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Sweet Golden Parachute, The | ||||||
David Handler | ||||||
この本を購入する |
YL(平均) | 8.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | Berger and Mitry 5 |
総語数 | 88,010語 (出版社提供) |
その他詳細項目 | |
出版社/St. Martin's Press,
種類/一般,
ジャンル/Fiction:恋愛 , 推理物,
総ページ/294ページ,
メディア/書籍:ISBN 9780312342111(031234211X) ( 絶版 ),
言語/English,
価格/23.95 US$,
サイズ/,
縦mm×
横mm
厚みmm
重さg,
装丁/ハードカバー,
主対象年齢/大人,
初版発行年/2006,
備考/ |
|
音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:「ゴールデン・パラシュート」 備考:デイヴィッド・ハンドラー、講談社文庫、2012年 |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):7.0 ~ 9.0 |
ミッチとデスが別れたといううわさがドーセットを駆け巡っている。デスが駐在巡査をやめるのではないかと心配する人もいる。実際はミッチがデスにプロポーズし、デスが考え中なのだが、二人ともさまざまな知り合いに「別れたんだって?」と言われている。
ミッチは友達Peck一族のRut老にJustineという少女の書いた小説を読んでみるよう頼まれる。彼女の父Milo Kershawのせいで元大使のVickerは死んだと、大使の娘Claudiaは思っている。Claudiaの息子とJustineは付き合っている。 StevieとDonnieの兄弟(Justineの兄たち)のが出所してすぐに、Claudiaの母Poochie(亡き大使の妻)が「お父様に買ってもらったの」と言っている、年代物のメルセデスが盗まれる。錠をかけずに家の前に止めておくのが、いつもの習慣だ。その時価は、一戸建ての家並み。 StevieとDonnieの兄弟が疑われる。2人の父Miloは常に2人をぼろくそに言っており(Justineは言い返せるので平気)、脅えた者が一番危険だとデスは思っているからだ。Poochieは認知症か何かが入っているらしく(20年以上も医者にかかっておらず、診察を拒否するため詳しくは不明)、その上エキセントリックな性格なので、「誰かがドライブに借りたのよ。明日の朝には返ってくるわ」としか言わない。 一方、ミッチが読んだJustineの作品は「She'll do ya」というタイトルで、兄弟(複数)に強姦された上、町中の少年を相手に売春をさせられて、聖職者や教師、裁判官までもが知るとただ単に客に加わった、というもの。StevieとDonnieにとっては不利な内容だが、真実みがとてもあった。 Golden parachuteというのは失業保険のようです。【柊】 |