SEG

2006 中1・2 2学期 保護者アンケートとその回答

1)中1の中途入会者の保護者からの意見とその回答
2)中1の継続受講生の保護者からの意見とその回答
3)中2の継続受講生の保護者からの意見とその回答

からなっています。中2の中途入会者は少数のため、プライバシー保護のため、省略させていただいています。

なお、青字が、SEGからの回答です


1)中1の中途入会者の保護者の方からの意見と回答


Q1. お子様に多読クラスを受講させようと思われた理由は何ですか。(複数回答可 回答数の多い順)

(1) 子供自身の希望があったから。
(2) 従来の教育法(文法中心の訳読形式)では、英語ができるようにならないから。
(3) 従来の方法にとらわれない授業スタイルで学ばせたいと思ったから。

個別意見
○幼少時にアメリカに在住し、本も読めるようになっていたのでその感覚を取りもどし、なおかつ英語力が身につけばと思った。(中1多読)
○私立小出身のアドバンテージ(英語教育)を出来るだけ保ちたかったから。(中1多読)

■途中編入の方には、ご両親に滞在経験があるなど、英語教育に関心の深い方が多いようです。
 また、お子さん自身の選択という方が非常に多いことを頼もしく思います。


Q2. お子様はこの授業についてどのようにお話されていますか

○記録手帳を見せてくれ“▲万語までいったよ”とうれしそうです。“UP and AWAY”が学校の教科書よりずっとわかりやすいと言っています。授業中のゲームが楽しいようです。(中1多読)
○あまり話はしないが、気に入っているようです。ただ、文法の説明は本人が苦手なせいか、苦痛のようです。(中1多読)
○受講前は途中から入るのでついていけるか心配だった様ですが、何とか大丈夫な様子で今では楽しく受講している様子です。(中1多読)
○夏期講習からのスタートでしたが、初日はとても緊張していて「無理矢理行かされる。」と怒っていました。ところが、帰宅するなり「ずっと続けたい。」と言われて、びっくりしてしまいました。ただ、楽しいと言うだけで、恥ずかしながら具体的な様子は聞いていません。(中1多読)
○たくさんの本を読み単語数を増やしていくのがうれしいようです。(中1多読)

■実際、途中入会生のみなさんの意欲は高く、とても順調に読む本のレベルをあげています。
 それに伴い、リスニング力、読解力、作文力も確実に上がっていると思います。
 冬期講習には、リスニング、リーディングを含んだ外部試験も行いますので、外部試験の点数による伸びも近いうちに報告できると思います。



Q3. これまでの受講を終えての、保護者の方のご感想をお聞かせください


○夏期講習からの参加ということや、大学附属校でのんびり進んでいるせいか文法は遅れぎみですが、日曜日は毎週クラブ活動があるのでSEGの補講に参加できず残念です。「まわりの人よりテキストの問題をよく間違えてします」と言いながらも本人は気にする様子もなく楽しく通っています。小さい頃より外国の作品が好きで「ハリーポッター」「ダレンシャン」「マジックツリーハウス」など日本語で読んできました。日本語訳を待たずに英語で新刊を読めるようになりたいという本人の希望で受講を始めました。続けていれば目標が達成されると信じています。ご指導よろしくお願いします。 (中1多読)
■読書好きであれば、どんどん、英語力は読書を通じて伸びていくと思います。ご安心ください。ただ、レベルを早く上げすぎると、基本的な表現の定着がおろそかになります。ですので、まずはレベルをあげるより、やさしいものを確実に高い理解度で読むことの方を優先してください。

○英文・長文に慣れることはとても良い事だと思います。英語に対するアレルギーの様なものが起きにくいと思います。授業で読む本の内容がどんどん高度になっていくのが楽しい様です。この調子で英語と自然に向き合える状態になればと思っています。(中1多読)
■多読で読める本の内容があがってくると、内容的にも面白くなってくるので、英語を楽しみながら自然に力をのばせます。継続こそ力なので、ぜひとも、最低でも2年間は多読を続けてください。

○夏期講習は夏休みということもあり、5日間で1万語以上は読んでいたようですが、2学期が始まってからは3〜4000語/週ですので、もう少しペースを上げてほしいと思います。(1〜2万語/週)(中1多読)
■講習中の方がみなさん気合がはいっているので、語数の伸びは大きいです。2学期は、学校行事が多く、みなさん、それほどペースがあがらなかったようです。冬期講習の頃には、1日5000語以上読めるようになっていますので、3学期に一気にペースがあがると思います。ご期待ください。

○まだやり始めたばかりですが、何ヵ月後に効果がでるのを楽しみにしています。(中1多読)
■すぐには、効果がありませんが、9ケ月後にかなりの伸びを実感できると思います。

Q4. 今後、SEGの英語に、何を期待されますか。


○英語を英語で学ぶことができるのがありがたいと思っています。多読ということで始めさせましたが、長文読解力だけでなく、リスニング力、会話力まで高めることができるよう期待します。 (中1多読)
■最終的には、リスニング、スピーキングやライティングを視野にいれたプログラムになっています。特に、高校生になってからは、かなりの量を書いてもらうことになると思います。

○大学入試はもちろんですが、社会に出て、実際に活用できる英語力を身に付けられる様導いて欲しいと思います。(中1多読)
■もともと、大学入試の先を見据え、社会にでてから活用できる英語力を目指し、Native English Speaker による発表やWritiing の授業も含めた、5年間のカリキュラムとなっています。実際に活用できる英語力をつけると同時に、国内での入試にも対応できるようにしたく思っています。

○既存の英語教育で上達することが出来なかった自分たちですが、多読のシステムを知り、これしかない!と感じました。日本の英語教育に風穴をあけてくれることを期待します。(中1多読)
■いままでの英語のプログラムは、既存の方法で英語がうまくなった人が中心となって作られてきました。SEGの多読のプログラムは、既存の方法で英語がうまくならなかった人が中心となり、既存の方法で英語がうまくなった人の協力も得て、数年間で実用レベルにもっていくことを意図して作っています。みなさんの期待にこたえなければと思っています。


2)中1の継続続受講生の保護者の方からの意見と回答

受講生44名中、14名の保護者の方からご意見をいただきました。

Q1. 多読の授業に対してのお子様の様子はいかがですか


楽しそうにしている。     11名
受講前と変わった様子はない。 2名
やる気はみられない。     1名

■楽しそうにしておられる方が多くて安心です。実際、みなさん、授業に楽しそうに参加していただいています。
■なお、やる気がみられないと回答された保護者の方とは個人面談をさせていただきました


Q2. 多読クラスに通い、お子様の英語に対する興味が実際に高まったと思いますか?
   また、保護者の方から見てどのような点でそのように思われましたか。

7:とても高まったと思う。
4:受講前よりも多少興味が高まったと思う。
2:受講前と変わらない。
0:受講前よりも英語を遠ざけるようになった。

(保護者の方のコメント)
○自宅で本を手にして読むことに抵抗がない。
○学校で習っている英語は簡単すぎてつまらないと言っています。
○英語を得意科目ととらえている様子だから。
○通学時にSEGから借りた本を熱心に読んでいる。
○クラスのレベルについていけていないように思う。
○周囲の英語に対して、前向きにとらえている為。
○積極的に本を借りてくるようになり、読書する量も随分増えた点で。
○初めは単語のスペルも正確に覚えられず、英語が嫌いになりそうでしたが、SEGに行ってから授業を気に入り、多読にも精を出し、理解度はどうであれ英語が好きになっています。
○宿題をきちんとやり、自分から借りてきた本を読むようになった。
○ほんとうに少しずつですが、自力で読める、内容がおもしろいと発見できたという点がとても自信になっているようです。
○英語に対する身構えや抵抗感が減ったように思われます。

■夏休み以降、読める本のレベルが一段とあがりました。1学期は、ORTが読書の中心でしたが、現在は、Graded Readers だと PGR0-1,OBW0-2,CER 0-2,児童書だと、Curious George はいまだに人気ですが、Nate the Great, Rainbow Magic, Magic Tree House, My Wierd School , Captain Underpantsなどを楽しむ子が増えてきました。読む本のレベルでは、αクラスとβクラスの差はほとんどなくなってきています。冬期講習で行った JACE(Level 3)の結果はまだ、判定がでていませんが、こちらで行った簡易採点結果では、Readingに関する限り、私立進学校の中学2年生以上の力があることは間違いないです

Q3. 多読クラスに通い、実際に英語の力がついてきたと思いますか

6:受講前より英語力がかなりついたと思う。
6:受講前より英語力が多少ついたと思う。
1:受講前と変わらない。
0:受講前よりも英語力が落ちたと思う。


○SEGに通うまではとてもひとりで読めると思えなかった本を読めるようになっているから。
○英語の文章に毎週ふれることで長文に対する苦手意識がなくなったように感じます。実際の学校の授業では英会話が得意のようです。
○夏に1ヶ月カナダに英語Summer Campに行ったこともあり、自信を持っている様子。また、英検準2級も取ったのでよりやる気が出てきたように思います。
○読書のスピードが早くなってきたようなので。
○理解していない。本人のやる気が疑問。自学足りずと思う。
○以前はテキストの宿題について質問してきたりしていたが、今は全く聞いてこないので、どの位理解しているのかがわからない。
○かなりの本を読んでいる為。
○実はこのクラスの受講前に“Jimmy’s Birthday Party”(Up and Away2)をみせて「わかる?」と聞いたことがあります。聞くまでもなくほとんどわからなかったのですが、先日ふとこのテキストをとりだして「今ではよくわかるんだけどなぁ、あのときはわからなかったんだよな」とつぶやいていました。これはほんのささいな例ですが、この他読書量も随分増えているところをみると英語の力がついてきたのではないでしょうか。(・・・楽観的すぎるかも?!)
○早すぎるとは思いましたが、中1になってからすぐ7月の英検を受験させ、書く方の問題はできませんでしたが、ヒアリングはほとんど合っていました。
○学校のテストの点が一番良いから。
○学校のテストは楽なようですが、点数だけみるとつめが甘いようです。(本人の)SEGで身に付いたことがとても役に立ったこの夏参加したホームスティ体験もありましたが学校のテストで点がとれる、というのとは別なもののようです。自宅で自学をもっとすすんでできるようになってほしいと思います。
○文法はまだまだ未熟で不十分ですが、分からないなりにも読み進んでいく意欲が出てきたように感じます。


■すごくあたりまえのことですが、英語のInput量が増えれば、自然に、英語力がついてきます。順調に読書量を増やしている方については、特に現段階でまったく問題ないと思います。理解度については、外部試験でも確認していますが、読解に関する限りみなさんまったく問題ありません。ただ、リスニングの力、文法的な力は、かなり個人差があります。リスニングが苦手な人は、できるだけCD付きのGraded Readers を借りて聞きながら読んでください。大量リスニングはリスニング力を上げる王道です。また、文法力は、Up and Away の付属問題集を地道にやっている人とやっていない人でだいぶ差がついています。文法の点数を短期間であげたい人は、問題集で実際に英文を書いて文法事項を定着させるのがよいです。

Q4. ご質問、疑問点がありましたらご記入ください

○表現力、語彙力がもう少しついていけば、と思います。家庭で継続的にさせるよい方法がありますか? 現在1週間に4〜5日は、30分前後本を読んでいますが、それ以外には、中間テスト・期末テストの前にその準備をするくらいです。
■普通の中学1年生としてはそれで十分だと思います。そろそろやさしい英文なら書けるようになっているので、3行日記などを書くのは良い方法だと思いますが、継続させるのは難しいかもしれません。 先生と英語で携帯電話を使って英語で文通などの方法も考えていきたいと思います

○読書のスピードはどのようにすべきか?なるべく早く読むようにするのか、又は内容が十分理解できるスピードでよいのか。
■内容を十分理解できるスピードが現段階で適切なスピードです。高校生になるまでは、意図的に速くする必要なないです。ただし、日本語に訳しながら読んでいる可能性がある場合には、CDを使ったリスニングリーディングで一定速度で無理やり読むのも良い方法です。でも、みている限り、日本語に訳しながら読んでいる生徒はまだいないです。

○持ち帰ってきている本を読んでいる形跡がない(本を開いたあとがない)のですが、大丈夫なのでしょうか。本人は「文法は私がクラスでビリだね」と言っていますが、このままでいいのでしょうか。補講等の話も「聞く耳もたず」の状態なのですが、教室ではきちんとやっているのでしょうか。
■無理やり読ますことはできません。ですので、本人がやる気になるのを、(大変だとは思いますが)気長に待ってください。授業中はみんな本を読んでいるので、授業に定刻にきている限り、授業中の読書についてはこちらにお任せしていただいて大丈夫です。 文法は、 Up and Away #5, #6 になり、不定詞と動名詞の用法の違いなど高校生でも良く間違える内容も含んでいます。ですので、現段階で、その内容を十分理解できなくてもまったく心配ありません。文法は一回習っただけでは身につかない、十分理解できないのは普通のことです。重要な文法事項は、各学年で何度も行いますし、多読する中でも自然に身についていきます。なお、文法が不安な方のために、日本語での説明も併用した補講も行っていますので、ご出席ください。


Q5. これまでの受講を終えての、保護者の方のご感想をお聞かせください

○順調にきていると思います。
○思っていた以上に本を読むスピードが早くなり、苦手意識がなくなったので感心しています。ありがとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
○本人からの報告があまりないので、特に感想はありませんが要望としてはこのまま楽しく知らない間に英語力がしっかりついていく方向で育ててほしいです。
○読んでいる本の内容・単語数が明らかに進歩し、英語力が増していると感じられます。文法の指導と読書内容に関連がないような気がします。
■一斉読書ではなく、読書はみんなが別のものをよんでいますので、文法指導と読書内容は関連がないものになっています。
○何故か私と授業についての話をしたくないようですが、映画の音声を英語で聞くようになっただけでも良い刺激をうけているのかなと想像しています。
○今10万語を越えたところのようですがこれほどまでに本を読めるようになるとは思わなかったので、本人ともども“がんばったなぁ”と思っています。文法はやはりトンチンカンな部分が多く、やっぱり一石二鳥とはなかなかいかないと感じていますが、もし自宅でのフォローとして適当なWorkがあれば是非教えていただきたいです。
■宿題として、Up and Away のWorkbook を課しているのですが、これを、毎回きちんとやるのは生徒にとって「面白い課題」ではないようです。ただ、量はそれほどではなく、Workbookをきちんとやれば、文法の定着になりますので、自宅で、Workbookをやるようにしていただけると最適なフォローになります。
○子供が楽しんでいけるだけでなくレベルアップもしていける授業をこれからも続けて下さい。
■楽しんでいれば、かならずレベルアップもするプログラムになっていますので、ご安心ください。英語運用能力検定協会の作成した、中3生用のテストを行いましたが、一番得点の低いお子さんでも、中1の冬期講習の段階で、中3生の平均程度の得点はとっています。
○「将来英語に対して困らないように」との思いから今すごく出来なくても好きでいてもらえたらいいなと思います。
■多読コースは、「好き」が第一優先です。信じてついてきてください。
○受講当初の「期待のみ」の時をすぎ、少しずつ成長が形となって見えだしました。本当にありがとうございます。継続が何より大切でそれでいてむずかしいのだと思います。本人が続けていこうという気になるような講座をよろしくお願いします。
■継続は最大の力なのですが、マンネリが敵です。受講生のみなさんには常に刺激を与えていこうと思っています。
○「面倒がらずに辞書をひくことが語学上達への道」だとこれまで思ってきましたが必ずしもそうではないことを教えて頂きました。分からない単語は文脈から類推すること、やみくもに辞書に頼るのではなく勘を働かせることなどは勉強に限らず何かを学んでいく時に大切な姿勢ではないかと思います。(すぐに人を頼るのではなくまず自分の頭で考えてみる、という点において)
■ご理解いただきありがとうございます。訳をするときには英和辞書は頼りになる存在ですが、英語を英語のまま理解するには辞書をできるだけ引かない方がよいのです。多読中は、読書のリズムの妨げになるので、辞書を引かないよう指導していますが、辞書の利用自体を否定しているわけではないので、学校の試験の前や、和訳の課題などの場合には必要に応じて辞書を引くように、お子さんにはお伝えください。
○お恥ずかしい限りですが、本人の自学と理解が足りない。しかし、親が手とり足とりの勉強スタイルにはしたくない。どのようにしていけばよいのか。理解していない生徒の居残りテストなど。
■授業中は、いろいろ工夫して生徒のやる気を喚起していますが、強制的に勉強させる方法は、SEGではとっていません。本人がやる気を出せば、英語でも数学でも中学レベルをマスターするのにそんなに時間がかかるわけではありません。本人がやる気を出すまでじっくり待つしかないと思います。しかし、多読の授業中、本を読んでいない生徒はいないので、それほど心配される必要はないと思います。ある程度の本(YL3程度)が読めるまでには人によって差がありますが、いったん、そのレベルの本を読めるようになってからの多読の力はすごいものがあります。ですので、今は、心配しながらも、暖かくお子さんを見守ってあげていただきたいと思います。

Q6 . 今後SEGの英語に、何を期待されますか

○近視眼的な学習ではなく、精神的な成長に合わせて長期的な素養となる力をつけていただければ、と思います。
○やはり英語力の向上と大学入試にとらわれず総合的に英語がもっともっと好きになってほしいので楽しい授業にしてほしいです。
○さらに英語に興味を持たせるような指導をお願いします。短期留学やホームスティ先等の斡旋はして頂けないでしょうか。
■直接的な斡旋はいたしませんが、信頼できる業者や、SEGの先輩たちの行ったところの紹介はさせていただきます。
○本人が自分の英語力に自信をもてるような、レベルと気持ちに導いてほしいと思います。
○今は英語をどんどん中に入れているところだと思いますが(hearing, reading)今度は出すこと(writing, speaking)につながっていくようなLessonがあるととてもうれしいですし、是非クラス(授業)の中に、そういうことも取り入れてほしいと思っています。
○今でも十分ですが、自分から表現していく力もつけていただけたらと思います。
■中1は文法的な要素が中心のテキストでしたが、中2は、会話的な要素の強いテキストを用います。中2では、Native part の授業で、speaking, writing の指導もできるとおもいます。また、高1の後半から、Native partは、Writing 中心の授業となります。
○のびのびと長い目でみてもらえたらと思います。
■はい。SEG多読コースでは、1年間継続して同じ講師が担当し、長い目で指導させていただきます。また、学年進行時には、担任の先生がかわることもありますが、読書記録は、引き継ぎ、継続した指導ができる体制をとっています。保護者の方も長期的な視点でお子さんを見守っていただけるとありがたいと思います。
○多読に関してはどうぞこのままお願いします。
○子供は“分からない単語は文脈から類推する力”が弱いようです。これからどこまで授業についていけるか親としては不安もあります。そのような生徒でもどうかお見捨てなきようお願い申し上げます。
■日本語が読める生徒は、かならず英語も読めます。分からない単語を類推する力が弱くても、人の2倍読めば、必ず語彙は定着していきます。また、語彙は、Native part の授業でも教えます。どんな生徒に対しても、その子に応じた最適な道をお子さんと一緒に探して行きたいと思っていますので、ご安心ください。

3)中2の継続続受講生の保護者の方からの意見と回答


受講生12名中、4名の保護者の方からご意見をいただきました。

Q1. 中2多読クラスに通い、お子様の英語に対する興味が実際に高まったと思いますか
   また、保護者の方から見てどのような点でそのように思われましたか。

4:とても高まったと思う。
0:受講前よりも多少興味が高まったと思う。
0:受講前と変わらない。
0:受講前よりも英語を遠ざけるようになった7:とても高まったと思う。

(保護者の方のコメント)
○洋書を購入してきたり、中1の頃に比べ随分力がついてきていると思います。
○学校の授業やテストという受け身だけの形ではなく次はどの本を読もうか?などと英語に対する積極性が身についたように思います。
○様々なジャンルの本に興味を示し、次はこの本を読みたいと目標ができるようになった点。
 本のみならず、音楽も様々な曲を聴き、口ずさむようになった点。
○実際に本屋に行って、英語本を手に取り「これ読んでみたい」と言い出しておりますし、暇があれば借りてきた英語本を読んでいます。普段の日も、英語の勉強に費やす時間が他の教科に比べ長く、楽しそうに意欲的に取り組んでいます。
○自宅で本を手にして読むことに抵抗がない。

■中2になって、自分の好みの本を購入される生徒さんも増えてきました。「与えられたものを勉強する」から「自分で自分のために勉強する、楽しむ」と変化しつつあることはとても頼もしいと思っています。

Q2. 多読クラスに通い、実際に英語の力がついてきたと思いますか

3:受講前より英語力がかなりついたと思う。
1:受講前より英語力が多少ついたと思う。
0:受講前と変わらない。
0:受講前よりも英語力が落ちたと思う。

○具体的に実感出来る材料は特にありません。しかしながら潜在的実力になっていると思っています。
○学校のテスト(中間・期末・実力)などで英文を読む量が増えた時や出題形式が変わった時などでもスムーズに対応できました。又、英検準2級も特別な対策をしなくても受かりました。
○映画を観たり、音楽を聴いたり、自ら進んで耳で聞くだけではなく言葉にするようになってきた点です。
○SEGの先生や一緒に通う学校の友達の影響もあり、発音もよくなりました。また、私が見て、読みたくない難しい英語本でも普通に読んでいるようです。学校の期ごとの英語テストでもテストのための勉強をしなくてもPerfectに解答しているようです。何よりも英語が好きという気持ちが伝わってきます。


■英語のInput量が増えて、英語力が伸びてきた方が多いようで、何よりです。好きで読みつづければ、どんどん、試験の成績も伸びていくと思います。

Q3. ご質問、疑問点がありましたらご記入ください

○TOEICは受けてみた方がいいのでしょうか?
■TOEICは、ビジネス英語なので、中学生には不利な出題内容です。そのことを知った上で、力試しに受けてみるのは良いことだと思います。多読で英語力を伸ばした中学生で、中学段階で800点以上とった例もあります。
○長文・読解の定期的な試験を受けさせてみたいのですが、意味があることなのでしょうか?(大学まで続いている学校に通っていますが、すでに行きたい学部が決まっており、成績も良くなければ希望の学部の選択ができなくなりますので。
■読解の定期的な試験ということになると、駿台予備校などの模擬テストしかありません。学校の試験内容とよく似ていれば十分意味のあることだと思いますが、学校の試験内容とずれていれば意味が無いでしょう。医学部等に内部推薦でいく場合には、内申でかなり良い点数をとる必要がありますが、それには、学校の授業をきちんと聞くのが一番の対策だと思われます。 たいていの付属校では、高1からの成績しか加味されませんので、中学のうちはのんびりしていもよいのではないでしょうか? 特殊な事情がある場合には、会員相談室にぜひ個別に相談ください。


Q4. これまでの受講を終えての、保護者の方のご感想をお聞かせください

○グローバルな英語力という観点からとてもよい講座だと思います。ただ中2多読クラスは、土曜の5:30−8:30のみのですので、もう少し選択の余地があればと思います。
■中3の多読クラスは、「多読OC α」が標準クラスとなります。2007年度は3曜日に開講しますので、曜日の選択は増えます。
○多読をすることにより、英語の体力がついたように思います。春休み・夏休みなど時間に余裕がある時はたくさんの本が読め、本人も楽しいようです。逆に学校のテスト・宿題に追われるときは後回しになり、少々ムラのあるところが気になります。
■思った以上に、中高生はクラブや試験で忙しいようで、試験前に多読がおろそかになるのはやむをえないです。休み中などにたくさん読んでいればまったく心配ありません。
○話すという点ではまだまだ言葉に詰まることが多く、本人も大変苦労しているようですが、多読クラスという本からの導入という点で読書が大好きな娘にとって、ついていくのがやっととはいえ刺激的で今後につながるとても良いクラスだと思います。またMisa先生との相性もとても良く、これからも末永くお付き合い頂ければと思います。
■こちらこそ、末永くよろしくお願いいたします。
○本人が大学受験のためでなく、「英語の塾に通って英語を勉強したい」という気持ちから始めました。どんなに疲れていてもとても楽しい時間を塾で過ごしてくるようで親としては見ていてとてもほほえましいです。
■とても高い評価をいただきありがとうございます。

Q5 . 今後SEGの英語に、何を期待されますか

○SEGの英語は楽しいと言っております。英語嫌いにならず総合的な力をつけて頂けたらと思います。
○現状維持。
○海外に行っても普通に会話ができる能力を身に付けさせたい。もちろん文法もReadingも基準以上の力を持てるよう指導していっていただけたらと期待しています。

■期待にこたえるべく、講師・スタッフ一同頑張りたいと思います。

多読クラス保護者アンケートのトップページに行く                         (2006/12/24 文責 古川昭夫)

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