すでに雑談

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827. すでに雑談

お名前: 杏樹
投稿日: 2006/12/13(00:46)

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柊さん、こんにちは。

世界史の話を始めると止まらなくなってきました。

〉 前回の、間違いだらけでした〜。ある意味、これでも歴史好きを名乗れるという好例?

私は細かいことにこだわるほうなので…。間違ってようがカン違いしてようが、好きな本を読んで楽しかったらいいんじゃないですか。

〉 宝塚かなーとは思っていました。でも、やっぱりそうだということで、私だけじゃないのかとほっとしました。マンガでも、学研の人物伝記とかだと、このシリーズみたいな感じで結構当たりがありますね。まあ、はずれもありますけど。

柊さんにバレてたということは………

〉〉〉 おおよそ、十字軍というと、私、悪いイメージしかないのですが、結構宗教的な聖戦ということになっているんですね。それとも、聖戦の語源かしら。
〉〉〉 これも興味ありですね。キリスト教関係は、文化としては面白いので。

〉〉悪いイメージってどこから来たんでしょうね。本来十字軍はヨーロッパにとっては聖地奪回のための聖戦で、ブッシュがアフガニスタンやイラクに攻撃を始めるときも十字軍気取りで国民を鼓舞していました。
〉〉表面の目的が「聖戦」だからこそ実態とのギャップがおもしろいんです。

〉 悪いイメージは多分、田中芳樹のアルスラーン戦記です。十字軍と太平洋戦争時の日本軍との一番悪いところをとったという軍が、教皇に指揮されているんですが、とにかく聖戦といってひどいことをするという話なので。
〉 田中芳樹の場合元が中国なので、大航海時代とか結構、その頃の中国の方がすごかったって書いてますよね。

イスラム教徒にとっては十字軍は確かに悪者です。ただ、欧米中心の史観が日本には根強く残っていますので、イスラム教徒の側より西洋史の視点で十字軍をとらえることが多いので。

〉 あとただ単に、キリスト教の善悪二つに分けてしまうのがついていけない、不信心な仏教徒なんだかアニミズムなんだかわからない信仰心のような思想のようなものがあるので。一寸の虫にも五分の魂とか、そういうのもありますし。
〉 日本でも、篠田真由美の小説はかなりキリスト教の善か悪かどっちかしかないみたいな感じが強いですけど、最近ブライアン・ラムレイというイギリスの人のを読んだら、ぜんっぜん気にしていなさそうだったので、生まれた国だけではないんでしょうね。

個人の資質もありますし、民族全体の性質もありますし…。
キリスト教徒でも「悪魔をやっつけろ!」タイプも「人類皆兄弟」タイプもいろいろあります。

〉〉航海王子はポルトガルのエンリケです。王位につかなかったから「王子」のままなんです。
〉〉フェリペ2世はエリザベス1世の不倶戴天の敵ですからチェックしておきましょう。

〉 うわー、人違いでしたか。
〉 不倶戴天なのは、スペインなのでわかりますが。

実は「七つの黄金郷(エルドラド)」というマンガでエリザベス1世とフェリペ2世を比較していたのが面白くて印象に残ってますので…。君主としても対照的だったようです。

〉〉〉 って、芸能ニュースにいちゃもんつけてるみたいになってきました。
〉〉〉 この時代のカトリックとプロテスタントの争いは、激しいですねえ。

〉〉ま、歴史も良く見ると芸能ニュースみたいなもんです。

〉 そうですよねー。ヘンリー八世とか、自分の身に降りかからなかったら笑っていられますし。まあ、このシリーズのを読むとキャサリン・パーの気分(youなので)になるので、ちょっと笑えないですけど、でも事実は小説より奇なりという状態が多いですから。

ヘンリー8世なんか現代なら芸能ニュースのトップを飾るんじゃないですか。
奥さんを離婚したり殺したり、そうとうムチャクチャやってますから。

〉 エリザベス一世なんかは、メアリ一世がカトリックを火あぶりにしていたのの次の国王なのに、どっちでも同じ神様に祈ってるんだからいいじゃないみたいなこと言っちゃうので、好きですねー。

〉〉〉 私の認識ってその程度なんですが、何か、世界史好きというのはもっとハードルが高いものなんでしょうかね? そっちの方が不思議なんです。

〉〉くだらないきっかけでもあちこち調べて、そのうちいろいろつながってくるとますますハマって、どこまでも広がっていくと「世界史好き」ができあがるのかな?ねえ、akoさん。

〉 あ、akoさんもそういうはまり方なんですか? 魔女とかラスプーチンとか自称していたのは知っていますが。ノストラダムスとかジョン・ディーじゃ駄目なんでしょうか、両方、16世紀の国王に雇われてましたけど。
〉 ちなみに今のロシアのプーチン大統領のご先祖の名前がラスプーチンで、途中で改名したそうですよ。ラスプーチンだと迷い道なのが、プーチンだと道だけになるとか言って。もちろん、ラスプーチンという怪僧と同じ名前なのが嫌だったんでしょうけど。

ラスプーチンと一緒なのはイヤでしょうねえ。

〉〉〉と逃げてしまいましょう。逃亡先は多分、テューダー朝イングランド。

〉〉一つの時代にこだわって掘り下げるのも世界史好きの特徴ですね。

〉 うっ。何かもう一ヵ所、逃亡先(この時点で何か間違っているような)を探しておきます。
〉 次、カトリーヌ・ド・メディシスなどと思っているんですが、フランスなだけで時代同じですね。うーん、イサベル、あ、やっぱり繋がっているし、うーん。

カトリーヌ・ド・メディシスならメアリー・スチュアートの義母ではありませんか。夫が早死にしてスコットランドに帰ってしまったからあまり関係は深くないですけど。
そちらにいくなら、いっそのことフィレンツェのメディチ家へ行ってしまったはどうでしょう。ルネサンス時代のフィレンツェもおもしろいですよ。
私はイタリアにはもともとそれほど興味はなくて、本もほとんど読んでないんですが、テレビでフィレンツェやルネサンスをテーマにした美術や歴史関連の番組をいくつか見てるうちにいろいろわかってきました。

〉 マリー・アントワネットぐらいになると、人権宣言とか絡んでくるので、ちょっと笑っても面白く見てもいられなくなるんですよね。まあ、興味深くはありますが、近代憲法に繋がってくるので、身近さの種類が違ってきてしまって。ただ、マリー・アントワネット個人に関しては、どのみち、誰がなろうとこの時代のフランス王妃は非難されたんじゃないかと思うので、そっちの興味も持てない。

マリー・アントワネットはかなりの「天然」だったみたいです。母マリア・テレジアとの往復書簡などはおもしろいそうです。マリア・テレジアが一生懸命いさめているのに「あら、私はちゃんとやってますよ」ってトンチンカンな答えだったりして。まあ18歳で王妃になったし、夫は実直なだけで面白くない人だし、ドレスや宝石に夢中になって流行を追いかけるのも無理はないかと。

で、ハプスブルクはいかがですか?
「幸福なオーストリアは結婚を」政策のおかげでヨーロッパ中に親戚がいて、系図がものすごくややこしくて、なかなか把握するのは難しいですが、マリア・テレジアあたりからお近づきになるのはいかがかと。
あとは皇后エリザベート関連の本がミュージカルの影響か、最近やたら出てます。

〉 うーん、じゃあもう少しさかのぼって太陽王ルイ14世。あ、これは仮面の男か。やっぱり、小説か映画から入りますねえ。

きっかけはそんなもんです。
ちなみに私は西大后が後見をした二人の皇帝の名前がどっちがどっちかなかなか覚えられなくてごっちゃになってましたが、中国ドラマ「西大后の紫禁城」を見たらしっかり覚えられました。

〉 やはり、Jean Plaidyのテューダー・シリーズ読んでから、次を考えようということで、私はもうしばらくテューダー王朝にいます。でも他にもうずうずと興味が。自宅をテューダー王朝に建てて、別荘をよそに建てようかとか、そういう方向に行ってしまいますね。うん、すっかり住んでいる気分です。
〉 年末に散財してしまいそうな予感がします。パピイさんって、結構罪作りな人ですねー(責任を押しつける)。
〉 ではー(今日は別邸に逃げる)。

別邸ってどこかな〜。
まあ、どこでも好きなところで楽しくお過ごしください。


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