ついに、LLLまで。感想が長くなりました。

[掲示板: 〈過去ログ〉親子で多読を楽しむ -- 最新メッセージID: 4028 // 時刻: 2024/6/30(23:32)]

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[♪] 3507. ついに、LLLまで。感想が長くなりました。

お名前: Cheeks
投稿日: 2006/12/13(09:30)

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外は寒いのですが、心はなんだかほんわりと暖かな今日この頃のCheeksです。
私の多読とは反対に順調に、しかも淡々と本を楽しむ生活を始めたMomo。100 Englishを読み終わり、とうとうLLLのStage3までとInfo trailを購入しました。あー、これは大変だー。(経済的には)でも、読みたくて、読みたくて、ものすごい食いしん坊のくせに、夕飯もそこそこに、うれしそうに読んでいる姿をみると、懐の寒さとは反対に、目頭は熱くなるのです。
そして、幼いころのことを思い出しました。母が毎月買ってくれた絵本たちの事です。我が家のテレビは大人のものでしたので、子供は大人が見ているとき意外は、見ることが出来なかったんです。其のころは、随分と不公平な規則に、随分と素直に従っていました。でも、それはきっと母が読んでくれた本のほうが何倍も素敵で、面白かったからに違いありません。元々、母は本がなによりも好きでしたので、我が家で本というものは宝石類と同じような地位を得ていました。おもちゃを買って!とねだると「そうね。サンタさんに頼んでおこうかしらね。クリスマスはもうすぐだし。」(えー、8月なのに!?)とか「お誕生日に、ちょうどいいわね。素敵なものを見つけたわね!次のお誕生日まで、覚えておいてね」となんとなくお茶を濁されてしまうのに、本に関してはおねだりすれば、次の日には届いてました。彼女独特の価値観が相当刷り込まれているので、いつの間にやら私も本=宝と思うようになってました。これは、母になって気がついたことなのですけれど。それまでは、ちょっとインテリ(死語かもしれませんが、彼女にぴったりな形容詞)な母が苦手な時期もあり、随分反抗しました。でも、ママは何でも出来るし、解決してくれる。いい魔女かも!と信じて疑わなかった幼少時代を完璧に否定することは出来ませんでした。英語を話すようになったのも、彼女の陰謀です。私は、逃げても逃げても母の手のひらから抜け出せない孫悟空です。でも、私が抱くのは閉塞感ではなく、その安心感。だから随分冒険もしましたし、今でも毎日が冒険のようです。こんなに多大な影響を受けているとはいえ、母と私は異なった個人であることも間違いありません。そこが、おもしろいところだと思います。
最近、私は子育てをしているのでなく、親育てをしてもらっていると感じることがよくあります。LLLの本を読んで、うれしそうにしている娘を見て、初めて起こる感情。Momoがいなければ、知る由もない世界がどんどん広がってきています。(小学校に入って)自分では、意思が弱くて出来なかったのに、子供には期待しちゃったり。それに、気が付いて苦笑いしながら謝罪することも。ちょっとシニカルに格好つけて、子供の自慢話をしているママたちを愚かねーなんて言ってた時期もあったのに、今では町内一の愚か者(親ばか)になってます。昨晩、娘がLLLを一冊読み終わった後、Oh,dear,dearと言った。そんな事で大喜びです。
なんだか本来ブログに書くような取り留めのない話を長々としました。どうもクリスマスモード全開で止まらなくなっているようです。ここまで、読んでくださって、ありがとうございます。世界のどこにいらしても、心だけは暖かでありますように!
Happy Reading!!!!


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