Re: 世界史の熱冷めやらず。。。

[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/6/25(14:34)]

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886. Re: 世界史の熱冷めやらず。。。

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/1/1(23:24)

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柊さん、あけましておめでとうございます。今年も世界史クラブをよろしくお願いします。

〉 杏樹さんへ。
〉 「王女リーズ」でエリザベス一世にはまり、英語の歴史書を読もうと思ったのが英語の勉強の動機の重要な一つなので、同じ著者の「薫風のフィレンツェ」も興味はあったのですが、最近読むのが面倒でパスする本が多いので、読んでないです。

「王女リーズ」ですか。別人のような名前…。

〉 しかし、絵心がないのを自認(というかむしろ自負?)しているのですが、ある日ぼけっと見ていたTV番組でレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の修復画像を見て(CGを駆使したもので、実際に修復したものではなかったのですが)、この人はすごいと衝撃を感じたので、レオナルド・ダ・ヴィンチやメディチ家、それに何とはなしにイタリアやスペインの言葉の響きには惹かれるものがあります。
〉 三雲岳斗の「レオナルド・ダ・ヴィンチの事件簿」という感じのシリーズにもはまっていますし。しかし今のところ、当時の知識人であれば誰でも良かったのかなという感じがいまいち、柳広司の衝撃に及びませんが。
〉 それから、篠田真由美の本でイタリアを舞台にしていたり、イタリア美術が出てくるものが多いので、そっちからも興味があります。
〉 ただ、今のところとっかかりがないので、これについてという何かを見つけたら、そのあとはまっしぐらかなと。

私もイタリアにはそれほど興味がなくて、ほとんど本も読んでません。ルネサンス周辺で細切れ知識がチラチラありますが、それはほとんどテレビで見たものです。「世界ふしぎ発見」とか「世界遺産」とか、あと特番でいろいろ。「最後の晩餐」修復関係の番組も見た覚えがあります。
最近は「ダ・ヴィンチ・コード」便乗番組がいくつかありました。そういった番組を見てるうちにバラバラに覚えた事柄がだんだんつながっていって…という感じです。

〉 マリア・テレジアには結構興味があります。マリー・アントワネットの伝記を読んでいたら、マリア・テレジア10歳の肖像画というのが載っていて、今まで見た肖像画の中で一番の美人だし、ものすごく賢そうだと思いました。もっとも、即位後は普通のおばさんで、あまり威厳もなく、こんな感じで大国を統治していたというのは、なかなかすごい人だと思いますが。

12〜13歳のではありませんか。利発そうな美少女ですね。昨年「マリア・テレジアとハプスブルク展」という展覧会があって、おもしろかったです。しかしその美少女が35歳になるとすっかり「おばさん」なのには驚きましたが、35歳の肖像と60歳の肖像があまり変わってないというのが不思議。
貫禄があって肝っ玉母さんみたいです。
若くして父親が死に、プロイセンから横槍を入れられながらもハプスブルク家を継承し、戦争を戦い抜き、子どもをたくさん産んで育てて…すごい人です。しかも夫は初恋の憧れの人で、結婚前のラブラブの手紙まで展示してありました。

〉 それに、ハプスブルク家のように沢山の王家と婚姻関係にあり、何ヵ国も支配して、なおかつかなり長い間途絶えずに続いた家というのも、珍しいと思って、歴史好きとしてはやはり、どこかで行き当たる家なのだろうなと思います。
〉 実際、スペインのイサベル一世の子どもの代で二重に婚姻関係を結んでいるので、そのあとのスペインには絶対に関係してきますし。

ハプスブルクは思い切りややこしいです。系図を見るとこんがらがって何がどうつながっているのやら。婚姻関係で、うまい具合に相手国の跡継ぎがいなくなってハプスブルク家の末裔が即位して…という偶然が重なって、ヨーロッパのあちこちに領地が出来て。スペインの王位もそれで獲得しましたし。

ジャンルでレベル縦断と言えば、私の中国語はそれに近いかもしれません。中国語は児童書がどれもこれも読めなくて、なんであんなに読みにくいのかと思いました。それで子ども向けの歴史・古典の本を読んでみたらこれがおもしろい。しかも中国には子ども向けの歴史・古典の本がたくさんある!ということで、児童書はあきらめて子ども向けの歴史の本で多読を続けました。

〉 ー道楽を嘗めていますね。道楽というのは道を楽しむと書くのです。世の中には道は渋い顔をしていないと歩けないと思っている愚か者が多いが、それは大いなる間違いです
〉 道を楽しんで歩くことができない無能な者が云い訳がましくそう云うことを云うのだと、無能探偵は明朗快活に云った。

いいですね。「道楽」。ホント、渋い顔をして歩かないといけないと思ってる人がどれだけ多いか…。

Hooray,世界史クラブ!


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