Re: 70万語通過とHOLESのご報告

[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25675 // 時刻: 2024/7/17(13:52)]

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19735. Re: 70万語通過とHOLESのご報告

お名前: ヨシオ
投稿日: 2004/7/28(00:02)

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ヤユさん、70万語通過、おめでとうございます。はじめまして、ヨシオといいます。

〉みなさん。こんにちは。ようやく70万語を通過しました。

おめでとう!

〉私は、読書好きなので1冊Graded Readers を読むと、ついつい翻訳版を読み、
〉関連書籍を読み・・・などと(多読には)不要な回り道をして、70万語を通過
〉するのに2年近くかかってしまいました。(^^;

でも、とっても沢山(和書も含めて)色々と読まれたのではないでしょうか。楽しければそれが一番です♪

〉本当は、こちらのサイトでも薦めている通り、Level3(1000-1300語)で
〉100万語を達成したかったのですが、Level4(1400-1900語)の「HOLES」の
〉評判がとても高いので思い切って読んで見たところ、なんと読み終えることが
〉できました!

Holesは面白かったですね。暑い砂漠のなかなので、読んでいて喉が乾いたりしませんでしたか?2つの時代が重層的に構成されていて、でも、あるところでひとつに収斂していくのが面白かったですね。

〉「HOLES」は児童書とはいえ、結構ぶ厚く、文字も小さいので、読み終えた
〉感動は、今までで1番でした。

よかったですね♪

〉目標はハリーポッターなのですが、こちらは難易度がより高いようなので、しばらくは
〉我慢して多読、頑張ります。

ハリポタはわたしも多読以前に挫折しています。ようやく、350万語を越えてから読みました。読んだのは1冊(Azkaban)だけですが、ハリポタの呪縛から解放されたと思いました。←大げさ?

〉追伸・・・
〉「HOLES」レベルで(難易度もページ数も)お薦めの本がありましたら、お教え
〉下さい。是非、チャレンジしてみようと思います☆

そうですね、最近、わたしが読んで面白かったものを挙げて見ます。よかったらどうぞ。

○The Stolen / Alex Shearer / L5
Carlyは、赤毛でそばかすの女の子。特別な友達を作りたいが、いまはいない。そんな時、学校に転校生がやって来た。彼女は孤児で、今はGraceというお祖母さんと一緒に暮らしているらしい。Meredithは、細くて背が高く、誰にでも言葉は丁寧だが、どうもみんなの話や遊びには興味がないらしい。どことなく不思議なMeredithとCarlyは友達になりたいと思った。ある時、Meredithのお祖母さんのGraceと話をする機会があった。その話とは、なんと、とても信じられないような話であった。
年取ったGraceが本当のMeredithで、若いMeredithは、実はGraceだというのだ。いったいどういうことなのか?
おしゃべりなCarlyの語りで話が進んでいくので、ちょっと饒舌と思えるが、逆にその分、分からない単語があっても問題なく読み進めてしまう。
老いるとはどのようなことかが、子供達に教えるように、事細かに述べられている。年取ったGraceの描写で、つい自分の母親を思い出してしまった。また、将来自分が老いるとこのようになるのかとも感慨が深い。

○When Marnie Was There / Joan G. Robinson / L6
孤児であったAnnaは、なかなか心を開かないことを心配した叔母から北の海辺の町に送り出された。地元の子供となかなか仲良くなれなかったが、ある時不思議な女の子のMarnieと友達になった。Marnieと一緒にいると不思議なことが起こる。Marnieとはいったいだれだろう。
愛されていないと感じる女の子の気持ちが、Marnieと友達になるにつれて、だんだんと開かれてくる。前半は少しテンポが緩やかだが、後半から面白くなった。Tom's Midnight Gardenのようなお話だ。

○The Twelfth Day of July / Joan Lingard / L5
Northern IrelandのBelfastに住むSadieはProtestantの少女。7月12日のオレンジ候ウィリアムの勝利を祝う行進の練習に余念が無い。同じ街に住むKevinはCatholicの少年。Protestantの住む通りにペンキで落書きをしてこようと計画をしている。そんなある夜、Protestantの通りの壁にペンキで落書きをして逃げていくKevinと、それを見つけて追いかけていくSadieがいた。
それが二人が出会った初めである。
北アイルランド問題。ニュースでしか知らなかったことが、少年と少女の日常の出来事として現れてくる。5連作の最初ということで、SadieとKevinとがこれからどうなっていくのかは定かではないが、超えがたい溝を越えられる予感がある。

ヤユさん、これからもHappy Reading!


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