久しぶりの多読報告? 長文で失礼します。

[掲示板: 〈過去ログ〉親子で多読を楽しむ -- 最新メッセージID: 4028 // 時刻: 2024/8/16(07:58)]

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[報告] 3567. 久しぶりの多読報告? 長文で失礼します。

お名前: のんた
投稿日: 2007/3/28(14:10)

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親子部屋の皆様、ちわ〜〜!
子供ネタでは、ご無沙汰しております。のんたです。

多読の普及もめざましく、次々と神童のようなお子さんが生まれ、
素晴らしいですよね。本当にそんなことがあるんだぁとただびっくりです。
保護者の方の「情熱」という才能も、もちろんあってのことですよね!
これまた、すごいなぁと尊敬するばかり。

さて、あんまりすごいお子さんばかりだと、う、うちの子なんてと
ひいてしまう見学者の方もいるかもしれないので、
うちの凡庸な経過報告をいたしましょう。
これができるのも、下の息子が昨日から39度の熱で、寝込んでいるので、
他のことができないもんで(って、どういう親さ!)(^^;

 上の娘は、4月から小学6年生。
 私が多読を始めたのが40歳なんだから・・・えっと。
 と、多読手帳を探したが見当たらず、(だらしない!)
 たぶん、小1くらいからだと思う。一番読んでいたのは、小2、3かな。
 最新版を見ると、昨年の3月、20万語ちょっと絵本らしきもので
 終わっています。手帳はそれきり〜〜〜。
 その後もたぶん、母が持ってきた「プップルトン」等、何十冊か
 読んだと思うのだけど、私が「語数調べて書いとくよ」と
 言ったまま、1年くらいたっちまった。まいっか。
 
 下の子5歳は、まだ、ひらがなも読めも書けもしないです。テレビと
 DVDだけは、たぶん、1000時間くらい見てるかも(爆)
 絵を書くのが大好き。なぞの文字を書いて、文字をかけたつもりになって
 います。と〜ぶん、本を読むということもなさそうです。(泣)
 ので、多読報告には無関係ですねぇ。はは。
 
 さて、上の子です。
 親子多読の効果として、私が思っていることを書きます。

 ◎寝る前に本を読む習慣がついた。(視力は落ちましたが)
   本人曰く、寝る前に何か読まないと寝られない。
   今は「ワンピース」全巻制覇中(もちろん日本語の漫画ですよ)

 ◎親子で本の話題を楽しめる。
  ジャクリーンウィルソンをはじめ、ダールの作品などに私が最初
 興味を持ち、読んでいるうち、日本語版のこれらの作品をたくさん
 読むようになり、お互いに感想を言う仲に。
  そこから派生して、日本の児童文学作家、梨木香歩や森絵都などの
 作品に私が傾倒し、そこへ娘もついてきて、貸し借りする。
 娘いわく森絵都の「カラフル」は、今までの人生で一番感動したと。

 ◎英語に抵抗がない。
  とりあえず、抵抗感はないらしく、英語で何か書かれていると気になる
 らしい。まぁ、特に絵本以上の洋書を読みたいという気持ちもなく、
 それよりは、漫画を読んでいたいらしい。
  でも、英語はキライではないらしい、から、ま、いっか。

 ◎人間関係にクール
  海外ドラマや、ORT,LLL、その他、外国児童文学に触れて
 いたせいかどうかは、はっきりとはいえないですが、よくある高学年
 の女子グループのイザコザに対して、たいへんクール。私の多読効果
 解釈としては、異文化の物語で、イジメがあったり、苦しんだりする
 主人公をたくさん読んで知っているので、身近なそういうことに動揺
 せず、対処できるようになっているのではないかと・・・(親ばか?)

 以上の4点が大きな効果と思っております。英語は特にできるようには
なってません。はい。
 読書も、親がそれほど、読書好きなわけでもないので、親の子供時代より
は、読書家じゃん?と思っている程度。
 
 私は、日本語でも読書をそれほどする人ではありませんでした。特に分厚い本や文字の小さい本はうんざり。短編集と、受験問題集くらいしか活字に触れていないかも(あ、あと漫画はどっさり)
 
 そんな人生だった40年後、多読と出会い、「読書」の愉しみを知ったことが、私の多読最大の効果です。
 それによって、娘と「読書」の話題をできる環境を得られたこと。これもとても素晴らしいタイミングだったと思っています。
 「多読」がきっかけで、本の児童文学や絵本もたくさん読むようになりました。たくさん、モノ語る世界と関わることができ、ワクワクすることが増えました。
 たまたま「多読」の入り口が、子どもの世界からだったから、こんなにワクワク感をもう一度味わえることができたわけで、もし、TOEICマニアのような英語やり直しのスタイルに進んでいたら、こんな楽しみはなかったなぁと、出会いに感謝しているわけです。TOEICマニアはマニアで愉しければいいんですよ。否定しているわけではありません。
 
 子どもが多読をするのは、日本語だろうと、漫画だろうと、英語だろうと韓国語だろうと、なんでも素敵だと思います。「ばっかり」するっていうのが素敵です。オタクへの道です。(^^;)
 100万語読むお子さんも素晴らしいし、石ばっかり集めるお子さんもすばらしい!
 ただ、読書として考える時、例えば、ジャクリーヌウイルソンは、8歳くらいの精神年齢以降くらいかなとか、その年齢にあった本の方が、より感動できるだろうし、生活経験があるからこそ、感動できる文章に出会えるわけで、物語の世界に、つまり、あっちの世界に入ることができることが、読書の愉しみだと思うので、年齢と本を同調させるのに、親が先に読んでみることは役立つかなと。
 
で、もって、子どもはともかく、親がいっしょに楽しめる、いや、子どものためよ、というカモフラージュで、自分のために洋書漫画や絵本を教育費のの下に買ってしまえる「多読」って素敵(自己弁護!?)

 もし、この掲示板を覗いて、「多読」って子どもの英語教育にいいのかしら?と迷っている保護者の方がいらっしゃるとしたら、断言します。

 「多読」を保護者自身することが、お子さんの物語の世界を豊かにしますよ!

 しかし、英語教育のため「読ませる」のが「多読」だと思ってやるとどこかで、飽きますよ。子どもも親も。たぶん。
情熱の才能のある人でないと。(情熱も才能ですから)

 大人がこんなに楽しそうなら、面白いのかな?ていうのが一番の教育。 (楽だし)
 ボーダレスな物語の世界で、異文化を楽しみましょう!!

 って、何の報告だったけ?書き流しです。

 4月から異動で仕事が忙しくなるので、また、あんまり書き込めないと思うので、ちょっと長文で失礼しました。

 


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