Lois Lowryの、Anastasiaシリーズ、第一作目

こんにちは、ぽんきちです。
この掲示板には初投稿、初めての書評でドキドキしてます。

"Number the Stars"でおなじみのLois Lowryの、Anastasiaシリーズ、第一作目です。
既に10作ほど刊行されている、人気シリーズのようです。

年代・場所の設定がはっきりしていて、地名・人名など固有名詞も沢山出ます。
親子してグルーチョ・マルクスの物真似などします。
しかし、そういった背景には依存せず、誰でも楽しめる素晴らしい内容です。
（というか、むしろ色々な楽しみ方ができるというべき？？）
とてもよさげなシリーズですので、少しずつ読んでいければと思ってます。

記載事項について、悩ましい点が色々あります。（汗）
私はGRをあまり読んでいなくて、実感としてレベル分けがよく分かってないのですが、
"Number the Stars"に比べると文章は会話文が多くやや簡単、語彙はやや難しいと
感じましたので、同じレベルとしました。
推定語彙レベルは、これまた実感としてよく分からないので、不明としてしまいました。
出版年は、もともとのハードカバーは1979年なのですが、私が読んだPBは1984年の
ようです。この場合、どちらを記載すればよいのでしょうか？ISDNはPBのものですので、
そちらに合わせて記載していますが。。
ページ数は、同シリーズ既刊本の宣伝が沢山載っています。それも入れると、
144ページですが、それは省きました。

なんだかあやふやだらけですみません。
書評文も気合が入りすぎて長くなってしまったような。
間違いやコメントなど、ガンガン指摘・修正してください。


1) Anastasia Krupnik
2) Lois Lowry
3) A Yearling Book
4) 0440408520
5) 1984
6) 115
7) 4
8) ????
9) 10 * 30 * 103 * 0.7 = 21630 -> 21000 
10) ☆☆☆☆☆　
11)
Anastasia Krupnik は１０歳の女の子。パパは詩人で大学の教授、ママは画家、の３人家族。
宿題で一生懸命書いた詩なのに、「大文字は？」「韻は？」と先生に言われ落第点。気になる
６年生の男の子は彼女の存在すら知らない。ぼけて老人ホームにいる９２歳のおばあちゃんは
彼女の名前も思い出せない。むしゃくしゃする中、いい年してママのお腹には弟がいるって！
パパに「弟の名前を決めていい」と言われたから、よーし、ひっどい名前つけてやる・・・！

家族・生命・老いなどがテーマですが、重苦しくなく、普通の女の子の日常生活がボストンを
背景に明るく生き生きと描かれます。笑えます。そして泣けます。彼女が随時更新する、
好きな物・嫌いな物リストが楽しいです。
大学教授のパパのせいか、難しい語彙もありますが、さくさく飛ばして読んじゃいましょう。

"Number the Stars"の作者Lois Lowryによる、Anastasiaとその弟のシリーズ、第１作目です。

12) ぽんきち