Re: フランス語で230万語通過おめでとうございます

[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/7/19(07:02)]

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2528. Re: フランス語で230万語通過おめでとうございます

お名前: 柊
投稿日: 2013/9/28(09:54)

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"杏樹"さんは[url:kb:2527]で書きました:
〉フランス語で230万語通過しました。

杏樹さん、230万語通過おめでとうございます。柊です。

〉とりあえず読んだのはChatesu Magiqueの新刊2冊。原書のはずの英語版は見つからないのに、フランス語翻訳版だけが出続けている不思議なシリーズです。

Kindleですらないですもんね。それなのに、英語版の著作権だけは書いてある。

〉「La Princesse Orla et la trefre magique」
〉今度はアイルランドが舞台です。なので靴作りの小人が出てきます。理解度は低いですが、無理矢理読みました。

私もよくわからないまま読んで、よくわからないまま終わりました。小人まではわかったんですが、靴作りなんですか。

〉「Les Princesses chinoise et le demon」
〉この巻は中国、しかもお姫様は二人。双子なのです。で、demonというのがSun Wukongつまり孫悟空です。Demonじゃないだろうと思いましたが、とりあえずいたずら騒ぎを起こす性質は近いと言えるかも。

う〜ん、私にとってフランス語のDemonのイメージはドストエフスキーの「悪霊」なので、孫悟空とかけ離れすぎています。

〉それにしても、3巻の日本もひどかったですが、今回の中国もひどいですね。お姫様の衣装は「広い帯」という記述があって絵もじっさい日本の着物がまざってるみたいですし。
〉そして、宮殿の絵を見て、日本の時のも合わせて考えますと、どうやらヨーロッパ人には「木造の宮殿」というものが想像できないのではないかと。
〉内容は…やっぱり理解度が低くて無理矢理。

やっぱり日本とごっちゃになってますか。何だか、絵が変だなあとは思ったんですが、中国の衣装がよくわからないので。結局、何がどう解決したのか、私もこれもわからなかったですね。

宮殿は、私に石造りの家が想像しにくいようなものでしょうか。

〉さて、相変わらず読める本を探すのに苦労してまして、中国語の時は子供向けの歴史故事関連の本を探して読みやすい本を集めていたので、それを思い出してフランス語でも子供向けの歴史の本を探してみたんですけど、どれも読めないものだらけ。それで今度はcontesまたは contes de Fees(=Fairy tale)をキーワードに検索してみました。といっても、白雪姫やシンデレラみたいなのばかりではおもしろくないので、もうちょっと知られていないようなお話はないかと思って探してみたら…そうしたら、かわいくておしゃれな表紙の本が出てきて、それに惹かれて買ってしまいました。

読む本を探すのは苦労しますよね。私は歴史物ばかり探しています。

〉読んでいるときに知らない単語を引いてみたら、動詞の活用なので、辞書の後ろの活用表を見てみました。そうしたら「半過去」の活用形。「ふーん」と思ってさらに読み進み、また辞書を引いたら…また「半過去」の活用形。しかも三人称単数。お話の記述に使われているので三人称単数だな、ということは想像できます。しかも語尾がほとんどみんな同じ。「半過去」という用語の意味を考えても仕方がないので、こういう形の語尾は「お話で使われる過去形」という認識で覚えました。

私も先日、辞書引きをしたら、etreとavoirの活用ばかりぞろぞろと。もとの形からは想像もつかないようなものばかりですが、暗記は疲れたのでお休みです。教科書では現在形からやりますけど、小説を読むと過去形ばかりですよね。特に地の文。

〉で、この総語数ですので、長い本が読めるようになったような気がして、置いてあったMon Histoireのシリーズを読もうと思いました。…そうしたら、さっぱりわかりません。がんばって読み進めてみましたが、「こらアカン」と思って投げました。

私も最初の設定しかわからないまま、根性というか、歴史上の人物への愛着だけで無理矢理読んでいます。ストーリーと特に関係のない、「今日そりに乗りに行った」とかが入っているので、難しいですよね。まあ、先に歴史上の出来事の概要を日本語か英語で読めば、ある程度予想がつくはずなんですが、それでも読めない。

〉そうして、段ボールの中をあれこれ探してみたら、絵本がいくつか出てきました。フランス語の多読をしようと思った時にまず何を読んだらいいのかわからず適当に絵本を何冊か買ったもののです。しかしいざ読もうと思ったらどれもこれも読めなくて挫折していたのです。フランス語の絵本って字が細かいのが多く、それに普通の絵本は英語の時も難しかった。やはり絵本は難しいもののようです。それで絵本はあきらめて、むしろある程度長さのあるお話の方が飛ばして読んでもいけるかも、と思って手を出したのが「プチ・ニコラ」だったなあ、と思い出しました。
〉でもこれらの絵本も今なら読めるかも?と思って読んでみました。…読める!しかもわかりやすい!220万語報告で、GRがスムーズに読めるようになってきた、と書きましたが、絵本も読めるようになって、ようやく「読みやすい本」「やさしい本」ができてきました。わからない、読めない本を無理矢理読みながらでも、続けていたら、いつかは読めるようになってくるんですねえ。

おめでとうございます。絵本かあ。英語の時も苦手だったなあ。ので持ってもいません。8歳以下向けの本はとにかく難しいイメージがある。

〉絵本ばかりでは語数がなかなか進まないので、GRも続けて読んでみました。
〉わかりにくいものが多くてずっと置きっぱなしだったHachetteのレベル2に挑戦してみました。
〉「La cite perdue」(3300語)
〉やっぱりわかりにくかった…。文章よりも、設定や展開がナゾで。特に最終章は何のオチやら。

GRで元が長かったりすると、あまりに縮めすぎてわからないことがありますよね。元を知っていたら結構無理も利きますけど。

〉やっぱりGRはCLEですね。でもNiveau3まで再読もしてしまったのでNiveau4へ…。
〉「Le coeur entre les dents」(4800語)
〉わかるようなわからないような。最初の方はまだわかりそうな気がしたんですが、展開がどうも好きになれなくて。
〉で、この本を読んだら230万語通過しました。

CLEの絵の沢山入っている、大きい版は少しわかりいいですよね。CDを買ったりすると、結構音楽も入っていて楽しかったりします。私はNiveau3もよくわかっていません。

〉あとは、前から言っていますがシャンソンのCDを聞いています。全集10巻を全部聞いた後、気に入った歌手のアルバムを探してみたりしました。多言語カラオケでもシャンソンのレパートリーを少しずつ増やしています。フランス語の音は、英語よりもずっとわかりやすいような気がします。

私はフランス語では何といって音が苦手です。以前NHKでやっていた語学講座を全部見るという荒行に挑戦した時も、アラビア語よりもわからなかったのがフランス語でした。気に入った歌手の歌を50回ぐらい聴いても、メロディーは覚えても、何一つ発音できません。

こうして杏樹さんの報告を読むと、人によって違うんだなあとしみじみわかって勉強になります。次も期待してます。では。


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