happy writing! 

[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/6/25(15:10)]

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921. happy writing! 

お名前: tsumugi
投稿日: 2007/2/16(08:09)

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こんにちは、tsumugiです。
ちょっとうれしいことがあって報告に参りました。
ある英文小説投稿コミュニティ(恋愛小説)に所属してるのですが、
今日初めて自分の作品を2500語ちょっとの短い作品でしたが投稿できました。

最初は英語でbetareaderさんに筋書きとしては欧米圏の生活に違和感ないとチェックしてもらい、
子ども式で全部英語で書き始めたのですが、
1500語くらい書いたときになんか描き込めていないと違和感を感じて
betareader(英語母語者でフランス語は小中学校で習ってるはず)さんに送って相談したところ、
彼女のの薦めで一度母語で書いた上、
(彼女は英語母語話者でフランス語とスペイン語で書いたことがあるけれど、ディティールを詰めるには母語が必要だったといっていました。)
翻訳をするという自然な英語とは全く異なる作業になってしまったのですが、
非常に面白い経験でした。

母語で書くに当たり、同じ日本語を母語とする友達に協力してもらい、
日本語としても完成した作品を作り、
それを彼女に協力してもらい翻訳していくという作業をしました。
(最低限日本語英語間での翻訳の間違いを抑える目的でこの作業をしたのですが、この段階で言語間の段差をすごく感じました。こんな表現英語には見つけられない、1つの単語では示せず説明文が必要、主語の転換が必要、、)
でも意外なことにこの翻訳の作業で頭から日本語から英語への直訳をしているのではなく、自然に似たような意味で別の表現の英語の文章がでてくることは不思議な経験でした。

betareaderさんには
自分はきっと英語で意味のある文章を書くことは出来るけれど、
自然な表現に遠い部分がでてきてしまうし(節や句の使い方)、
単語の選択(近い意味でも意味が微妙に不自然)
会話でohとかmmm、mydear, loveなんていうのは使い慣れていないから直してと
お願いしたところ、ものすごい数の修正版が帰ってきました。
主なのは節から句への変更(出来るところはほとんど句になってきました)と関係代名詞の整理(制限用法から非制限用法への変更)、
句読点の整理がされすっきりリズムが良くなり読みやすくなりました。

ちょっとへこみましたが、良い勉強でした。

少なくともこの文章の意味は全く通じないから意味を教えてと返ってこなかっただけでもよしとすべきでしょう。

今回書きながら、英語と書くことは習ったり覚えたりしていても、
文章として体裁を作って書くことなんて高校英語までではきちんと習わなかったなとしみじみ思い知らされました。
(きっと教科書のどこかには書いてあるのだろうけど軽視してたのかなあ?)
きちんとした文章を書く上では必要な不可欠な知識だと
括弧のつくセリフの置き方から、セミコロンの用法から一度勉強してみたいと思ってしまいました。
(苦行ではなく純粋に興味というか自分の書くものを良くしたいというプラスの動機から)

以前日本語で書いていたときもたいてい国語要覧と辞書を片手に確認しながら書いていたのに、英語ではそういうのを考えなかった自分が恐ろしいです。
(ただ、文を書いたり訳ができればいいという日本の英語教育にちょっと疑問)

そしてそういうことに気づかせてくれた素晴らしいbetareadingをしてくれたbetaさんに感謝です。

こんな英語で作品を書き続けて
今後もこのようにbetaさんに直してもらい続けることには
疑問も感じるのですが、書く楽しさは取り戻せたので今後も何らかの形で書きたいなあと思います。

それから何よりももう2年以上コミュニティの作品を読んでいたのに、
英語力がないからとこれまで一度も書こうと思わなかったのですが、
多読に出会って自分はただ読んできたのではない、
ある部分では確実に英語力が付いてきていると
自信を与えていただいたことが一番良かったかなと思うのです。
だからあんまり関係ないこちらに投稿させていただいてしまいました。

happy writingで大満足なtsumugiでした。


▼返答


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