Re: これも多読効果(?) 世界大学ランキングのニュースを見て

[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/7/18(02:46)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

1623. Re: これも多読効果(?) 世界大学ランキングのニュースを見て

お名前: ただ
投稿日: 2007/11/15(01:26)

------------------------------

akoさん、こんばんは。ただです。
いつも興味深いお話をありがとうございます(^^)

全然返信にはなっていないのですが、akoさんの投稿を読んで、
読んでた本を思い出したので紹介をば。

『嘘だらけのヨーロッパ製世界史』 岸田秀著 新書館

本の帯より引用:

白人幻想を砕く!

われわれは、世界史というと何となく世界人類の歩みの客観的記述のよう
に思い込んでいるが、ひょっとしてそうではなくて、一種のプロパガンダ、
コマーシャルなのではないか・・・われわれがヨーロッパ人から教わった
ヨーロッパ製世界史をヨーロッパ人(とアメリカ人)のコマーシャルだと
見ると、何だか腑に落ちなかった世界史がはっきりとよくわかるようになっ
た。コマーシャルなのだから、ヨーロッパ文明の悪事や欠陥は隠蔽され、
この文明が最高の文明で、イスラム文明やアジア文明などの他の文明が劣
っていることになっているのは当然であった。わが社の食品は食中毒事件
を惹き起こしたことがたびたびあり、他社の食品より高くてまずいと宣伝
するコマーシャルなどは聞いたことも見たこともない。 (あとがきより)

・・・これには、なるほどー、と思ってしまいましたよ。

一方で、『アメリカもアジアも欧州に敵わない』八幡和郎著 祥伝社新書
なーんて本も買ってたりするんですが。

ヨーロッパ史も、興味は尽きないですよね。
BSハイビジョン特集の「ハプスブルグ帝国」も、毎日終わりの方だけ
でしたが3夜(月・火・水)とも見ました。
『ハプスブルク家とヨーロッパ世界』西沢英男著 NHK出版 と、
『ハプスブルク一千年』中丸明著 新潮文庫 を、片手に。

中国史も興味ありますが。
(『覇王列伝 大陸の興亡編』 おもしろ中国史学会編 青春出版社)
(『2時間でわかる三国志と古代中国』 夢プロジェクト編 KAWADE夢文庫)
(『皇帝たちの中国史』 稲畑耕一郎著 NHK出版)

・・・単なる和書の羅列だけですね、すみません・・・
(最近和書しか読んでないし・・・)

最後に『嘘だらけのヨーロッパ製世界史』で紹介されていた、
マーティン・バナールの『黒いアテナ』という本を紹介します。
(いまの僕の実力ではとっても太刀打ちできないケド)

・Mertin Bernal, Black Athena: The Afroasiatic Roots of Classical Civilization. volume I: The Fabrication of Ancient Greece 1785-1985, Rutgers University Press, 1987.

・Mertin Bernal, Black Athena: The Afroasiatic Roots of Classical Civilization. volume II: The Archaeological and Documentary Evidence, Rutgers University Press, 1991.

(邦訳『黒いアテナ−古典文明のアフロ・アジア的ルーツ2』上・下巻、藤原書店、2004〜2005年)

紹介のみで失礼します・・・
では〜


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.