ちょい口出し

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1239. ちょい口出し

お名前: 杏樹
投稿日: 2005/5/29(00:09)

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Tinyさん、みちるさん、こんにちは。

〉〉ただ、どこまでネタばれかというと、なかなか難しいなとは
〉〉思うのですよね。

〉ここが理解できません。
〉自分が知らされて嫌な事は書かない。
〉それだけです。

やはりネタばれ配慮は難しいです。

〉〉例えば、一巻でAとBという人がでてくる。二巻でAとBが結婚して
〉〉子供が生まれる。三巻で子供がメインの話になる。
〉〉そんなシリーズがあったとしますよね?
〉〉一巻を読んでいてAとBはどうなるのだろうと思っている人が、
〉〉三巻でAとBの子供Cも大きくなって・・・・という案内を見たら、
〉〉AとBが結ばれて子供が生まれたのだと分かりますよね?
〉〉三巻のネタばれではなくても、一巻のネタばれのようなことには
〉〉なりうると思うのですよね。

〉間違いなくネタばれです。

と、言われましても、三巻の書評を書こうとするなら、子供Cがメインの話なのに、子供Cの事を書かないで書評を書くというのは至難の業だと思います。

私は不幸本で後のほうの巻の書評をいくつか書きました。これは途中までは同じようなパターンの繰り返しだったのに、途中から話がどんどんつながっていきます。しかも次々と意外な事実が出てきたり、意外な人物が出てきたり、ずっと前の巻に登場した人物が再び現れたり。これをどのようにネタバレしないで書くか、かなり難しかったです。例えば9巻まで読んだ人には自明のことでも、6巻までしか読んでない人にはネタバレになる、という内容をどのように表現すればいいか…。あれも伏せて、これも伏せて、では何も書けなくなってしまいます。できるだけぼかして、前の巻ではなくそれ以前の巻を読んでない人にもネタバレにならによう気をつけてはみましたが、それでもこんなことすら知りたくなかった、と思う人がいるかもしれません。

〉〉このくらいのネタばれはネット書店や帯なんかでも十分にある。

〉ネット書店では自分の意思でタイトルをクリックしてあらすじを
〉読みますからネタばれが勝手に表示される事は無い筈です。
〉2巻以降の内容を見たくなければ、タイトルをクリックしなければ
〉良いだけです。
〉帯に関しても自分の意思で手に取って見る訳ですからネタばれを
〉読まされた事は一度もありません。
〉この事よりも書評システムの方がよっぽど問題があります。
〉シリーズ物でなんでも良いですが簡易検索で"Deltora"と入力すると
〉書評も一緒に表示されます。タイトルの順番通りに並んでないせいで、
〉ネタばれを読まされる可能性があります。実際Deltora8巻の結末を
〉見る事になりました。Darren Shan 1巻のあらすじが結末まで書いて
〉あって被害をうけた人もいます。

〉〉この場合、三巻の簡単な説明を書くだけで、一巻のネタばれになって
〉〉しまうのかなーとかね。
〉〉こういうのは、くっきりとラインを引けるものではないだろうなぁと。

〉自分の意思で開いてみる所に書く意外はネタばれです。
〉二巻まで読んだ人が三巻の内容を知りたい時にクリックして
〉表示されるのはかまいませんが、未読の人が自分の意思に反して見て
〉しまう可能性があるところに書くのは反対です。

結局、書評で問題があるのは、シリーズものが巻数順に出てこないところにあるのではないでしょうか。もし巻数どおり表示されていれば、ネタバレがいやな人は自分が読んでない巻は開かない、という選択ができてかなり被害を防げるのではないでしょうか。その巻の中で結末まで書いてしまうのは問題外ですが。

ネタバレに傷つくというのはとーーーーってもよくわかります。
私も意外な展開が次々現れたり、ドキドキハラハラしながら読むが好きですから、絶対結末は先に知りたくありません。
ですから私は読みたい本を漫然と探すときは別ですが、自分が読むことをはっきり決めている本の書評は読んでから開くことにしています。

それでもアマゾンの書評、新聞、雑誌などの紹介で、本の結末まで書いてあってガッカリすることは時々あります。そういう人たちは結末を知って本を読むのが平気なのだろうかと思います。そういう人がいるならば、いくらネタバレをして欲しくないといっても通じない人が世の中にいるということで、そういう人たちに対してはネタバレ配慮を求めるのは難しいかもしれません。
ある児童書では翻訳のサブタイトルがネタバレになっていて、翻訳情報も載せないほうがいいと思っています。一体この翻訳者は何を考えてるんだか…。

ということで、このへんで…。


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