高校生や高専生にも読み聞かせやブックトークはどうでしょう?

[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/6/29(15:17)]

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[意見募集] 446. 高校生や高専生にも読み聞かせやブックトークはどうでしょう?

お名前: ゆきんこ
投稿日: 2004/11/2(21:57)

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こんばんは、ゆきんこです。
多読と児童英語の掲示板もできたし、どちらに投稿しようか迷いましたが、
高校や高専でもこういうのはどうでしょう?という話なのでこちらにしました。

先日どういうふうに高校生や高専生に本をすすめるかというような
話題がでていたと思います。
タドキスト大会でも読み聞かせをしましょうという企画がでていますね。
児童英語の先生たちにはわりと当たり前のことのようでも
一般的にはまだ知られていないこともあるんだなあと改めて思いました。

そこで読み聞かせだけでなく、ブックトークというのも
読書を勧める方法としてはとても有効なのでちょっと提案です。(&意見募集)
ブックトークというのは読み聞かせやお話し会の中や後で
また独立してブックトーク独自でもおこなわれます。
書評と紹介の中間のようなもので
例えばテーマを決めて(秋とかクリスマスとか)
そのテーマに沿った本を紹介したり、
ぜひ紹介したい本を何冊か取り上げ、その本と同じ作者の本、同じテーマのものをというふうに、またジャンルを広げて紹介したりもします。
ブックトークをする人が自分の好きな本を本当に読んでほしいなあと思って、
他のほんと比較検討することで作品の研究も深まります。

同じシリーズでただ単純に並べてはい、読んでというよりは
自分自身が一つの流れの中でこの本が面白いのかを語っていきます。
中学や高校ではあまり行なわれていないでしょうが
小学校ではよく行なわれ、小学校で読まれる日本語の本と
多読で読まれる本は重なることも多いので、小学校での実践例も役に立つでしょう
例えば「かえる」つながりでもいいし
季節の行事などでもいいです。
ただし次はこの本この本というようにただ数珠つなぎで紹介するのはだめ。
本と本とのつなぎはなめらかに、「Frog and Toad]のはなしのあと
「みんなは手紙は書くかな?メールばっかりかな」といって郵便やさんのでてくる
おはなしをするというように流れを考えめりはりをつけていくのがいいようです。
聞くだけだとわからないかもしれませんが
学校図書館の司書さんや地域のお話し会の方などは詳しい方もいると思います。
一番大切なのは色々読み、調べ、心をこめて語りかけ
聞き手の反応を見ながらすすめること
きちんと練習することです。
いい読み手、語り手の方はお話しや読み聞かせをしながら
その本に対する思いや、そのお話しの面白さなどを的確に伝えてくださるので
大人でも引き込まれてああ読みたいと思うものです。
絵本、マジック、パネルシアター、紙芝居、指人形などなど
色々なものと組み合わせることもあり、本の内容は最後までは言いません。
読みたくなるようにひきこまれたところではい、あとはよんでねと。

インターネットでも検索すれば色々実行例がありますし
参考文献も
 *京都ブックトークの会「わたしのブックトーク」連合出版
 *村上淳子「本好きな子を育てる読書指導 読みきかせとブックトークを中心に」 全国学校図書館協議会

この2冊はわが町の図書館にありました。
多読は英語とはいえ読書ですので、小学校向け読み聞かせ関係参考書は
とても参考になります。
ではではHappy Reading!


▼返答


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