長い長い冬の話で1冊。
雪嵐が何日も続き、閉じ込められる不安、
都会から遠く離れた町で食料や燃料が無くなりそうな不安。
ローラもPaも(もちろん家族みんなも)あまりにつらそうで、読むのが辛かった。
でも先が気になって、ページをめくる手が止まらない、
そんな1冊でした。
今までのシリーズもそうでしたが、家族を思いやる気持ち、
隣人を思いやる気持ちが伝わる本です。
Little Houseシリーズの6巻目。冬の期間の牛達の食料としてHayを準備する。LauraもPaの手伝いをする。そして秋になった。ある朝目覚めたら、外はBlizzardだ。Maが、OctoberでBlizzardなんて聞いたことがないわ、と驚く。Long Winterの始まりだ。
冬を過ごすために、HomesteadのClaim ShantyからDe Smetの町に移る。Laura達は学校に行くが、Blizzardが吹くと、学校が休校になる。長い冬のため、どこにも出られず、頼みの鉄道も雪のため、不通となり、段々と食料やCoalが底をついてくる。
とても厳しい冬の間、一家で助け合って生活をするLaura達。読んでいて、速く春にならないものかと何度も思った。(Full-color Collector's Edition ISBN: 0060581859)
ある日、インディアンが町にやってきて長く厳しい冬が来ると町の人々に警告しました。
父さんは野生動物の行動をみて、何か気候がおかしいことに気づきローラの一家は、
払い下げ農地から町へと引っ越します。そしてインディアンの言ったとうり長く厳しい
冬が訪れ、鉄道が止まり町は孤立、食料も燃料も不足し始めます。
町の人々はこの長い冬をどうやって乗り切ったのでしょうか。
寒さやブリザードについての表現が繰り返し出てきます。