SSS多読通信 第516号 (2026/05/14)

[掲示板: SSS News -- 最新メッセージID: 1948 // 時刻: 2026/5/15(00:13)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

1947. SSS多読通信 第516号 (2026/05/14)

お名前: Oz
投稿日: 2026/5/14(15:26)

------------------------------

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        SSS多読通信 第516号 (2026/5/14)
        ~読める本、読みたい本をお気楽に~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】今号のお薦め本  「Sakura Medal Nominee 2025」 (Oz)
【2】SSSコラム   「記憶の弱さも役に立つ?」 (近眼の独眼龍)
【3】SSSニュース              (SSS英語多読研究会)
【4】編集後記                 編集:Oz
───────────────────────────────────
【1】今号のお薦め本 「Sakura Medal Nominee 2025」 (Oz)
───────────────────────────────────
 絵本のCaldecott賞や、児童文学のNewbery賞など、Medal系の動向を追っている
タドキストの方は、少なくないかもしれません。今回は、最近私が知った賞である
"Sakura Medal"の候補作を、4点紹介します([url:https://sites.google.com/view/sakuramedal/home])。
 本賞は、毎年、日本国内のインターナショナル・スクールに通う生徒たちの投票により、
決定されるそうです。若い人たちが、実際に読んで選んでくれた候補作は、その分、
かなりの良さが光ります。絵本/チャプターブック/中学or高校向け/グラフィックノベルと、
複数部門あるのも、嬉しいポイントです。(5/14現在、Medal(Winner)作も決定しました。)
……………………………………………………………………………………………
■ BIG               YL 1.2  307語
……………………………………………………………………………………………
Caldecott Medal 2024にも選ばれた一冊。すくすく育った主人公の女の子は、ある時点から
周りに、"too big"だねと言われ始めます。ブランコから抜けなくなったり、市販の服が
小さすぎたりと、色んな小事件が起こるためです。
笑われたり、smallerになろうと思わないの?とか言われたり。けっこうみんなひどいです。
そんな中でも、女の子は、自分の可能性や良いところを自ら発見して、呪いとしての"big"から
解き放たれていきます。
[url:https://www.amazon.co.jp/Big-English-Vashti-Harrison-ebook/dp/B0BCNW17JH]
……………………………………………………………………………………………
■ The Book that No One Wanted to Read      YL 4.0  7,573語
……………………………………………………………………………………………
どんなポイントを基に、人は読みたい本を選ぶのか。この問いについて、語り手とともに
考えていくのが本書です。その語り手は、この本自体。メタ的に、「本」なるもののジャンルや
内容、デザインについて、コメディーチックに批評していきます。絵がまた秀逸。
笑えますが、あまりに「おもろいやろ?」という感じで来るので、苦手な人は苦手かもしれません。
[url:https://www.amazon.co.jp/Book-That-Wanted-Read-English-ebook/dp/B0BF93MQ61]
……………………………………………………………………………………………
■  【イチオシ】  Answers in the Pages       YL 4.5  35,562語
……………………………………………………………………………………………
LGBTQにまつわる児童・YA小説に良作が多い、David Levithanの作品。
小学生のDonovanのクラスでは、国語の授業教材で"The Adventurers"という本を使うことに。
しかし、彼の読みかけをパラパラ読んだお母さんは仰天。ラストシーンに、主人公の男の子二人が、
互いを「love」してると書かれていたからです。学校に押しかけたお母さんとその仲間たちは、
Book Challenge(本が授業に適正かを決する会)の開催を要請。街全体だけでなく、本の著者も巻き込んだ大騒動が展開されます。
構成も面白く、Donovanたちの物語、"The Adventurers"本編、謎の少年GideonとRobertoの恋物語と、
3つの話が並走していきます。
国語の先生が考える、男の子が好き同士だからダメ/ダメじゃない、とかじゃなくて、男の子が好き同士でも、
別にそこを取り上げるまでもなく、ふつうに受け入れられるかどうかが、そもそもじゃない?という話も中々。
力ある作品です。
[url:https://www.amazon.co.jp/Answers-Pages-English-David-Levithan-ebook/dp/B09K4Y9FST]
……………………………………………………………………………………………
■ HOOPS         YL 3.0-3.5  5,930 語
……………………………………………………………………………………………
実話にインスパイアされた、グラフィックノベル作品。1970年、インディアナ州の町
Wilkinsで有名なのは、Wilkins Highの名門男子バスケ部。主人公のJudiは昔からバスケを
やりたかったのですが、女子バスケ部がまだなかったので、「いつか...」と思いを馳せるのみ。
'76年、運よく女子部が創設されたものの、設備が足りないことや、当たり前に男子部が
優遇される状況に辟易。それでも楽しいバスケのために、直談判やスポンサー募りなど、
どんどん行動を起こしていきます。州大会をどんどん勝ち上って、みんなに称えられていく
展開は、爽快です。
[url:https://www.amazon.co.jp/Hoops-Graphic-English-Matt-Tavares-ebook/dp/B0DCFF7YVQ]

───────────────────────────────────
【2】SSSコラム  「記憶の弱さも役に立つ?」   (近眼の独眼竜)  
───────────────────────────────────
連休がありましたが、旅行にもいかず、特に新しい体験もせず過ごしていま
した。強いて言うと、以前好きだったけれど最近は食べていないものを久しぶ
りに食べにいったり、以前好きだった映像を見たりしたぐらい。でも、これが
結構楽しくて、退屈はしなかったですね。好きだったことは覚えていても、ど
んな味だったか、内容だったかをあまり覚えていないので、ある意味新鮮でし
たし。

そういえば最近新しい本を読むことが減ってきました。ここで「新しい本」
とは新刊という意味ではなくて、私にとって初めての本という意味です。新し
く多読向きの本を発掘しようとすることが減ってきたとも言えます。

新しい本に向かうことは、かなり減ってきている気がしていますが、英語で
の多読・読書量はそこまで減っていません。つまり以前読んだ本をまた読んで
いるんですね。

私は結構多読向きだと思っているのですが、その理由の一つに記憶の悪さが
あります。覚えられないんですね、特に固有名詞なんてだめ。そのため、一度
読んだ本が面白かったとかつまらなかったことは覚えているのに、どんな人が
出ていたとかに始まり、たいていは粗筋さえ覚えていない。おかげで同じ本を
何度も新鮮な気持ちで読める。

しかも、以前読んだときに面白かった本は、改めて読んでも面白い確率が高
くて、つまりはずれを引くことが少ない。

もちろん記憶力が弱いことはウィークポイントでしょうけど、まぁ楽しく生
きて行くには役にたっているかも。
───────────────────────────────────
【3】SSSニュース             (SSS英語多読研究会)
───────────────────────────────────
今号のSSSニュースはおやすみです。
───────────────────────────────────
【4】編集後記                  (Oz)
───────────────────────────────────
今回、初めて編集委員を務めさせていただきましたOzです。
多読を15歳から始めて、10年以上が経ちました。
始めてからの4,5年は好きなGR(それも古典とミステリー)と児童書ばかり読んでいて、
あんまり、同世代が主人公の現代ものには手が伸びませんでした。
20代後半になった最近、YA系に手を伸ばしてみると、これが面白い。
中学生のときに周りの子たちが読んでいたラノベの英訳版を読んでみると、これも面白い。
10代生き直しのような気分です。
同時に、多読のいいところは、読みたくなる・読めるタイミングでいつでも!という
ところにもあるよなーと。これからも長く、多読を楽しみたいです。
───────────────────────────────────
          多読通信、次号もお楽しみに!
        今 週 も H a p p y R e a d i n g !
───────────────────────────────────
多読通信に関するみなさまのご意見・感想などをお待ちしております。
・掲示板への投稿
[url:https://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108]
・多読通信アンケートフォーム
[url:https://www.seg.co.jp/sss/information/formmail.html]
※アンケートフォームでいただいた質問に対するお返事を掲示板上で行う
場合があります。ご了承ください。
───────────────────────────────────
※このメールマガジンは『まぐまぐ!』 https://www.mag2.com/ を利用して
発行しています。配信申込・中止・アドレス変更はこちらへ
[url:https://www.mag2.com/m/0000118505.html]
───────────────────────────────────
発行:SSS英語多読研究会( [url:https://www.seg.co.jp/sss/] )
───────────────────────────────────

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.