多読クラブ報告　前任校最終報告

　この４月で前任校から新しい高校に転勤になりました。酒井先生には、講演にも来ていただき大変お世話になりました。（酒井先生のインパクトはやはりかなり生徒達には大きかったとおもいます。）１年間の短期間の活動でしたが、本当に多くの方から援助をいただき、とても楽しくやることができました。
　
　９０名の会員が最終的に集まりました。生徒以外に呼びかけたことは大成功だったと自分では考えています。内訳は大学生４名（うち２名は浪人生でしたが見事合格しました。よかったよかった。）職員７名、塾の先生１名、生徒７８名が参加してくれました。残念ながら読書会はあまりふるいませんでしたが、２０回ほどやったと思います。（途中から数えるのが面倒になったので忘れた。）回数だけはやりました。総貸出数は３０００冊くらいです。残念ながら読む人とそうでない人の差が開いてしまったようです。まったく強制はしなかったからでしょうか？少し強制した方がよかったのかも？わかりません。
　　
　１００万語を達成したのは、私を含めて４名です。大学生が２名、高校２年生が１名です。大学生の１人は、半年で１００万語。もう一人は、２００万語以上読んだそうです。高校２年生は、１００万語を１年かけて達成しています。３人も達成できるとは全く予想していませんでしたので、多読のすごさにあらためて驚いています。
　
　図書は、最終的に約８００冊ほど集まりました。すべて図書館に寄贈の形にして学校のみんなが読める環境にすることができました。この図書館に本を移す際の登録事務や飾り付けが本当に大変だったのですが、生徒達や職員の方がとても協力してくれてスムーズに移すことができました。その時手伝ってもらった本の飾り付けが、とてもすばらしくお見せしたいくらいです。（飾り付けはまったく私にはできません。）
　
　多読を通して、色々な生徒や職員と関わりあえたことをとても感謝しています。新しい学校では、同じような活動が、できるかどうか分かりませんが、現在計画を練っているところです。

　それでは、新任校での報告までさようなら。