前半はGeorginaが従兄妹達に次第に心を開いてく様子を描く。
それはそれなりに面白いストーリーではあるのだけれど、胸躍る冒険を期待して読み始めると少し大変かもしれない。
宝探しになる後半は、他の方が絶賛しているとおり。
ちょっと都合よく運びすぎてるんじゃないか、と思わせるような展開も少なくないし、長男・次男・末娘・一人っ子の性格設定もステレオタイプのような気もするけれど、かえって容易に読み進むことができるのでマイナス要因にはならないは思う。
でも、挿絵が無いのは寂しかったりする……。
宝の地図が出てくるまでは、一体どういう話になるのかよくわかりませんでしたが、後半は怒涛の展開!ハラハラドキドキの連続で、もう止められません。一気に読み終わりました。
4/5くらいまでは平坦すぎるほど平坦なストーリーで、読んでいてどうしようかと思ってしまいました。
ラスト1/5の盛り上がりは素晴らしいものがあります。諦めないで読んで良かったと言う1冊でした。
冒険小説の児童書は初めてでしたが、おもしろかったです。
悪い大人たちが出てきたときは、どうやって脱出するのか
ハラハラドキドキしながらページをめくりました。
挿絵のないものを読んだので、途中ページをめくるのが
つらいときもありましたが、平易な英語に助けられました。
大げさに言うと古き良き時代の子供たち。親の言いつけは守り、1日を一生懸命に生きる!いいですね、こういうの。
英語もとても分かりやすく厚さが信じられないくらいすらすらと読めてしまいます。
でも知り合いのイギリス人いわく「面白かもしれないけど絶対書いてあることしゃべらないほうがいいよ。Gollyなんて言ったら笑われちゃうよ」ですって。70-80年代にはやった話言葉らしいです。かなり古臭いらしい。。。
小島に立つ廃墟の古城。Scotlandの写真でみたイメージが浮かんだ。祖先の古城を相続しているが、取り立てて価値がなく、家族を思いやっても、あまり収入がないのでイライラしている父親がいる。こんなイトコの家に遊びにきた3兄弟妹は、気難しいイトコとだんだん親しくなって、古城探検を行う。さて、おたちあい、そこに現れいでしは、...。親との葛藤、友情、冒険、危険。気楽に読んで行けて、ページもどんどん進む。レベル4が苦しい時に読んで、この本で助かった。
Allyさんのレビューのとおり、子供たちは基本的に素直で前向きで負けん気で、ちょっといい子すぎるなぁという気がしないでもないんですが、彼等のはしゃぎぶりを読んでる内に好きになってしましたした。
ただ、末っ子の不用意な口は、この作品には必要とはいえ、自分の妹だったら、悪意がないだけに、ちょとつれて歩くきたくないかな。
英語はわかりやすく、こどもたちの弾むこころと興奮が味わえて、よかったと思います。
全21巻、読み通したい気もするけれど、飽きそうでもあり、ちょっと不安。
とはいえ、この巻は文句なく面白いので、誤解なきよう。
それにしても、二組の両親はいずれもよくあるタイプで、その葛藤も物語に通底している気がして、2巻目以降が楽しみです、
こーーーーんなにたくさん、絶賛する人が多い中で、非常に恐縮なのですが、「まぁまぁ」という感想です。読み終わるまでにも、すごく時間がかかってしまいました。「良い子のための冒険小説」という印象でした。登場人物があまりにも素直で、無邪気で、好きになれませんでした。でも、英語は読み易かったです。
小難しいことは抜きにして、純粋に楽しめました。そう言えば、自分の少年時代は「少年探偵団シリーズ」を死ぬほど読んでたなあ。その中でもやたら秘密の洞窟とか無人島とか出てたよなあ。そんなもんどこにあるのか知らんけど...
古今東西、少年少女ものは共通する要素があるのでしょう。イギリスは島国なだけに、その辺の冒険設定が、同じ島国の日本と似て来るのでしょうか
いつでも海で遊べる環境がうらやましい~!!
最初の90ページは、冒険がなかなか進まず、
ちょっとじれてしまいましたが、
その後は、どんどん話が展開していくので最後まで楽しめました。
60年も前の本とは思えないほど子供達も個性的でした。