………………………………………………………………………………
■ヨシオさん「600万語通過しました」
GR、児童書、ペーパバック別に面白かった本と面白くなかった本の紹介付き!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=4187]
……………………………………………………………………………………………
■「YL2〜3の読書をもっと充実させたい!」と思っている方へ
ベルーガさんが掲示板でのアドバイスの投稿をリストアップしています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=20280]
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■「中国語で100万字通過しました!」
杏樹さんの中国語多読も2周年、ついに一般書まで読めたそうです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-n-e&c=e&id=759]
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■英字新聞を読む際の質問
英字新聞「ザ・デイリー・ヨミウリ」購読1周年を迎えた慎一郎さんからの
単語帳作成、音読(数字は?)に関しての質問です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-g&c=e&id=14420]
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【4】SSS コラム   「英字新聞の読み方」        (トオル)
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 多読を始めるときに英字新聞が読めたらいいと思われる方もいると思います。
今回は英字新聞の読み方を紹介していきながら、必要なところを素早くつかむ
コツについて取り上げます。

 さて、あなたは新聞(もちろん、日本語でいいです)を読むときにどこから
読まれていますか? スポーツから、一面から、政治面からなどいろいろだと
思います。英字新聞を読むときもいつも読む日本語の新聞と同じように読むと
あまり苦もなく英字新聞が読めます。私の経験で言えば、日本語でも読まない
記事は英語で読んでも面白くなく、また読みにくいです。

 次に、新聞記事を読むときにどのように読んでいますか? 記事の見出しを
見て、興味があれば頭から読んでみる方が多いと思います。日本語だとわから
ない言葉が出てきても読み飛ばして大意をつかむことができますが、英語だと
わからない言葉が出てくると、記事全体もわからなくなることがあると思いま
す。この場合は、4W1H (When, Where, Who, What, How) で情報を仕分け
しながら読むと、少しぐらいわからない言葉がでてきても大意をつかむことが
できます。新しい技術分野の記事を読むときは、従来技術と新技術を比較した
り、システムの構成や効果に注目して読むといいです。日本語では既に習慣化
して無意識に4W1Hや比較して読んでいるかもしれませんが、英語で読む
ときは初めのうちは4W1Hや比較を意識して読むといいと思います。慣れて
くると4W1Hに関係する部分だけを拾いながら読むスキャニングができます。
必要なところを素早くつかむことができるので、仕事で大量の文章を読むとき
にも活用できます。

 次回は多読を始めてから英字新聞を読むまでの過程を紹介します。
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【5】SSS ニュース
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■多読についてまだ詳しく知らない英語教師の方を対象としたセミナーです。
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◆Nellies 池袋講演会
12月5日(日)池袋ハナシンビル
申込方法:電話03-3865-6213(担当:山中)まで。
※予約なしでの参加も原則可能ですがなるべくご予約下さい。詳細はこちら。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html#Tokyo-Nellies]
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■ SSS掲示板に「多読と児童英語の掲示板」が新たに加わりました。
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多読をとりいれた児童英語教育についての意見の交流の場です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-kids-ed&c=v&num=100]
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■タドキスト大会のお知らせ ★参加応募受付終了しました★
……………………………………………………………………………………………
◎第2回タドキスト全国大会の日程は下記の通りです。
12月4日(土)〜12月5日(日) 会場=SEG(東京)
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/Tadokists-2004-12.htm]
......................................................................
【意見募集中】レベル2〜3児童書シリーズの読みやすさ順は?:しおさん
11月18日(木)21時まで、読みやすさレベルと語数カウントの広場にて開催中。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-yl&c=e&id=509]
※ご意見はメール ( sss-jimu@seg.co.jp ) または、アンケートフォームでも
受付ています。読者のみなさんのご意見もお待ちしています!
アンケートフォーム:[url:http://my.formman.com/form/pc/NPWrh5Hoom5UC7Bg/]
【同時募集中】レベル1後半〜レベル3で読みやすかった本を紹介して下さい。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-yl&c=e&id=569]
......................................................................
※大会、イベント内容についてのお問い合わせ、質問等はタドキスト大会専用
の掲示板をご利用ください。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-off&c=v&num=100]
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【6】編集後記    「本との出会い、作家との出会い」  (minami)
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 多読の楽しみはやはり本との出会いでしょう。「すごく面白い!」とわく
わくしながら読むときは、時を忘れ、語数も忘れ(?)てしまいます。私は
SSS多読のお勧め洋書 Holes を読み大感激したのですが、著者 Louis Sachar
が他に何を書いているのかを調べて、Marvin Redpost を知ることができま
した。作家との出会いが、新しい本との出会いにつながったのです。
 とっても面白い作品の著者は特別なのだなと思います。今週のお薦め本
Henry and Mudge の作者 Cynthia Rylant は、前々号で紹介した Mr. Putter
& Tabby シリーズや Poppleton シリーズも書いています。この作家の本は
どれも面白い、すごい、という人がいるのですよね。
 みなさんのお気に入りの作家は誰でしょうか?
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次号の担当は ポロンさん です。

     今 週 も、 H a p p y R e a d i n g !

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