Re 酒井先生

[掲示板: 〈過去ログ〉1000万語・3年以上報告 -- 最新メッセージID: 980 // 時刻: 2024/8/11(12:11)]

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572. Re 酒井先生

お名前: ぷぷ
投稿日: 2007/2/25(11:28)

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酒井先生、

あいかわらず、お元気のようでなによりです。

5年、長いんだか短いんだかですよね。そうそう、最初の数人の方が100
万語達成なさって、そしたらもうSSSは卒業!とか言われていた時代でし
たよ。掲示板ひとつしかないし。

私の投稿、どこかでお役に立つなら、いくらでもお使いください。散々SSS
にはお世話になったのだし。

さて、語数数えが呪縛かどうかは、・・・ひとそれぞれ、としか言いようがな
い気がするのですが、あまりにありきたりでしょうか。また、ひとによっても
それが助けになる時期と、邪魔になる時期とがあるのだと思います。私はとに
かく最初、数えるのが楽しかったし、途中で休んでも語数は減らない!という
名言もありましたよね。私のように、小さい子がいて遠出ができず、掲示板
だけを頼りに多読をしていたような場合、それしか頼りになるものがない
という事情もあるかと思います。まだ多読の本も出る前、多読セットも売って
なかったころでした。語数報告をして褒めてもらえるのが、続ける原動力に
なっていました。

そして今、やっと面倒に思うようになりました。でも考えたら、小説を読む
時間が最近取れていないという事情もあるかも。数えるものがない(笑)

もし教室で大人数で多読をしていたら、きっと事情が違うのでしょう。その時
間、拘束される効果(多読せざるをえないということ)とか、友人がなにを
読んでるのか気になるとか。もし語数数えが競争のように感じられてしまうな
ら、ないほうがいいかもしれませんよね。他人との競争ほど、SSSにふさわ
しくないものはありません。

なににせよ、「こども式」ではまこさんが書いてらしたけど、SSSで最も
重要なのは、「自分にとって楽しいことを自分で見極める能力」であると思い
ますよ。最初はレベル0から全員始めるにしても、いつレベルを上げるのか、
どの分野の本を読むのか、人の意見は参考にはなっても、決定は自分にしかで
きない。本って、仲のいい友人とも、好みがあうことはめったにない、本の趣
味が似てるひととでも、全部の本の趣味がぴったり合うことなんてまずない、
なかなか難しい世界です。それをしかも英語でしようというのだから。

英語の勉強というと、テキストを与えられて、さあこれを読みなさい!ってい
うのが当然だったところに、「でもこれ、おもしろくないー」という自由を与
えたのがSSSの一番すごいところですよね。語数数えも、したい人はするし
たくない人はしないと言うしかないのでは・・・?ただレベルとタイトルはせ
めて記録したほうがいいとは思いますけどね。それもよけいなお世話かな?

うーむ、よくわかりません。
実は多読指導って、どうするのか全然わかってないんです。それなのになんだ
か長くなってしまいました。

ほんと、どこかにありましたが、別に私、今でも英語が特に好きというわけで
はありません。ただ外国の本が読めたり、外国の人と話せたりするのが楽しい
だけ。言葉ってなんなのかなーと、たまに考えます。不思議ですよね。

ではまた、いつかお邪魔いたします。
これからも、ご活躍を楽しみにしています。

ぷぷ


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