はらぺこあおむし さま

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452. はらぺこあおむし さま

お名前: 白朋セミナー 中沢 賢治 http://www.h4.dion.ne.jp/~hakuho/
投稿日: 2003/3/7(01:06)

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はらぺこあおむし さま 始めまして。

第2号♯6にご応募、また、核心を突いたご質問をいただき、ありがとうございます。

〉1)中沢さんが story tellingをなさっている小学生というのは、
〉いわゆる中学の先取り学習を、つまり英語の(文法や単語の)先取り学習を
〉なさっているお子さんなのでしょうか?

先取り学習はしていません。塾の流れとしては、むしろ後追い学習のようです。
分からなくなり始めたところまで戻ります。
ですから、6年生が堂々と5年範囲の算数をやっていたりします。
というか、実際は後も先もなく、今、教室で我を忘れて
学習に入り込んでしまったという体験さえ持てれば良しとしています。

プリントを何枚消化したら帰れるとか、
そのような方法論からははるかに離れています。

生徒は今日何を学習するかを自分で決めます。
自分で問題を読んで、自分で考え、自分で答え合わせをし
自分で学習記録に今日の学習で気付いたことを書き込み、
帰って行きます。
全員そうです。まったく手がかかりません。

でも、これだけでは申し訳ないので、この1年英語に関しては
目一杯手をかけてみました。

以前は小6にはフォニクスを教えていましたが、
あれでさえも小学生用に工夫されているようでいて、
結局、表面意識で一生懸命覚えていただけで、
身体の中には入っていませんでした。

昨年4月に誰から聞いたわけでもなかったのですが、ひらめきのまま
小6生徒にORTのstage2を初めて読んで聞かせました。
以来1年間、アルファベットも文法も単語も一切やっていません。
ただ聞く、これのみです。

〉2)小学6年生のstory tellingではどのレベルからはじめていらっしゃるのでしょうか?
〉ORT 1の文字のないところからでしょうか?また子どもの食いつきはいかがでしょうか?

レベルは先ほどお話しましたが、食いつきは良いです。
ストーリーと挿絵のおかげです。
過去形も不定詞も完了も文法説明一切なく、ただ読むというのは
気分がいいものです。

〉2)中沢さんの個人的見解として、英語の取り組みは何年生からがよいと思われますか?

小学6年が良いと思います。それまでは特に4年生くらいまでは
日本語で読み聞かせをたくさんしてほしく思います。
小5〜小6あたりは日本語の本をどれだけ読破したかが
本人のアイデンティティー形成に必須だと思います。

〉Frog and Toad are Friends(テープ付)でエントリーしたいと思います。(^^;;;

〉誰もが読んだことのあるFrog and Toadでいいのか(白朋さんでもやはりお持ちでしょうか?)、

はい、持っております。

〉もしも1週間たっても名乗りが上がらなかった場合のエントリーとして、
〉心におとめ置きください。

分かりました。♯6の件は改めてお知らせします。

白朋セミナー 中沢


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