2012 SEG

2012 英語多読卒業生 合格体験記


多読選択は一番の成功
J. I.(筑駒高卒)
東京大学理科T類進学

中高時代の勉強法で一番成功したのは、英語の勉強法として多読を選んだことである。読みたい本を自由に読むことができるSEGの多読の環境は最高であった。古川先生に頼んで、『利己的な遺伝子』や、レヴィ・ストロース、マイケル・サンデルの本を教室用に買ってもらい、読んだのは良い思い出である。また高3の前半は木村哲也先生とともに東大の英語の教科書The Universe of English を読み進める授業だったが、この教材が非常に面白く、刺激的で、授業で扱わなかったところまで暇な時間に自分で読むほどであった。


多読で培った英語力
S. R.(開成高卒)
千葉大学医学部医学科進学

 英語は高1から多読の授業を受けていた。多読は半分授業、もう半分は本を読む時間だった。多読は簡単なものから始め、慣れてくると英語の小説も読めるようになった。英語の本は色々と揃っていて、僕は先生が選んだ本の他、『涼宮ハルヒの憂鬱』、『文学少女』などライトノベルの英訳版も借りて読みあさり、2次試験直前期までに、総語数約150万語を読んだ。多読の授業のおかげで英語は楽しく勉強でき、模試でも安定した点がとれる教科になっていて、センターの筆記は満点、2次でも相当稼げた。


多読のチカラ
Y. S.(海城高卒)
東京大学文科III類進学

 小6の終わりから高3の終わりまでの丸々6年間、高校受験をした中3の時も含めて多読クラスに通いました。小学生の時にも英会話教室などには通っていましたが、本格的に英語を学ぶのはSEGでの多読が初めてだったと思います。
 中1の頃の多読クラス自体にはあまり「勉強だ!」といったカタい雰囲気はなく、ユルい空気の中でのんびりと本を読んでいく、といった感じで、まったく苦ではありませんでした。その反面、知識を中心とした授業が少なかったため、多読による恩恵を学校の授業で感じることは、長文を読む機会が少なかった中学の時点ではあまりありませんでした。ただ、私は、公立中学から高校受験をしたので、高校受験の際、英語が得意科目にできたのは大きかったです。
 高校生になって長文を読む機会が増えた当初もあまり多読の恩恵は感じていませんでしたが、友達の話などを聞くうちに多読を続けていたことの意味を実感しました。例えば、友達いわく、長文を読むときには圧迫感を感じるらしいのですが、私自身は特に何も感じませんでした。少し面倒に思うくらいです。
 受験期になると、他の人は長文対策に時間をかけがちでしたが、私は英語に関しては語彙や文法をブラッシュアップするだけで対策は済んでいました。リスニングも、多読をする際に時折聞く読み上げCDや、SEGの授業内で行われていた英語の音読などで、気がついたら東大のリスニングで高得点をとれるまでに達していました。そのため貴重な時間の多くを、他の教科に回すことができました。
 絵や写真が多い簡単な英語の絵本からスタートするので、多読を始めるハードルは低いと思います。また、日本語訳されている本・される前の本を原典そのままで読むのにはある種の優越感があります。中2の時に“Magic Tree House”シリーズを、全て読み切ったのはいい思い出です。
 受験が終わったら、自分の興味がある専門分野の英語の本を読むことが楽しみになりました。多読を続けていてよかったです。


多読から私が得た物
G. T.(芝浦工大高卒)
慶應義塾大学経済学部経済学科進学

 私は高1の冬休みから高3の最後まで英語多読を続けました。英語の本を辞書も引かず、どんどん読んでいくというSEGの多読は英語力はもちろん、私の読書生活そのものも大きく変える契機となりました。これらと多読の魅力について書いていこうと思います。
今まで多読をしてきた中で一番印象に残っているのは、やはり初めて多読をした時です。まず戸惑う。私が学校で受けてきた英語教育は教科書の英文を和訳するだけのものだったので訳さず読むだけというスタイルには「これでいいのか?」という疑問がなかなか消えませんでした。しかし慣れというのは恐ろしい。始めて3、4日もすると頭の中でイチイチ訳さず、内容が英語のままスイスイ入ってくるようになりました。こうなるとまるで全快した人が旺盛に食べ始めるのと同じで、あれも読みたい、これも読みたい、とどんどん読みたくなります。加えて、本の表紙にその本の語数と難易度をおおよその数値で表したYLというものがあります。これらがあるので読んだ語数がどんどん増えていくのが目で確認できて楽しいし、次第にYLが上がっていくと自分の英語力がついてきたと実感できるわけです。こうした仕掛けのおかげで、楽しく多読が続けられました。
 また、そもそもの多読の醍醐味として、日本語だったらなかなか読めない、或いは読もうとすら考えないであろう本もどんどん積極的に読みにいけます。その前者の典型例が古典や文豪の作品であり、後者が幼稚園や小学校の子が読むような本。古典の場合、多読用に原作よりも簡潔にまとめた本があるので、わざわざ全訳した邦訳本よりもむしろ読みやすい。児童書の読みやすさも言うに及ばずです。例えば私が読んだ本の作者で言えばDickens, Shakespeare, Steinbeck, Twainなどなど。児童書も読んでみると意外に面白く、ジャンルや対象年齢にとらわれて本を色眼鏡で見ると、かえって損をするのだと知りました。
 多読をしていると私たちの住む社会について考えさせられる内容にもよく出会います。黒人への差別、貧富の差、独裁者やホロコーストなど、他にも色々ありますが読後に深く考えさせられました。特に黒人への差別は日本の中で取り上げられることが少ないので、題材を新鮮に感じました。
 高校にいる間中、多読のおかげで英語の読解力も伸び、私は無事に大学に合格することができました。受験では読みたい本もなかなか読めなくなる中、英語の勉強という名目で続けた多読は私の生活を潤してくれました。英語の本を読む体験は今までの自分に新しい視点をもたらすものであったし、これからも続けていきたいものです。


英語が楽しく上達
A. H.(雙葉高卒)
東京慈恵会医科大学医学部医学科進学

 私は中2からSEGの英語多読に通っていました。初めは、ただ英語の本をなんとなく読んでいるだけで本当に上達するのかと疑っていました。しかし、続けているといつの間にか長文読解は得意分野になり、それだけでなく文法や単語もラクに覚えられるようになりました。「勉強している」とあまり意識せずに、楽しく上達できるSEGに感動しました。


英語で小説が読めるように!
N. U.(お茶の水女子大附卒)
東京慈恵会医科大学医学部医学科進学

 たくさん本を読ませるタイプの英語の授業は初めてだったので、印象的でしたし、楽しかったです。お陰で、英語で小説を読めるようになりました〜。


苦手な長文が得意に
A. M.(暁星高卒)
東京慈恵会医科大学医学部医学科進学

 英語多読では宮下先生と古川先生にお世話になりました。二人の先生方のお陰で、英語を速く正確に読めるようになりましたし、苦手だった長文問題に自信を持てるまでになりました。多読で培った英語力をもとに、大学院では、ぜひアメリカに留学したいと思っています。


多読で厚い本も自在に
C. M.(都立武蔵野北高卒)
上智大学文学部英文学科進学

 初めは、本当に簡単な本から始めたのが、今では長めの、レベルも上がった本を読めるようになり、とても嬉しいです。分からない単語があっても飛ばして読むという感覚がとても身につきました。また、リスニングにおいても、毎回の授業でのリスニング問題やシャドーイングで、自然と身につけることができました。SEGは周りの人達のレベルも高く、それでいて、直前期になっても楽しい雰囲気はなくならず、皆で頑張れることができ、とても良かったです。先生方もとても素晴らしくて、日頃の声かけをあたたかくしてくださり、アドバイスも的確で励みになりました。


多読で英語が好きに
Y. Y.(開成高卒)
東京医科歯科大学医学部医学科進学

正直、高3の春から多読を始めた時は、自分に合うか、高3からで間に合うのか、とても不安でした。しかし、そんなものは杞憂だったのです。思いきって多読を始めて良かった、本当にそう思います。英語が好きになれました。成績も、つられるように上がってきました。やはり、英語と共に時を過ごし、好きになることが大事です。


多読授業は画期的
K. Y.(開成高卒)
早稲田大学創造理工学部建築学科進学

 SEGの多読教室は洋書がずらり並ぶ、いわば外国の図書館のようでした。また、個人のリクエストに応えて先生が本を選んでくれ、好きな本を好きなように読み、しかも英語力が上がるという画期的なものでした。特に好きだったのが、OrwellのAnimal Farm, 1984 でした。名作を原作の味で楽しめたのはあたかも、自分が英国人になったかのように感慨深いものでした。英語力の向上だけではなく、同時に読書の楽しさを教えてもらったSEGでの3年間は、本当にかけがえのないものだったと思います。今まで、本当にありがとうございました。


英語への抵抗が無くなる多読クラス
K. I.(海城高卒)
千葉大学医学部医学科進学

僕は中3から高2まで多読の授業に通っていて、英語の本を読んだり、ネイティブの先生と会話したり、プレゼンしたりする授業を通じ、受験勉強の中で英語に対する抵抗が全くなくなり、スムーズに勉強できました。SEGは他の予備校と違い、大学受験後の先を見据えた授業を行なっていると思います。


多読の授業は、この先ずっと役に立つもの
Y. S.(学芸大附属高卒)
早稲田大学商学部商学科進学

私は高2の4月から約2年間SEGの多読クラスを受講していました。英語の本を読むことも初めてで、最初はこれで英語の力がつくのかなと半信半疑でしたが、先生方が多読の活用法を教えてくださったり、クラスのみんなと英語でディベートしていたりするうちに、確実に前より英語に慣れてきたなぁと感じるようになりました。1クラスの人数が少ないので、他の塾に比べてアットホームだし、先生方が一人ひとりを丁寧にサポートしてくださるので、とても居心地が良かったです。そして何よりも多読の授業は大学受験のためだけのものではなく、この先ずっと役に立つものばかりでした。


自分でも驚く英語力の向上
T. N.(成城学園高卒)
慶應義塾大学法学部政治学科進学

SEGの自由な感じが私にはとても合っていました。受験一色に染まらない授業は最高でした。私が入試直前でも、あせらず心に余裕を持ち続けることができたのは、そんなSEGのお陰です。また、ただ自由であるというだけでないのが、SEGの本当にすごいところでした。気づくと大きく向上じている自分の英語能力に度々驚かされたのがとても印象に残っています。


多読は役にたつ!
R. I.(都立国際高卒)
上智大学法学部国際関係法学科進学

Peanut の単語もきちんと読めなかった中1春期講習。簡単な本から少しずつ難しい本へと読み進め、楽しみながら英語の本に触れていくうちに、高3では、 Gossip Girl , Harry Potter も読めるようになった。また木村哲也先生には、高3の時、課外に論文指導もしていただき、ありがとうございました。将来の夢へ一歩近づくことができました。6年間、本当にありがとうございました。


双方向のNativeの授業
S. M.(筑駒高卒)
東京大学文科T類進学

高2の時に多読を1年間受講したが、まず授業の形態が自分の思い描いたものと全く異なることに驚いた。All Englishというのは知っていたが、非常に双方向性の強い授業が展開され、先生から生徒へという片方向の塾のイメージが崩れ去った。内容も非常にバラエティー豊かで興味をそそられるものばかりだった。多読も1年で120万語達成して力が大きく伸びたと実感した。あと、忘れてはならないのは、塾長(古川昭夫先生)の親しみやすさだろうか。あれほど話しかけやすい塾長は都内のどこを探してもそう簡単には見つかるまい。


先生と生徒の距離が近いのが特徴
K. K.(光塩女子高卒)
学習院大学文学部心理学科進学

多読授業は、少人数制のため、先生と生徒の距離が大変近く、最後まで一人ひとりに温かいサポートをしてくださいました。また、生徒同士もすぐうちとけて、お互いに励まし合える仲間ができました。SEGでの出来事、習ったことは私の財産です。今まで本当にお世話になりました。特に、宮下先生、古川先生には、ありがとうございますの気持ちでいっぱいです。


楽しんでいるうちに英語が得点源に
E. Y.(豊島岡女子高卒)
東京工業大学第7類進学

私は中1の頃から英語が苦手でしたが、高1から始めた多読はとても面白くて、楽しんでいるうちに、英語を得点源にすることができました。


私の英語克服法
K. N.(武蔵高卒)
東京工業大学第5類進学

英語を苦手とする多くの人はそもそも英語を前にすると大概長く集中が続かず、勉強以前の問題であることが多いです。そして、自分もこれに漏れずいわゆる「英語アレルギー」持ちでした。そんな中、自分が母に勧められ受講し始めたのが「多読」でした。
一番最初は春期講習のコースからで、ただ読むだけという授業内容に戸惑いつつ、まぁ何もしないよりはマシだろうかという認識で始めました。当然「英語アレルギー」はそれだけ、つまり席に座って読んでいるだけでも苦痛なのですが、他にすることもないのでCDの音声をペースメーカーにしながらうつらうつらとどうにか授業時間を過ごしていました。
その後、春期でこれならどうにかと思った自分は1学期から実際に授業に参加します。そして、その効果が感じられるようになったのは、夏も半ば過ぎた頃でした。精々300wordsの簡単な文章をSEGに来たときにだけ授業時間内に読み漁っていただけなのですが、学校の夏の英語の課題の長文に対する抵抗が以前に比べ非常に少なくなっていたのです。その時から自分は「多読」という学習に、自分の受験における英語という科目を賭けてみようと決心したのです。
以来、2年弱の多読学習を行いました。そして、その結果センター試験で満足のいく英語の点数を得、東京工業大学にAO入試にて無事合格する運びとなりました。


多読で本当に読めるようになる!
R. S.(早稲田実業高卒)
早稲田大学政治経済学部政治学科進学

中1から高3までお世話になりました。多読教室の雰囲気は和やかでのびのびとしていました。その中で自分のペースで多読が進められて、英文に楽しく触れることができました。Vampireものの小説を多数読んだのが懐かしいです。

多読に感謝!
A. K.(芝浦工大高卒)
国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科進学

SEGでは、何より多くの友人と出会えたことに感謝しています。もちろん、肝心な授業も非常に質が高く、英語力を伸ばすだけでなく、哲学や芸術に関する教養も身につけることができました。


多読は効率的
S. A.(学芸大附属高卒)
東北大学医学部医学科進学

SEGの多読教室には、マンガも揃っていて、僕は、暇な時は早目に教室にきて英語マンガの多読をしていました。多読で楽しく効率よく英語力を伸ばせたと思います。


英語は苦労しらず
K. I.(麻布高卒)
早稲田大学法学部進学

多読のお陰で英語に苦労することは基本的にありませんでした。

SEGが多読とAll English の授業をスタートしてから6年が経ちました。その1期生である、2012年卒業生の声を紹介します。