フランス語で220万語通過しました

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2454. フランス語で220万語通過しました

お名前: 杏樹
投稿日: 2013/6/29(00:00)

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フランス語で220万語通過しました。フランス語に集中してたので今回は早かったです。

J'aime lireとMilan PocheとCLEの新しいのをちょこっと増やしたのでまずそちらを読みました。200万語の時に紹介したGRのシリーズLIRE ET S'ENTRAINERも残っていたので片付けました。

★Milan Poche
「Une maman dans l'ecole」(537語)
LeoはCPへ行くことになり、ママはとっても心配。
…CPって何?と思っても辞書に載っていません。Yahooでフランスの学校制度を調べたら、小学校1年のことらしいです。フランスでは1年、2年、3年…といわずにそれぞれ名前がついていて略称でよばれるらしいです。
ママは一緒に学校へ行きますが、他の子どもも同じでみんなママが心配でついてきています。先生がやって来て「お母さんはみんな帰ってください」と言って追い返します。でもやっぱり心配なママはなんとかLeoの様子を探ろうとして…。

「Et qu'sa saute, moussaillon!」(589語)
moussaillonは水夫のことです。子どもの水夫が船でこき使われたり、海賊船に襲われたり、幽霊船に遭遇したり…。

★J'aime Lire
「Mon aventure sous la terre」(2788語)
Liseのお父さんとおじさんは地底探検に行きます。Liseがついて行きたいと言っても小さいからと言って許してもらえません。しかしこっそり付いて行って、根負けしたおとうさんも一緒に地底へ行くことを許してくれます。それがたいへんな冒険に…。

「La plus belle course d'Atalante」(2956語)
ギリシア神話のアタランテの物語です。
イオラス王は女の子が生まれたことに失望して、森へ捨ててしまいます。しかしクマに拾われ、狩りと月の女神アルテミスに育てられます。アタランテは狩りを覚え、誰よりも速く走るようになりました。
で、このお父さんが勝手なもので、捨てた娘を呼び返して結婚させようとします。アタランテは一つ条件を出します。「私より早く走れる人と結婚します」。そこで求婚者たちと教祖をすることに…。

★CLE
「Un amour en automne」(NIVEAU2)(5800語)
昔の学園もの少女マンガのようなボーイ・ミーツ・ガールもの。彼と一緒にいる女の子が誰なのか、彼が何も言わないのは不自然すぎ…。

★LIRE ET S'ENTRAINER
「Une star en danger」(6500語)
映画祭が開かれるカンヌで新進女優が行方不明に。

…GRってどこの出版社もこういうのが多いですねえ。誘拐とか行方不明とか。ハラハラさせて読み進めるためなんでしょうけれど、「またか」と思ってしまいます。

で、相変わらず読む本に悩んでいます。それでCLEのGRで比較的新しくて1度しか読んでいなかったものを再読することにしました。ついでにそれ以前に読んだものもいくつか再々読。
そうしたら、NIVEAU1がすらすら読めるようになっていました。これぐらい読みやすい本がたくさんあったらいいんですけどね…。数が少ないのですぐにNIVEAU2へ。これもかなりスムーズに読めるようになっていました。前に読んだときはやっと、なんとか、最後までたどり着いた…という感じで読んでいたのが、内容がちゃんとわかるようになりました。
さらにNIVEAU3へ行きますと、ちょっと難しくなりましたが、わからないところだらけで飛ばしまくっていたのが、かなりわかるようになりました。

そして前に挫折したものも読んでみました。

「Lettres Persanes」(NIVEAU2)(6582語)
モンテスキューの「ペルシア人の手紙」です。パリにやってきたペルシア人(複数)が故郷に宛てて手紙を書く、というスタイルで、当時のフランス社会を風刺したもの。前に数ページ読んで全然わからなくて投げました。今回もう一度読んでみましたが、やはりNIVEAU2とは思えない難しさです。イラストの助けも借りて、なんとか最後まで読みました。
途中でルイ14世が死んで新しい国王ルイ15世が即位します。

「Le Tartuffe」(NIVEAU3)(4857語)
モリエールの「タルチュフ」です。難しいかも、と思って敬遠していたのですが、やっと手を出してみました。最初は何をしているのかよくわからず、これは投げた方がいいかと思うようになりました。しかし「もうちょっと…」と思って未練がましく読んでいると、基本設定がわかってきてだんだん読み進むことができるようになりました。最初のわからない所を飛ばしたら読めるようになる、というのは時々あります。内容は戯曲形式になっています。

とりあえず、「読んでいればいつか何とかなる」ものだなあ、と思っています。NIVEAU1とか2とかのレベルとはいえ、「読みやすい」と思って読めるようになるんですから。よく出てくる言葉も意味が「感じられる」ようになりました。特に「a」という言葉は、英語なら不定冠詞で役割を示すものでそれ自体意味があるわけではないので、流してしまうクセがついていました。しかしフランス語で「a」は重要な動詞です。つい流しそうになっていたのが、最近やっと意味を感じながら認識できるようになりました。

でもCLEの再読もNIVEAU3まで来てしまいました。NIVEAU4は読んでもほとんどわからなくて未読で積んであります。やっぱり相変わらず「これからどうしよう」と悩む日々…。


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