Re: たかぼんさん、ご教示、感謝します=そばきり発

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[喜] 7991. Re: たかぼんさん、ご教示、感謝します=そばきり発

お名前: まりあ@SSS http://www.buhimaman.com/blog/
投稿日: 2011/9/24(23:27)

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そばきりさん、今晩は。 まりあ@SSSです。

  部分的に後半のみにお返事させて頂きます。

〉 ただ、そこが私の「ある種の真面目さ」ゆえなのか、因果というのか
〉この年齢になっても“英語での向上心”とでもいうべき気分が消え失せ
〉ず、「なにかないか」と、向上へのアンテナを、まばらでも掲げている
〉わけです。

  人には向上心というものがとても大切で、いくつになっても
  持っているべきものだと思いますし、何かで自分の向上を
  確認できてこそ、生き甲斐もあるのだろうと思います。

  問題は、何を以て「英語力の向上」と捉えるか?ですね。
  いつまでも自分を English Learner だと思っていると、
  「英語力の向上」は、検定の級が上がることやTOEICの
  点数があがること(外部評価)で測ることになります。

〉 ただ、このような教材、英語ノウハウ本の「効果」を科学的、学問的に
〉証明できるデータはないのではないかと存じます。制作者側がいくら
〉「この教材経験者の●●%が英検に合格」あるいは「受講者の●●人が
〉トイック700点を突破」とうたったとしても、それは結果の報告に過
〉ぎません。

〉 だからといって、その教材がまったく役に立たないかというと、そうと
〉は言い切れない部分もあります。ゆえに、英語業界にとっては、日本は
〉「とてもおいしい」マーケットなのでしょう。

  テストの点数を上げるのには、教材が一番早道でしょう。
  ただ、テストの点数が上がっても「英語力が向上」したと
  いう実感を感じられない人はたくさんいます。

  言葉というのは、用件を伝える機能と気持ちを伝える機能が
  あります。英語力テストは、用件を伝える機能の測定になり
  ます。気持ちを伝える機能は測りかねますからね。

  多読を続けていくと、気持ちを読みとる力がついてきます。
  そういう力は数値で評価しにくいものですから、向上したか
  どうか?は自分が目標設定し、自分で達成度を測る、という
  自律的なものになります。

  たとえば私自身は
  1.登場人物の会話が上品な物言い、ぶっきらぼう、粗野..
    などを読みとりたい
      英語には、「..ですのよ」「..だせ」「..だひょ〜ん」
      などの語尾表現がない。でも人間である以上、どこかで
      その違いを表現しているはずだから読みとりたい。

  2.日本語なら、ある文章を小林秀雄が書いたか、川端康成か
    赤川次郎か..数行読んで判別できますが、正直に言って英語と
    なると真っ先に思うのは「難しい」「それ程でも..」「やさしい」
    です。    
      まあ多読を続けて、堅苦しい、持って回ってくどい、明快、
      くだけた書き方、バカっぽい..なとは分かってきましたが。

  英語を話す機会は海外旅行か、来日した友人を観光案内するとき
  くらいしかありませんが、まあそういうときに、「感じの良い英語」
  が話せたらな、というのが目標です。

  で、自分なりの向上目標を持ってしまうと、テストによる外部評価を
  上げることに興味を失いがちです。だからといって、決して向上心を
  失ってはいません。

  それから、誰かと話をしていて、物や人名がさっと思い出せず、
  「ほら、あれあれ、なんていったっけ..」なんてなりますから、
  TOEICのようなスピードを競う試験ではうんと不利になっている
  ことでしょう。ですから受けたくない、というよこしまな心も
  ありますね。  

  趣味の分野について英語で読みたい、とか娯楽本1冊を3時間程度で
  ばんばん読みたいとか、向上の目標は人それぞれだと思います。

  自分がどんな分野で向上したいか?どうしたらそれが可能になるか?
  工夫することが人生を楽しくしてくれると思います。

Happy Reading!  
  


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