2008 SEG

中3多読クラスのACEテスト、全国の高3平均を50点上回る

SEGの多読コースでは、英語の力は「初見の英文をどう理解できるか?」で判定されるべきだと考えています。
授業内容に沿った試験で良い点をとっても、授業でやったことのない英文が理解できないのでは、本当の実力とはいえないからです。
この試験Policyに沿って、年2〜3回、外部試験を全受講生対象に実施し、伸びを測定し、弱点が発見されればカリキュラムを微調整
しています。

ACEは、桐原書店・三省堂が中心となって作っているNPO 英語運用能力評価協会(ELPA)が主催する、
高校生・大学生対象の900点満点のTOEIC形式(英問英答記号式)の英語力判定試験です。
前期・後期と年2回受験可能で、毎回1万人以上の高校生が受験しています。英検での取得級との対応は、ほぼ次の様になっています。
英検の級 2級 準2級 3級 4級 5級
ACE受験者の英検取得者の平均点 692 547 486 441 430


受験者全員および上位27%(いわゆる進学校生の英語が平均以上の生徒)の学年別平均点は次の通りです。
(試験番号 A0287 )

高1全体 高1上位 高2全体 高2上位 高3全体 高3上位
総合(900) 449 528 448 560 477 602
語彙(150) 72 84 72 92 78 102
文法(150) 74 86 74 95 79 103
リーディング(300) 144 180 142 190 155 210
リスニング(300) 160 186 160 193 165 200

この結果と、SEGの多読クラスのスコアを比較すると次のようになります。

全国
高3
下位27%
全国
高3
平均
全国
高3
上位27%
SEG多読
中2
下位27%
SEG多読
中2
全体
SEG多読
中2
上位27%
SEG多読
OCβ
全体
SEG多読
OW
全体
総合(900) 370 477 602 415(+45) 527(+50) 671(+69) 704(+102) 862(+260)
語彙(150) 57 78 102 65(+8) 80(+2) 101(-1) 103(+1) 150(+48)
文法(150) 59 79 103 62(+3) 76(-3) 94(-9) 101(-2) 136(+33)
リーディング(300) 108 155 210 127(+19) 175(+20) 232(+22) 244(+34) 293(+83)
リスニング(300) 133 165 200 162(+29) 196(+31) 244(+44) 256(+56) 283(+83)

中2多読クラスと、ACE受験者高3生を比較すると、総合点で、上位・中位・下位どの層でも、SEG中2生の方が10%以上高いスコアを出しています。
全体でも、上位27%%、下位27%ののいずれをみても。語彙・文法は高3並、リスニング・リーディングは、高3生をはるかに上回る高いスコアとなりました。

また、、中3・高1の多読OCβでは、高3の上位平均をはるかに上回る得点となり、高1・高2の多読OWクラスでは、ほぼ満点という結果になりました。

多読で、読める本のレベルが上がり、速く読めるようになるだけでなく、内容理解もより正確となることが全国の高校生の参加する統一試験でも示されました。

多読クラスを本格的に中1から開講した初年度である、現中2生がまた、来年中3になってどれだけ力を伸ばすかが楽しみです。

(2008/02/14 文責 古川昭夫)

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