[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/11/25(13:44)]
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お名前: 柊
投稿日: 2015/7/15(10:25)
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皆様、こんにちは。柊です。
昨日、スペイン語で140万語通過しました。
125万語とか150万語とか、クォーター、ハーフなどの報告をしたかったのですが、気が向いたので、この辺で。ちなみに、通過本はチェン警部でした。El caso Mao by Qiu Xiaolong。
このThe Mao Caseは不運な本でして、フランス語では3回ぐらい読んでいるのに、なぜか通過本(10万語刻みでも)になったことがないという、巡り合わせの悪い本です。10万語ぐらいあるんですけどね。記録の付け方が悪いのかなあ?
130万語の通過本はJostein Gaarder(ソフィーの世界のヨースタイン・ゴルデル)のEl misterio de Navidadでした。スペイン語でしか読んだことがないので、落ちがよくわからず、英語で確認しましたが、やっぱりよくわからなかったです。これはもう、キリスト教圏の人にしかわからないと思って、日本語の本で解説を確認した方がいいのだろうかと思っているところです。
あとはJean Plaidyのスペイン語訳を古本で買って、無理矢理読んでみたりしています。無理矢理ですが、La Italiana(The Italian Woman)を2万語ぐらい読めたりしているので、結構読めていますね。どうも、イングランド人にしろフランス人にしろ、国内では格下の相手しかいないといって箔をつけるために外国の王家から王妃をもらっておいて、スペイン女だのイタリア女だの、フランス女だの、オーストリア女(マリー・アントワネットですね)だのと呼ぶのですね。
その上、イタリア人は毒に長けているとか言ってみたり(フランスとイタリアが毒殺の本場(?)の座を争っているらしいです)。La Italianaはメディチ家の人なので、メディチ家は本当は銀行じゃなくて、薬屋だったんだとかいう噂もあったり。スペルがMediciだからMedicinに通じるのでしょうかね?
それでなんだって、スペイン三部作ではなく、カトリーヌ・ド・メディシス三部作をスペイン語で読んでいるかというと、ただの趣味というか、こっちの方が好きなので読みやすそうだったというだけの理由です。
ドイツ語(こちらは13万語ぐらいなので、桁が1つ違う)でも、Plaidyのマリー・アントワネットとかメアリ・ステュアートとか読んでみています。結局、Plaidyが一番精神的に負担が少なくて、読みやすいみたいです。亡くなっているけれど、本人にもし会ってみたら気が合ったのかなと思います。
「でも、それって違うんじゃない?」「そういう言い方ってないと思うな」「そこは解釈違うと思う」「このストーリー、気が悪いな」などという突っ込みを入れることがなく読めるので、読みやすいです。飽きてきたのか、セーラームーンとか、カードキャプターさくらだと、「いや、その考え方はちょっと間違っているような気がするんだけど」ということが増えてきまして、読みにくくなってきました。
チェン警部は、別世界の人という感じで、実際、行政の仕組みとかまるで違うし、考え方が違っても、そういうものかと思うんですが。マンガも、所詮は現実じゃないしと思えればいいのかな? なまじっか、現代日本だからひっかかってしまうんでしょうか。
まあ、スペイン語が読めるー!という感激の段階を過ぎて、中身に文句をつけ出しましたね。ドイツ語も、そろそろ文句をつけたくなってきました。フランス語と英語をやっていると、ドイツ語は結構共通点がある気がして、時々、「あれ、これあの単語の使い方そのものだ」とか、「文法おんなじじゃん!」とかあります。フランス語と近いものを感じる時があるのは、意外でした。英語は、見た目からして似ているので、そんなものだろうと思ってはいましたが、やはり、ヨーロッパは狭いですね。
ではでは。
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