2014 卒業生座談会【理系】:最後まで貫き通す意思を持つ!
2014年に見事志望大学に合格した理系の卒業生に集まっていただき、志望大学を決めたきかっけや学習方法等についてお話いただきました。
飯島 千博/東京大学理科Ⅲ類
飯塚 理子/東京大学理科Ⅱ類
石山 裕輝/東京工業大学第3類
今給黎 英嗣/東京大学理科Ⅰ類
勝俣 真綸/東京工業大学第2類
早川 知里/東京大学全科類司会 古川 昭夫(SEG代表)・青木 亮二(SEG数学科講師)
敬称略
[自己紹介] SEGに入ったきっかけ
古川 高校時代の部活なども含め、自己紹介をお願いします。
飯島 筑駒出身で東京大学理科Ⅲ類の飯島です。高1のときは部活で剣道をやっていました。一番打ち込んだのは高3の文化祭です。
早川 東京大学理科Ⅰ類の早川といいます。出身校は洗足学園で、高校のときはスカッシュ部に入っていました。
勝俣 東京工業大学第2類の勝俣真綸です。田園調布雙葉出身です。高校のときは華道部に入っていましたが、スノボとかスカッシュなどのスポーツも好きです。
石山 東京工業大学第3類の石山です。本郷高校出身です。高校は高2まで軽音部でした。
今給黎 東京大学理科Ⅰ類の今給黎です。開成高校出身で、高校時代は音楽部に所属していて、吹奏楽と合唱をやっていました。
飯塚 東京大学理科Ⅱ類の飯塚理子です。鴎友学園出身で、部活は演劇をやっていました。
古川 まずSEGにいつ頃入ったのかというのと、そのきっかけを教えてください。
飯島 入ったのは高1の頭からです。きっかけは、中1のとき1年だけ取っていた青木亮二先生と岡本先生のExtremeの授業が面白かった記憶があり、数学を取ろうと思って入ったら、結果的に多読と化学と、さらに高2からの物理も取ることになりました。
早川 私は高2の冬に物化の速修のプレ講座から入って、結局受験のときは数学も受けていました。SEGを知ったきっかけは、色々調べていたらすごく怪しそうな塾がヒットして、気になったので(笑)。
勝俣 私は中1の春期からずっと通っていました。親伝いで、同じく怪しいけど(笑)、面白そうな塾があるというのを聞きました。私はがっつり勉強というのは嫌いだったんですけど、ここでなら楽しくやれるんじゃないかという親の勧めがあって、中1の春期に行ってみたんです。そこで受けた千葉先生の授業がいいなと思って、そのまま嫌いにならずにずっといました。
石山 高1の夏期から入りました。父がSEG出身だったので、とりあえずSEGに入ってみないかみたいな感じになって。
今給黎 SEGでは中1の最初から最後まで数学だけを取ってまして、入ったきっかけは、中学受験のときの友達がSEGに入るんだと言っていて、「じゃあ俺も入ってみるか」みたいな感じでそのままきました。
飯塚 SEGに通い始めたのは中1の最初からで、SEGを知ったきっかけは、中学入試の会場前で配られていたチラシを見た親にいいんじゃないかと勧められました。
プロフィール
[SEGの授業] 面白くて楽しい授業!
古川 授業で印象に残っている先生や講座で、特に高2、高3で取っていたものについて、感想をお願いします。
飯島 数学は、高1と高3で木村浩二先生に、高2の時に岡本先生に教えてもらったんですが、どちらも面白かったです。木村先生は「略解」と但し書きをしつつ板書で答案をしっかり書いていて、高3の時には木村先生の板書に似せて答案を作ろうとしたら結構点が取れるようになったので、数学で点が取れるようになる面白さがありました。岡本先生は趣味で授業をやってる感じで(笑)、自分が好きなことを熱心に教えてくれるので、本当に数学が面白いと思いました。
化学は吉久先生に高1から高2にかけて習っていたんですけど、本当に吉久先生のおかげで化学が好きになりました。話もうまく、やはり吉久先生自身が化学が大好きなので化学の面白さが伝わってきました。また、化学の基本的な考え方というものを教えてくれており、それが身についていたので、一時期1ヵ月くらい化学まで手が回らなかったのですが、再開したときにそんなに苦労せずに済みました。
物理は高3の夏に佐々F先生の東大物理の講座を取ったときに、説明がすごく分かりやすかったため、2学期のテストゼミから佐々F先生の授業を受講するようになりました。佐々F先生は物理的に考えることを重視していて、答案に計算式を書くのは物理のセンスがない人がすることといったスタンスでした。
多読は、やっぱり高3の宮下先生の授業が面白かったです。
早川 私は数物化を取ってたんですけど、特に印象に残っているのは、麓先生の化学速修です。ちゃんと根本を捉えつつ、雑談も交えた授業で興味も捉えつつ、煮詰まった時に、モチベーションを保つのにすごく良い授業でした(笑)。麓先生は、何を質問しても、質問した内容にとどまらず色々教えてくださるのが印象的でした。数学の相談に乗っていただいたこともあります。
数学は大澤先生に習っていて、すごく親身に教えてくれました。前期で落ちた時に、大澤先生に後期に向けて激励のメールをいただいて、それで気持ちを切り替えることができました。冬に背伸びして受けた青木亮二先生の「東大解析数学(理系)」もすごく楽しかったです。撃沈しましたが(笑)。
青木亮 どういう意味で? テストで?
早川 はい。後ろで小っちゃくなって受けてました。
古川 物理は誰に習ってたの?
早川 物理は佐々F先生です。佐々F先生の授業も大好きでしたが、高3の初めの時点で物理未習だったので、その状態から授業を受けるのは結構きつかったです。重いっていうか……、軽いんですけど。
一同 どっち!?(笑)
古川 話し方は軽いけれど、中身は重いということですね。
石山 よく分かる(笑)。
勝俣 私は数学と物理・化学を取っていたんですけど、化学は吉久先生と、今はいないんですけど、小林先生を取っていました。化学は高1からで、時間があったのもあると思いますが、大学の内容まで深く突っ込んでくれたので、暗記しないといけないと言われているようなことも習ったことをベースに考えていけばできるようになったのがすごく良かったです。
物理は同じく佐々F先生でした。佐々F先生は結構インパクトがあるので、やっている内容もすごく印象に残りやすかったのが良かったです。
数学は中1からで、すごく色んな先生に習っているのですが、特に青木純二先生の論理克服講座を受講して、自分は論理を分かっていなかったんだなということに気づいたことが印象に残っています。
石山 僕は最後まで通っていたのは多読と数学と化学でした。数学は高3の青本の時から、青木亮二先生を受けていました。青木亮二先生を選んだ理由は、高2の時受けていた青木純二先生が高3の授業をもたないので、乗り換え先を探さなきゃいけなくて、同じ青木だから青木亮二先生にしようと思ったのが初めなんですけど。
一同 (笑)
石山 そこからは先生の授業が面白くて、そのままずっと青木亮二先生の授業を受けてました。特に高3の2学期のテストゼミの授業で、テストゼミはすごく難しいんですけど、解けなくて答が出なくてもどこまで分かっているか見るために答案を書く練習をしたのは良かったです。実際に東工大の入試で本当に解けなかったんですけど、テストゼミのおかげで解けないなりに、答案を書くことには慣れていたので、結果的に合格することができました。なので、数学のその練習はやっぱり良かったなと思います。
化学は高2の夏から基本的にずっと阿部先生の授業を受けていました。阿部先生の授業は奥の深いところまで突っ込んで、大学の範囲とかも普通にやるんですけど、そういう授業が楽しくてずっと阿部先生の授業を受けていました。阿部先生の授業が今大学で役に立っています。
英語は、それまで通っていた他塾をやめて、多読は高2の冬から入りました。
古川 それは何が理由で?
石山 他塾がつまらなかったからです。文法ガリガリなんですよ。どちらかというとそういうのが好きじゃなくて……。多読は本を読んで英語力を伸ばしていきましょう、みたいな感じで、真逆じゃないですか。東工大の英語は結構長文が出るんですけど、英語の勉強をしているというよりも、楽しみながら本を読むことで、長文に対する抵抗がなくなったと思います。
青木亮 高2の冬から多読で、そんなにすぐに適応できるものなの?
石山 文法ガリガリの経験を通して多読へ、というのは行きやすいと思います。逆に多読から他塾にいくのは難しいと思います。
今給黎 数学は、中学時代はほとんど千葉先生で、高校は雲T先生でした。中学時代は同じクラスの人が騒がしい人達だったので、なんか楽しかったですね。授業も面白かったですし。高校になると、受験の勉強に入るわけですが、雲先生は基本的なことを授業中に何回も言ってくれるのがすごく助かりました。SEGの授業を休むことが何度かあったので、その点、一週抜けても次の週で「先週やったこれはこういう意味で」みたいな基本的なことを言ってくれたおかげで追いつくことはできたかなと思います。
飯塚 私が通っていたのは多読と数学で、どちらもいろんな先生に習いました。Nativeの先生も多読の先生もそれぞれその人なりの面白さがあり、どの先生がというより全体的に面白かったです。数学は、さっき飯島君が言っていたのですが、岡本先生が数学好きな人の趣味の授業だなぁという感じです(笑)。テストの添削や採点も、すごく細かいところまで見てくださって、数学好きな人の気持ちが分かる授業でした。あと、私は講習で青木亮二先生の授業を取っていて、それも、すごく数学が楽しくなりそうな授業だなぁと思いながら受けていました。
座談会はまだまだ続きます!
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*卒業生一人ひとりのお勧めの問題集等、詳しい勉強方法も掲載されています。